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1000文字で、信頼関係をつくるのに大切な2つの強み(VIA-IS)
■わかりにくい強みは、対話すると見つけやすい
VIA-ISに定義されている人格徳性的強みは24個。
24個全てをほぼ全ての人が備えていて、測定して順位を出した結果24位になった強みも弱みではなく強みと考えられている。
さらに特徴的なのは、強みを使えば使うほどいいのではなく、過剰使用という捉え方があり、大切なのは適正に発揮することだと考えられていることだ。
この辺りもVIAの強みをわかりにくくしているかな、と思うが、不思議なことに、対話してみると、程よさは人それぞれで、確かに、誰もが24個の強みを備えていると感じられることだ。
■居酒屋で注文するとき、社会的知性と誠実さはどう影響する?
運営メンバーとして参加している強みの対話会では、現在、2つの強みと、その強みを考えるきっかけのシチュエーションを設定している。
先日ファシリテーターを務めた対話会では、「社会的知性(人間性の美徳)」と「誠実さ(勇気の美徳)」を取り上げて、「これから仲良くなりたい学び仲間4人で初めて居酒屋に行って注文するとき」という設定で対話をしてみた。
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場に相応しい振る舞いをしようとする「社会的知性」と
自分にも相手にも正直であることを求める「誠実さ」。
一見すると、どちらかを優先すると片方を押さえなければならないような強みに見えて、両方を発揮するのは難しそうだが、果たしてそうだろうか?
ポイントは「これから仲良くなりたい同士」というところだ。
きっと、いろいろな思いが頭を巡っている。
みんなのことを知りたい
自分のことも知って欲しい
どのくらいのスピードで?
どのくらいの距離感で?
そうすると、自ずと、社会的知性と誠実さが出番を譲り合いつつ、表に出つつして、程よくブレンドしながら振る舞っている。
サラダどれにする?
〇〇さんも何か頼もうよ
わたし、コレが食べたいな
どんなタイミングで、どんな発言をするのかに、その人の程よさが潜んでいる。
程よさは人それぞれなんだなと実感できる時間でもあった。
■信頼関係に不可欠な強み
対話の終盤で大きな気づきがあった。
仕事で、お客様とお互いに信頼できる関係になれたときには、社会的知性の「相手を安心させる方法を知っている」という特徴を、誠実さで実現していたのだ。
信頼し合える人間関係を構築するには、社会的知性と誠実さは不可欠な要素であると同時に、程よく振る舞うために、この二つを知っていることはとても効果的だと思った。
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