【吉田圭成 -後編-】初めて感じる責任の重さと戦った1年間
こんにちは、佐藤大輔ゼミ編集部です。
今回は経営者になりたいという夢からゼミに入った20期(3年生)の吉田圭成さんを紹介します。
前編では、大輔ゼミを選んだきっかけや一日のスケジュールを話していただきました。
前編はこちら
後編では圭成さんが今頑張っているプロジェクトの現状、さらにはプロジェクトを通して感じたことについてお聞きしましたので、ぜひ最後までお楽しみください!
では、どうぞ!
1.わからないことだらけのスタート
ー 前編に引き続きインタビューに協力していただきありがとうございます。
まず、圭成さんのサブゼミについてお聞きしたいのですが、サブゼミは何に所属していますか?
生協プロジェクトに所属しています。
芦別市と連携して、芦別の地方創生のアイディアを創出するというものです。
ー 市と連携するなんてとても規模が大きいことをやられていますね。具体的にはどのような活動を行っていましたか?
9月に芦別の地方創生のアイディアを競うコンペを行ったのですが、それに向けた様々な準備を行いました。
具体的には参加者を募集するにあたってインスタグラムの有料広告を打ったり、メンバーが所属する学生団体で告知してもらったりしていましたね。
主に北海学園生がほとんどですが、その他にも北海道大学や札幌大谷大学の学生も参加してくれました。
他にはSNSを後輩に引き継ぐ必要があるのでSNSに関することの指導をしたり、営業に向けた各企業へのプレゼン作成をしたり
他のメンバーと協力しながら本当に色々なことをやってきました。
ー 市とのプロジェクトということでかなり大変なこともあったと思います。どのような点で苦労したか教えてください。
人集めという点ではないのですが、このコンペを開くにあたって協賛金を芦別市の企業から集める必要がありました。
協賛金をもらうために営業をするのですが、その方法もわからなくて企業から怒られてしまうことも多々ありましたね。
あとはお金が発生するので領収書とかも書く必要があるじゃないですか。
領収書などに関する知識を大学生の大抵は身に着けていないので、これを担当したメンバーを見て大変そうだな~と思っていました。
ー 金銭のやり取りがあるプロジェクトってミスも許されませんし、責任も重大ですし大変ですよね。
そうですね。
お金をもらっている以上しっかりと成功させなければならないという責任はすごく感じていました。
あと僕は「生協プロジェクト」と「食プロジェクト」と、規模の大きい2つのプロジェクトを兼任しているんですね。
陵一は生協プロジェクトのリーダーで、みいなは食プロのリーダーで大きな役割がありますが、僕は一人のメンバーなのでどちらのプロジェクトでも比較的大きなタスクに取り組んでいます。
細かなチームの全体把握もありますし、ポップ作成やSNS広告など活動の実行の部分が多いことが大変でもあり、メンバーながらの責任も感じます。
2.自分は経営者に向いていない
ー 責任感と戦った大変なプロジェクトだったと思いますが、それを乗り越えて何か得たものはありましたか?
衰退している地方の手助けをしたいと強く思うようになりました。
僕は稚内出身なので、元々地方創生には興味があったんです。
芦別市の住民の方々の芦別市に対する想いを聞いて、稚内以外にも同じように衰退した地域を救いたいと考えている人が沢山いることを知りました。
なので、将来は僕の地元の稚内だけではなくて、様々な衰退してしまった地域を助けることができるような仕事をしたいなと思いますね。
ー 以前経営者になりたいとお話されていましたが、もし会社を立ち上げるならそのような仕事ができる会社ということになりそうですね。
どうかな(笑)。
プロジェクトを通して気づいたことがあったんですけど、
僕は経営者向いてないと思います(笑)。
ー どのあたりでそう感じたのですか?
経営者とかリーダーとか組織のトップに立つ人間って人をまとめたり、組織全体を把握する必要があるじゃないですか。
でも、僕は全体を把握することが得意じゃなかったんです。
組織のトップとしてではなく、一人のメンバーとしてチームに貢献できる人間になりたいと思うようになりました。
ー なるほど。このプロジェクトを通して自分の適性に気づくことができたということですね。
そうですね。
適性にも気づけましたし、自分はゼロから何かを生み出すことが好きなんだなということにも気づくことができました。
なので、将来は企画系の仕事とかしたいなって考えてます。
3.この経験を糧に就職活動へ
ー そろそろ就職活動が視野に入ってくる時期だと思いますが、このプロジェクトでの経験は活かせそうですか?
活かせると思いますよ。
まだやってないのでわからないですけど(笑)。
ー 具体的にどのように活きると思いますか?
社会人と一緒にプロジェクトをするので、学生同士で関わっているだけでは身につかない論理的思考が身に付いたと思います。
あとはSNSを使った集客について学ぶことができたので、これもガクチカ(=学生時代に力を入れたこと)のネタになるんじゃないかな。
例えば広告系の職種に就いたとしたら、他の学生よりもSNSの知識は身に着けているので、他の学生よりも一歩二歩進んだ社会人のスタートを切ることができるんじゃないかなっていう気がしています。
ー 授業にプロジェクトに就職活動と考えることが山ほどあって大変だと思いますが、満足のいくゼミ活動だったと言えるように頑張ってください!
インタビューありがとうございました!
4.まとめ
筆者の時とは違って授業が対面に戻り、自由に使える時間が減ってしまった分寝る時間や遊ぶ時間を削っているということを知って驚きました。
それでも投げ出さずに最後まで頑張ろうとする姿はかっこいいです。
先生が「社会人として一歩進んだスタートダッシュを切らせてあげられるのが大輔ゼミからのお土産」とインタビューで答えてくれていましたが、それを聞いていない学生が同じことをインタビューで答えているのが面白いですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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