【奥本 雅也 -前編-】未来の安定を求め、変化し続けた3年間
こんにちは。
今回は、佐藤大輔ゼミ19期(4年生)の奥本雅也さんにインタビューをしました。
生協プロジェクトのリーダーとして、チームを引っ張ってきた雅也さん。
超安定志向な雅也さんが、あえて変化が激しい大輔ゼミに入った理由やゼミでの思い出、さらには就職活動について包み隠さず赤裸々に語っていただきました!
1. コロナと1つの映画が与えてくれた就職活動への漠然とした危機感
ー 今日はありがとうございます。では、まず最初に大輔ゼミに入ろうと思ったきっかけを教えてください!
大きなきっかけはコロナが流行ったことで大学に通えなくて、毎日ゲームをしていた状況に不安を感じた事ですかね。
ー 受験生だった頃はまさか大学に通えなくなるなんて想像もしていませんでしたよね。ゲーム三昧の日々に不安を感じたきっかけは何かありますか?
たまたま見た「何者」という映画がきっかけだったんです。
朝井リョウさんが原作を書いているもので、就活がテーマの映画でした。
その中で、普通の大学生から留学経験者まで様々な学生が集まって就活を頑張るという内容なのですが、徐々にその仲が崩れていくんです。
映画の中で就活で苦しむ学生たちを見て、「自分もこうなってしまうのではないか…」という大きな不安を感じるようになりました。
「これではいけない。何か大学生活で残さなければ。」と強く思うようになりましたね。
ー 何かを残すと言ってもゼミ以外に選択肢はあるし、ゼミの中でも様々な種類があります。その中であえて大輔ゼミを選択した決め手があれば教えてください。
ゼミを選ぶ基準は2つあって、「座学ではなく実践することができること」と「チームで仲間と一緒に結果を出せる環境があるか」ということでした。
他のゼミ面談も行ってわかったんですが、どこも座学ばかりなゼミが多くて、自分たちで社会に形を残すことができるゼミが佐藤大輔ゼミしかなかったです。
あとは、僕は自分1人で何かを成し遂げられるタイプではないことをわかっていたので、チームで活動できる環境に入るチャンスを待っていたんだと思います。
ー なるほど。望み通り入ることができて良かったですね。
本当に良かったです。
もし入れなかったら他のゼミには入らず、1年後また受けようと思っていましたからね(笑)。
ー すごい執念で、入室したんですね(笑)。
2. 意思がないのか?個性が強いのか?同期との人間関係
ー 何か残すことができると期待して入ったと思いますが、入室して初めてゼミ生と顔を合わせたときの印象を教えてください。
正直言って、意思のない人が多すぎると思いましたね。笑
発言量も少ないし、そこまでビジネスや論理的な話に皆興味がなさそう。
自分は論理的かつ徹底的に議論したいタイプなのでちょっと想像と違うなと思ってしまった部分はあります。
ー 確かに強く意思を持って発言する人は少ないかもしれないですね。持っていたとしても内に秘めている人が多いと言うか。
そう。そんな感じです。
ただ、それぞれの個性があって誰一人として同じような人はいないなとも思いました。
色々な価値観をもった人と関わることができたのは、とても良い経験だったと思いますね。
ー キャラが濃い人が多いですよね(笑)。その後活動していく中で印象に変化はありましたか?
うーん。あまり変わらなかったかな(笑)。
最初は議論しまくりたい自分と話し合ってくれる人がいなさそうって少し失望していたんですけど、ゼミ活動を通して徐々に話し合える関係は構築できていましたね。
それと、今までは論理性こそ正義だと思っていたんですけど、ゼミ生と関わる中で、感覚的に動くことも必要なんだということに気づきました。
感覚的なことに長けている人・論理的なことに長けている人、様々な人がいて、それを活かしていけばいいんだと考えが改まった部分はあります。
3. ブラックと謳われる大輔ゼミの実情
ー 次に一日のスケジュールについてお聞きします。アルバイト等との両立に不安を感じる学生も多いと思いますが、どうでしたか?
僕自身あまりアルバイトをしていなかったので参考になるかわからないんですけど(笑)。
ゼミがある日はアルバイトを入れないようにするなどの工夫はしていました。
ゼミがない日は他の学生と変わらなかったんじゃないですかね。
家に持ち帰って作業することとかはありますけど、普段の課題をするのと感覚は同じだったので特別ブラックだと思ったことはないです。
4. 変化を恐れなかったおかげで手にした安定
ー 入室きっかけは就職活動に危機感を抱いたからだということですが、就職活動を終えた今どのように感じていますか?
まず結果から言うとめちゃめちゃ満足しています(笑)。
普段からゼミで会議をする機会が多かったおかげで、グループディスカッションの選考で苦労することがありませんでした。
ー 大輔ゼミにいるとチームで議論することには慣れますよね。他に何かこのゼミで良かったことなどありますか?
何を説明するにも理由をつけて相手に伝えることができるようになったことです。
大輔ゼミでは、何をするにも常に「なぜ?」を問われるので面接で活動内容を伝える際にスムーズに伝えることができていました。
伝えたいことが多すぎて面接官から「もう少しわかりやすく」と言われてしまったこともあったんですけどね(笑)。
変化の多い大輔ゼミで日々頑張ったおかげで、本来自分が求めていた安定した就職というものを手に入れることができたと思っています。
まとめ
同期として3年ほど関わってきた雅也さんでしたが、入室のきっかけなどは聞いたことがなかったので新鮮な気持ちでした。
後編では、ガクチカにもなった実際の生協プロジェクトの活動について根掘り葉掘りインタビューしていきます!
後編はこちらから!
お楽しみに!
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