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【生協プロジェクト -後編-】佐藤大輔ゼミ生が地方創生に本気で取り組んでみた!

こんにちは、佐藤大輔ゼミ編集部です。
今回は佐藤大輔ゼミ内でも大型のプロジェクトを進めている「生協プロジェクト」について紹介します。
筆者もこのプロジェクト出身ということでとても楽しみです!

前編ではどんなイベントを開くのか、企業や市との協力で大変だったことなどお聞きしました。
前編はこちら

後編では、そんな大きなプロジェクトを進めているメンバーはどんな人たちがいるのか根掘り葉掘り聞いていこうと思います。

では、どうぞ。

1. 受け継がれる「話し合う会議体」

ー では、生協プロジェクトのメンバー構成について教えてください。

生協プロジェクトのメンバー構成

20期(3年生)と21期(2年生)で構成されていて、各学年3人、全員で6人のメンバー構成になります。

男女比は1:1ですね。

ー そんな少ない人たちで構成されているんですね。そうなると一人一人のタスクが大きいと思うのですが、それぞれの役割を教えてください。

僕が全体のリーダーではありますが、小さなイベントごとに後輩たちにリーダーを任せていました。

自分目線で言うと、リーダーは全体把握が必要だと思っていたので、自分が全てのタスクに関わると言うより、タスクをみんなに振り分けながら進めています。

後輩が何が得意なのかもわからなかったので、確認するためにも小さい仕事からお願いしていましたね。

同期のみいなは「食プロジェクト」も兼任しているので、大きなタスクは降らず、要所要所で手伝ってもらうという感じでした。

もう一人の同期の圭成には、大きめのタスクを振ってメンバーの一人としてとても活躍してくれています。

ー 後輩の成長に焦点を当てた組織運営ですね。その結果、何か得られましたか?

今では必要なことを自分で考えて動いてくれるようになったので、とても成長していると思います。

サポート中心だった仕事から大きなタスクをこなせるようになっています。
誰もがそうですが、最初は誰でもできる仕事を一生懸命やっていた時と比べると、見違えるほどの成長なんじゃないですかね。

ー 会議などはどのように進めているんですか?

個人的に去年の生協プロジェクトの「対立する意見をしっかりと話し合って両者が納得する状態」のディスカッションが理想的でした。

でも、今年は「ホテルと協力した魅力発信インターン旅行」ではなく、「芦別市と協力した魅力発信インターン旅行」と規模も大きくなり、タスクも多くなるので、僕が理想とするディスカッションは効率が悪いんですね。

なので、大枠となる内容は全員で議論し、その後はメンバー2人のチームで詳細を決めていき、後に全体共有するという会議体にしました。

もちろん、意見が対立する時はしっかり話し合うことから逃れていません。
去年の良いところはしっかり受け継がれています(笑)。

ー なんだか照れ臭いですね(笑)。

2. 全ては成功のための「必要な大変さ」

ー とても順調に進んでいると思いますが、チームの中で大変なことはありましたか?

自分の話から始めると、プロジェクトはもちろん、自分の会社やアルバイトなどでキャパオーバー気味で、セルフマネジメントが大変ですね。

締切などは守ろうとしていますが、どこか適当になってしまうことがあって、本当にそれは後輩たちがしっかり仕事をしてくれるので助かっている部分はあります。

同期のみいなは生協のメンバーでもあり、「食プロジェクト」のリーダーでもあります。
食プロが大変な時があって、自分も徹夜で頑張ろうと思えるようになったこともあります。

大変なことはたくさんありますが、同期や後輩相互に助けて、助けられていますね。

優秀なメンバーのおかげでチームメンバーに不満はありません。
今思うと、チームマネジメントで悩んだことはないですね(笑)。

ー 私たちがいなくなった後、少し心配していたのですが、全く問題なさそうですね…むしろ順調!

そうですね(笑)。
強いてあげるなら、テレアポの時ですかね。
テレアポなんて皆んな経験したことなかったので、1から練習もしましたし、企業から怒られることもありました。

あとは、毎回日程を合わせて芦別にいくのが遠くて大変だったくらいですかね。

大変だと思うことはたくさんありますが、「無駄な大変さ」は一つも無いです。
全部、プロジェクトを成功させるための「必要な大変さ」でした。

力強く語る平賀陵一さん

3. 現場で養う「相手のニーズを汲み取る力」

ー プロジェクトメンバー全員が成長しているように感じましたが、企業との関わりは大きいものだったでしょうか?

そうですね。
全員、スキルアップはしていると思います。
リーダーとしてもメンバーの成長は嬉しいですし、自分のやる気にもつながっていますね。

数多くの企業と関わることで、社会的マナーが身についたことはもちろん、プレゼン能力や相手の需要を見つける力など身についていますね。

ー 相手の需要を見つける力ですか。

相手の本当に欲しいものを見つける力とも言えますね。

よく「企画したい!」という学生が多いと思いますが、それは本人が気付いていないだけで結構独りよがりな企画が多いです。

メンバーの成長がとても嬉しい平賀陵一さん

生協プロジェクトはお金も動きますから、企業や自治体もそこはシビアです。
そういった中で活動していると自ずと、相手が本当に欲しいものは何かを考え、提案する力が身に付いているんだと思います。

ー なるほど、とてもわかりやすいです。社会人にまさしく必要な力ですね。

4. 未来の後輩たちへ

ー 最後にどんな人に生協プロジェクトが向いているか、何かあれば教えてください。

正直、誰でもいいですね(笑)。
これは適当ってことじゃ無いですよ。
大学生に能力の差なんてあまりないと思うので、誰でもやっていけると思うという意味です。

僕の話で言うと、今まで自分がそう思って頑張ってきたのでただの北海学園卒で終わりたくない人が良いですね。

こういうことをやってきました!って言える状態にしたい人とか、樽商や北大に悔しい思いのある人のような熱量があると個人的には嬉しいです。

まぁ、僕は近々いなくなるので幅広く野心のある人に来て欲しいですね。

ー ありがとうございます!野心あるメンバーがある待っているからこそ、今の大型プロジェクトが作られていってるんだなぁと思いました。
大型コンペの開催、頑張ってください!

コンペの成功願ってます!

ありがとうございます!
絶対成功させます!

まとめ

なんだか大きなプロジェクトになっているし、メンバーの成長機会も与えているし、知らない間に良い意味でとんでもないことになっていました。

そんな後輩たちを見て、少し寂しい反面、嬉しかったり…
このインタビューはとても刺激的なりますね。

他にも面白いプロジェクトがたくさんあるので、ぜひ見てみてください!
ありがとうございました!

前編はこちら


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