見出し画像

【生協プロジェクト -前半-】生協プロジェクトには「必要な大変」しかない

こんにちは、佐藤大輔ゼミ編集部です。
今日紹介するのは今一番佳境になりつつあるサブゼミ、「生協プロジェクト」です。
ちなみに、筆者もこのプロジェクト出身です。

話を聞いていくと、今は生協だけではなく、芦別市とコラボして大きなイベントを開催予定なんだとか。
色んなことができる振り幅が広い生協プロジェクトが選んだ未来を、生協プロジェクトリーダーの平賀陵一(ひらがりょういち)さんにじっくり聞いてきました。

では、どうぞ。


1. 生協プロジェクトは何をしているの?

ー 今日はインタビューありがとうございます。まず最初に今の生協プロジェクトについて教えてください。

生協プロジェクトが現在、芦別市と協力し、「学生が市の魅力を発信するアイデアコンペティションの開催」に取り組んでいます。

ー てっきり生協プロジェクトという名前から大学生協と何かしているのかと思いました。

大学生協は今は窓口のような役割になっています。

自分たち(20期)が2年生の頃、大学生協と組んで芦別スターライトホテルと「インターン旅行」を企画・運営していました。

インターン旅行プロトタイプの様子

芦別スターライトホテルの社長から「ホテルだけでなく市全体の魅力発信が必要である」というフィードバックがあり、現在の市のコンペまで発展していきました。

今は、生協プロジェクトという名前だけが残ってますね(笑)。

ー なるほど。では、具体的にどのようなコンペを開催しているのでしょうか。

芦別市の魅力発信をチームごとに考えて、地元の人と関わりながら、2泊3日で磨いたアイデアを最終日にコンペします。

今は30人が参加予定で、北海学園生以外も参加してくれています。
賞金をかけて競い合うので、学生には珍しいコンペティションを体験できると思います。

ー とても規模大きいプロジェクトになっているんですね。その賞金はどこから出てきたのでしょうか?

芦別市と芦別スターライトホテルや株式会社ソラチなど芦別市にある企業に協賛していただき、合計120万円集めることができたので、賞金はそこから出します。

ー 本当に芦別市全体が関わってプロジェクトが進んでいるんですね。

2. 信頼の積み重ねが大きな発展に

ー それだけ規模が大きいと大変なことが多いことが想像つきますが、実際に大変だったことやその中でやり遂げたことはありますか?

協賛金を集めるのは大変でしたね(笑)。
芦別スターライトホテルさんとは関わりありましたが、芦別市や他の企業から見ると当時の自分たちは外から来ているので信用がゼロじゃないですか。

コンペが成功に終わって初めて自分たちが認められていると思うので、まだ信用されているとは思っていません。
今も愚直にやるべきことをやって少しずつ信用を積み重ねています。

例えば、学生1人1人に参加を呼びかけて、参加者を30人も集められたのは1つ信用の積み重ねになっていると思います。

ー 1から信頼を積み重ねるってとても大変ですよね。そういった経験は周りの影響も大きいのではないでしょうか?

芦別市全体が関わっているプロジェクトなので、北海道新聞に取り上げてもらいました。

北海道新聞を読んでいる芦別市の住民が多いこともあって、「新聞に載ってたね!」と声をかけてもらうことがありましたね。

北海道新聞に取り上げられた生協プロジェクト

ー 住民からも期待されているのですね。まだまだ道半ばだと思いますが、これまでに達成してきたことも教えてください。

これまでの2回のインターン旅行で50名の参加者を集められたのは大きな成果だと思います。

ホテルの魅力発信が題材で、キャッシュバック制度があったことも大きく、第2回のインターン旅行ではほぼ無料で行けた人がいました。
優秀な学生の多さに、芦別スターライトホテルの社長も満足してただけました。

それもあって、今回の市の全体プロジェクトに発展していったので、大きな挑戦をするための成果になっています。

3. 生協プロジェクトの目標と後輩たちへ

ー とても大変なプロジェクトも佳境を迎えて、一番忙しい時だと思いますが、今後の目標などを教えてください。

これまで準備してきたコンペティションを絶対に成功させます。
自分たちだけでなく、関わった全ての人がやって良かったと言える状態が目指す成果です。

コンペのアイデアの良し悪しだけじゃなく、学生のガクチカ(=学生時代に力を入れて頑張ったこと)作りや企業と自治体が学生と良い接点を持つなど、みんなが喜べるようにしたいですね。

ー ここまで大きくなると自分たちの達成感だけでは終われませんもんね。

そうですね。
コンペが終わったら、しっかりリフレクションしていきたいと思います。

そのあとは代替わりで後輩3人が引き継いでいくと思うので、そこに何か口を出すようなことはしません。
後輩たちには縛りを付けたくないので、芦別も引き継がなくていいとも思ってます。

まぁ、でも、今は芦別市に案を出すなど空想的なものが多いこともあり、後輩にはインスタ開設など小さなことではなく、大きい”形”として残ることをして欲しいとは思いますね(笑)。

インタビューにも慣れた様子の平賀陵一さん

関わった人が「ありがとう!」と言われるようなことをしてほしいです!
この1年でとても成長しているので、後輩たちもとても良い成果を残せると思います。

ー 後輩への想いの一面が見えましたね。後半ではどんなメンバーがいるのかなどチームについてたくさん聞きたいと思います!後半もよろしくお願いします。

まとめ

筆者も思い入れのあった生協プロジェクトでしたが、話を聞いていると自分がいた時とはまるで別のプロジェクトになっていました(笑)。

佐藤大輔ゼミにいると当たり前のように感じますが、変化の激しいプロジェクトがたくさんあることも佐藤大輔ゼミの特徴なので、新ゼミ生にはとても刺激的かもしれません。

後編では、チームマネジメントやチームの成長について聞いていきたいと思います!
ぜひ、読んでください!
後編はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?