【風呂敷プロジェクト -前編-】笑顔の裏に隠された風呂敷プロジェクトのリアルな話
こんにちは、佐藤大輔ゼミ編集部です。
今日は佐藤大輔ゼミのサブゼミの1つである「風呂敷プロジェクト」を紹介します。
風呂敷プロジェクトのリーダーである山川爽良(やまかわそら)さんに風呂敷プロジェクトの様々なことについて聞いてきました!
「風呂敷」というテーマの難しさの他に、チームやお金の課題も見えてきて1番リアルな話を聞けたのではないかと思います!
では、どうぞ!
1.風呂敷プロジェクトでは何が行われているの?
ー 今日はインタビューにご協力いただきありがとうございます。それでは、まず初めに風呂敷プロジェクトについて教えてください。
風呂敷プロジェクトは、日本風呂敷文化協会と協力して風呂敷という日本文化の再復興を目指すプロジェクトになります。
具体的には自分たちで生地を選び、風呂敷を作ってイベントを通して販売などしています。
でも、風呂敷って今は使われていないじゃないですか。
少しでも風呂敷自体の魅力を知ってもらうために、どうにか使ってもらえないか施策を打っているところです。
ー 確かに。こういうのも失礼かもしれませんが、使っている人は見たことありませんね。ニッチだからこそ、苦労した部分は多いのではないでしょうか。
本当に大変ですね。
私たちで4代目になるプロジェクトになるのですが、これまでも日本人や若者に訴求してきても興味を持ってもらえませんでした。
風呂敷って持ち運びに便利な利点があるんですけど、普通に考えてバッグを使った方が便利じゃないですか(笑)。
収納は多いし、頑丈だし。
若者の私たちがそう思っているので、利便性で魅力を訴求するのは難しいなぁなんて話をしています。
ー おぉ。もうすでに与えられた課題が難しすぎて、僕だとどうしようもできない気がしますね。
2. 大変だったこと
ー では、現在どのようなメンバーでその難しい課題に取り組んでいるのでしょうか。まず、メンバー構成から教えてください。
私たちは20期(3年生)4人と21期(2年生)3人で構成されていて、みんな女の子です。
なんでかわからないですけど、私たちの前の代も女子だけで構成されていましたね。
全然、男の子も入れますよ。
ー 確かに、今考えると女子だけしかいないですね。爽良さんはこのプロジェクトでどういうような役割だったんですか?
先輩たちから引き継いだ時に私がリーダーになりました。
リーダーといっても、会議の進行や調整など誰でもできることをしていますね。
強いていうと、大変なのはチームマネジメントですね。
同期の出席率が3〜4回に1回くらいで芳しくなく、モチベーションの差が明確にあってまとめるのが大変です。
一方で、後輩たち(21期)はよく意見を出してくれています。
その意見を私たちでまとめたり、今は足りないところを補い合っている感じですね。
ー おぉ、とてもリアルな話ですね。中途半端な出席率だったり、女子だけで構成されているからこその悩みがありそうですね。
そうですね(笑)。
プライベートでは普通に仲が良く、友達としても好きなので、こういう時に言いにくいですね。
女子同士っていうのもあって、ぶつかり合うのを避けている部分もあるのかもしれませんね。
会議に来ることがあれば話し合えたりするんですが、そもそも居ないんでもう仕方ないと割り切ってますね。
じゃないと、プロジェクトが進まないので。
ー 友達でもあり、ビジネスパートナーである難しさが見えますね。割り切ってまで、プロジェクトを頑張る理由などはあるのでしょうか?
これまで2年間頑張ってきて、何も残らないのは悲しいじゃないですか(笑)。
今もホテルのアメニティとしての活用や留学生を対象としたイベントなどの準備が着々と進んでいます。
あとは、ゼミ活動を通してお金を稼ぐ経験を積みたいです。
ゼミ活動に使えるゼミ費っていうのが各プロジェクトに少しずつあるんですけど、風呂敷プロジェクトは他のゼミと比べても結構使わせてもらっているんですよ。
他のプロジェクトも使っているんですけど、返せるほどの活動をしているんじゃないですかね。
食プロで言うと自分たちで利益を残し、新たなゼミ費を作っています。
風呂敷プロジェクトだけマイナスのまま返せず、使って終わりになっているのは私自身が悔しいので、今年の活動で少しでも返せたらなぁと思っています。
お金を稼ぐことで満足感を得られるのではないかと思うところもあるので、頑張っていますね。
ー 扱うテーマだけでも難しいのに、チームや金銭面でも難しい課題があるのですね。
大変です。
ー 言葉に重みを感じます。
3. どんな人に来て欲しいですか?
ー 私が思うに1番大変だと思っている風呂敷プロジェクトですが、どういう人が風呂敷プロジェクトに来て欲しいですか?
んー。
どのプロジェクトもそうだと思いますが、コミュニケーションが円滑で、途中で手を抜かない人ですかね。
プロジェクトで動いているので、話さないと始まらないし、最後までやり切ってこそ意味があると思うので。
風呂敷プロジェクトでいうと、裁縫が得意な人が向いていると思います。
注文すると単価が高いんですよね。
私たちくらいの小規模だと生地を買って自分たちで作った方が安く収まるので、裁縫が得意な方はとても向いていると思います!
ー 裁縫が得意な人はこのプロジェクト特有ですね。後編ではそんな風呂敷プロジェクトの今年の取り組みについて根掘り葉掘り聞いていきたいと思います。
後編もよろしくお願いします!
はーい!
まとめ
風呂敷というテーマから難しさを感じていましたが、チームの課題なども重なって大変という言葉では収まらないプロジェクトになっていると思いました。
そんな組織でプロジェクトは進んでいるのか?
と思いましたが、話を聞いていくとあちこちに営業したり、試行錯誤したり課題を感じさせないくらいプロジェクトが進んでいました!
その話は後編にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください!
後編はこちら
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