【松田彩 -後編-】辛い状況から逃げずに頑張ることができたゼミ生活
こんにちは、佐藤大輔ゼミ編集部です。
今日は前回に引き続き20期(3年生)の松田彩さんにインタビューをしていきます。
前編はこちら
後編では実際のプロジェクトなどより深い部分に迫っていきます。
最後までお楽しみください!
1.悩むだけ悩みきったサブゼミ
ー 前編に引き続きインタビューを受けていただきありがとうございます。
最初に彩さんのサブゼミについてお聞きしていきます。knowthに所属しているとのことですが、その中でどのような役割を担っていますか?
リーダーの補佐・先輩と後輩の仲介役といったところですね。
リーダーの補佐をやっている理由としては、私自身がアルバイトをしていないのでフレキシブルに動けるからです。
あとは連絡や議事録の係をしたりとか、チームが2つに分かれたときは片方のリーダーをしたりもしていました。
ー 仲介役って思ったより難しくないですか?対立したときとかはその場を収める必要があったりするし…
そうですね。
私はメンタルケアやモチベ管理に興味があって、本ゼミでもこういったことを題材にしようと思っていたんです。
最初は学術的なことを用いてチームの仲介役になろうと思ったんですけど、やっぱり難しくて場当たり的に試行錯誤しながらどうすれば上手くチームを回せるか考えるようになりました。
ー なるほど。本ゼミについては後程また詳しく聞いていきます。
サブゼミを通して何か大変なことはありましたか?
活動の一つとして企業の魅力をnoteで発信しているんですけど、
その内容が自分の理想とはかけ離れてしまうことがあって
満足いくパフォーマンスができないことに悩みました。
これは企業へ送るメールにも同じことが言えて、自分の実力と理想の乖離に苦労しますね。
ー 確かに「こうしたかったのに何かできない」みたいな状況ってよく陥るしもどかしいですよね。
どのように対処していきましたか?
noteに関しては苦しめるだけ苦しみました(笑)。
これ以上苦しむことができないという状態までいった段階で先生に相談するようにしていました。
あとは学生として完璧を求めすぎないように意識しました。等身大の記事を書くように心がけてから比較的重く考えずに書けるようになりましたね。
ー 「苦しむだけ苦しみ切る」って相当大変ですよね。モチベーションの維持などには苦労しませんでしたか?
形から入るようにして維持しています(笑)。
カフェで作業するとか、モチベーションの高い人がいる環境に身を置くようにしました。
ー 形から入るのは大事ですよ(笑)!他に何か悩みはありましたか?
自分は病みやすい性格なんですけど、周りも同じような人が多い印象だったので、同じ状態になっている人を見るのが辛かったですね。
プライベートでは素直になれるんですけど、プロジェクトとなると
「自分が病んでいる部分を出すと周りに伝染していってしまうのではないか…」と深く考えてしまうんですよ。
ー それすごくわかるかもしれないです。私もプロジェクトとかチームのことになると自分の気持ちは出せないですね。
沢山の苦労を乗り越えてきたわけですが、その中でどのような学びを得ましたか?
サブゼミに関しては「めんどくさい」と思ってしまうようなことに対して向き合う良い機会でした。
めんどくさいけどやるべきことをしっかりとできるようになりましたね。
ー 前編では「逃げてしまう自分を変えたい」と言っていましたよね。今の話を聞いていると逃げずに向き合えている印象なのですが、変わることができたきっかけはありますか?
これはタスクが多すぎてパンクしてしまった経験がきっかけです。
「辛い」と思うまで溜め込む前に、できるうちにやったほうが最終的に楽になれることがわかったんです。
2.結果は出ずとも学びは沢山ある
ー それは良い発見ですね。では、次に本ゼミについて聞いていきたいと思います。先ほど少し出てきていましたが、モチベーションの管理に関するプロジェクトを行っているのですか?
そうです。チームとしてのモチベーション管理に関するプロジェクトをしています。
ー なるほど。なぜそれをしようと思ったのですか?
チームごとにモチベーションのムラがあったからです。
去年のサブゼミで、会議に積極的に参加する人としない人に分かれていたんです。
そこに違和感を覚えたことがきっかけですね。
あとは、自分自身が先輩に褒めてもらうことでモチベーションを挙げることができたんです。
そういった経験とか、普段から人の相談を聞くタイプだったので、そういった性格を活かしたプロジェクトにしたいと思っていました。
ー そうだったんですね。そういった中で大変だったことがあれば教えてください。
モチベーション維持に関する学術は大量にあるし、それを応用するイメージが湧かずに頓挫してしまったことです。
ー 最後までやることができなかったということですね。でもその過程の中で何か学んだこともあったと思います。
そうですね。自分は意外とそつなく仕事をこなせるタイプなことに気づきました。
今まではしっかり準備してから行動に移すタイプだったんですけど、試行錯誤しながら進めるという方法も悪くないなと思いましたね。
あとは逃げがちな性格をどうにかしたいと思っていたので、この部分をゼミを通して解消できていることは学びともいえるかもしれないです。
ー ゼミに入ってきた当初に立てた目標を達成することができていて素晴らしいですね。
最後に後輩へ一言お願いします。
何か変わりたいと思っている人に向いているゼミだと思います。
ノリで色々なことを乗り越えるタイプの人よりかは、「どのようにして解決しようか」としっかり考えられる人がいいかなと思います。
入って頑張れるなら自信もつくし、しんどいことに向き合うことで将来活きるスキルを必ずみにつけることができます。
自信がない人ほど一歩踏み出してみてほしいですね。
3.まとめ
「辛いと逃げ出してしまう」という誰もがぶつかってしまう壁と向き合っている彩さんにとても親近感が湧きました。
「自信がない人ほど一歩踏み出して欲しい」というメッセージも今までに出てこなかったもので、彼女の人柄がよくでているなと思います。
この経験を活かして、今後も頑張っていって欲しいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
前編はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?