
『46歳のワナビ(ラノベ作家志望者)』という救いがたい負のワード。
矛盾だらけで突っ走ってますが、何か(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。月一ペースになりつつある上、僕如きが有料で記事を書いたところで見向きもされないことが分かったので、先月の記事は無料にしました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて。タイトルの話なんですが、先月末当たりからこっち、ラノベを書いてます。
のっけから物騒な話で恐縮なんですが、精神の病気のせいもあり、かなり真面目に『死にたい』と思いまして。周囲の関係者にお別れのメールを書こうとしていた寸前程度にはシリアスでした。
そこで、ほぼ奇跡的に『こなくそ!』と言う反骨心が湧き上がってきまして、だったらこの心境をネタに、一つ作品を書いてやれ! と思ったんですよ。
早速テーマを決め、プロットを作成。当初は一般の文学賞狙いだったのですが、試しに概要を読ませた知人が、「これはラノベ向きだ」と言うので、じゃあ、と思って「ラノベ用に」プロットを直し、早速書き始めました。
その知人の協力もあり、短編作が9割方出来上がりました。ただし、短編ラノベを受け付けているのは、電撃文庫のみ。しかも締め切りが来年4月。長いです。
その短編バージョンには、規定枚数の都合で端折った伏線等がございまして、どうせ時間があるなら、日々の己の精神状態とまず相談ですが、無敵の無職なんですし、それらを全部回収して、長くしてしまえ! と思い至り、魔改造開始。プロットの根底から改訂し、本文もほぼイチから書き直しに。
なんやかんやがございまして、今現在は、仮にプロットを全部書ききった場合の枚数が規定の最低限だと仮定した場合、7割強ぐらいが書けました。現実はそんなことないんですけどね。
ただ、一度でも創作をされた方ならお分かりかと思いますが、初稿が上がってからがむしろスタートラインです。
厳密な意味での『ラノベ』を書くのは、実に11年ぶりのことです。率直に白状して、11年前は大失敗しました。逐一上げて行きゃあキリがないほど、作法からマインドセットの段階から、トータルで間違えてました。
その作品、20年前の元上司に読んでもらったのですが、心が折れるどころか、粉みじんになるまでダメ出しを食らい、「ああ、俺にラノベの才能はないんだ」と、まあぶっちゃけりゃしょげてたわけですよ。
それから11年。僕なりに、もう6年ほど前になりますが、某シナリオ養成所に2年間通って、「イロハのイ」から作法を勉強したりもしましたが、それで傲るつもりも毛頭ないです。
「それしか能がないから、やる」んであって、かつ、なんだかんだでやっぱり「書く」ことそのものが楽しいンですよ(故・小池一夫せンせい風に)。
かつての(同年代の)同業者の皆様は、既にいっぱしのラノベ作家になられた方がほとんどです。遅れること10年以上。ブランクもあります。ロートルだという自覚もあります。
でも、大変手垢にまみれた言葉で恐縮ですが、「やらずに後悔するより、やって後悔する方がいい」ってことで、ひとつ。
俺達の戦いはこれからだ!(打ち切りバトルマンガ風に)
んじゃまた。
いいなと思ったら応援しよう!
