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痰が出る咳と出ない咳【オススメ市販薬】

こんばんわ、咳は長引くタイプのケイタです。


今日はこのご時世難しい内容ですが、「から咳」の市販薬解説です。


早目に処置しないと「かぜ喘息」になる可能性もあるので、拗らせないように早く処置しないといけないんです。


ではいきましょう。


▼咳の種類


咳には種類があります。


細かく分けると増えますが、ざっくり分けると2つ。


・痰が出る咳
・痰が出ない咳


カンタンですね。


そして止めて良い咳と止めない方が良い咳もあります。


止めて良い   →痰が出ない咳
止めない方が良い→痰が出る咳


原則としては上記の通りです。


下痢と似ていますが、要は身体が何かを出そうとしているのに止めるのは良く無い…というのが最近の考え方です。


で、止めて良いのは出すもの(痰)がない咳、乾燥性の咳(から咳)です。



▼乾燥性の咳


乾燥性の咳は特徴があります。


・突然咳き込み止まらない
・寝る前に咳き込む


から咳は「痰が出れば止まる」という訳でもないため、かなり苦しい症状です。


▼長引く咳に注意


通常だと1週間、咳が残ってしまった状態でもせいぜい3週間が風邪症状で出る咳ですが、それ以上だと風邪ではない可能性があります。


・気管支炎
・気管支喘息
・逆流性食道炎
・肺がん
・間質性肺炎
・副鼻腔炎


他にもありますが、数週間経っても止まらないのなら受診してください。


▼麦門冬湯


から咳の漢方薬といえば、麦門冬湯です。



主に気管支を潤す働きがあります。


乾燥した気管支を潤し咳を止め、炎症を鎮めていく漢方薬です。


漢方薬なので証(体質)の問題がありますが、比較的どなたでも効き目が出るのも嬉しいところ(一応、実証向けの漢方薬です)。


そのまま服用してもいいですが、ぬるま湯に溶かして服用するとよく効きます。


数日試して効くのなら合っています。次からもから咳の時は麦門冬湯を使ってください。


から咳の第一推奨です。



▼清肺湯


一応、痰が出る方の漢方薬も。


清肺湯という漢方薬ですが、漢方薬として置いているドラッグストアは少ないかも。


ダスモックという製品名で小林製薬から出ているので、これを使ってください。


小林製薬がタバコを吸う方向けに出した製品ですが、そんな事知ったこっちゃありません。これは清肺湯という漢方薬です。


粘性の高い痰が絡んでついつい咳をしてしまう…という方にピッタリです。


▼咳止め薬は使うべき?


と、ここまで話して「咳止め薬は?」と思われた方も多いと思います。


シロップタイプや錠剤カプセルと色々なものがありますが、いずれも喉に効くのではなく「脳に作用し咳を出す信号を止める」という薬です。


麻薬性の成分であるため、「治す」のではなく「問題の先送り」の側面が強い薬です。


連用や過量摂取で中毒にもなるため、店頭では購入制限も決められているため、僕はオススメしません。


どうせ使うなら問題を解決に導くような成分をオススメします。




ではまた。



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