見出し画像

【2023新製品】"イワシジグこつぶ"について【MAGBITE】

割引あり

おはようございます。DSKFGSのせんちょうです。
いよいよイワシジグこつぶが発売となりました。

岩国沖発祥のブレードジギングに特化したイワシジグマキスペが発売されてから早数年が経ちましたが人気は衰えることなく昨年に至っては発売後約1ヶ月ほどでメーカー在庫完売となるカラーやウエイトが続出し手に入れられなかったという声も多くお聞きしました。

そんな状況でも「めちゃくちゃ釣れる」という声や「イワシジグは切られないので助かる」や「コスパ最強!」など本当に多くの声をいただきました。

そんなみなさんの声に応えたいと数年前から開発を進めていたのがこの"イワシジグこつぶ"なんです。

コンセプトは、ぶっ飛んで、早く沈んで、スモールシルエットで、コスパ最強の鉛のブレードジグ。

これだけでも最強スペックじゃないかなと思われるかも知れませんがその通りです。


ブレードジグの形状

ブレードジグには大きく分けて4つの形状があります。
1つ目はややフロント寄りのイワシジグ形状
2つ目はセンターバランスのナッツジグ形状
3つ目はフロントヘビーなマキッパ形状
4つ目はリアヘビーのこつぶ形状
今まで発売されていなかった4つ目の形状が今回発売される"イワシジグこつぶ"となります。

特に近年こぞって3つ目の形状のジグが各社から発売されていましたがこれはフロントヘビーのブレードジグとしては最初にマキッパ(メガバス:鉛)が発売され、その後メタルマジック(アクアウェーブ:TG)が発売され、それが岩国沖のブレードジグとして東京湾に広まった事からその形状をトレースした様なメタルエフェクトサワラチューン(ジャクソン:鉛)、リアルブレードTG(ダイワ:TG)など東京湾市場を狙って発売されました。

イワシジグは、開発時から岩国沖のブレードジギングを見てきました。

もちろん東京湾にも持ち込んで使用してみましたが当たり前のように釣れました。

それも「今日は厳しくてどこの船もサワラが釣れてない」「今日のサワラはブレードで釣るのは無理」と言われた状況で船をベイトにつけてすぐにメータークラスのサワラが獲れました。

これには乗船していた船の船長も、1日中ブレードをやっていた他の船の船長やお客さんにも驚かれました。

つまりイワシジグがもつポテンシャルは全国共通なんです。

開発の流れ

そんな状況でもさらに快適に釣りを展開する為にぶっ飛んで早く沈んでコンパクトで巻き抵抗の軽いジグが必要だったんです。

これは近年ライン角度を浅くしたアプローチが必要な場面があったり、深場でフォールスピードが必要だったりする場面が出てきたことから実感されてる方も多くいるかと思います。

"もう少し遠くへ"

"もう少し早く"

"イワシジグの巻きの軽さで"

こうした想いの背景には岩国沖のブレードジギングの移り変わりがあると思っています。

当初の岩国沖ブレードジギングでは、河口域の10〜20mの海域に入ってくるカタクチイワシについたフィッシュイーターを釣るシチュエーションでした。

メタルマルが出るまでは、ジグミノーなどのキャスティングで釣ったりしてましたが、メタルマルが出るとそれをフルキャストし引いてくるという釣りがスタンダードになりました。

使うメタルマルも28gで時にはさらに軽くして19gも使うというような感じでした。

キャストして浅い角度で引いてくるという釣りだったのが、今や水深50〜70mの海域でも釣りが展開されるとなると、浅い角度で引こうと思うと今までよりもはるかに飛距離が必要となってくるわけです。

もちろんタックルを強くして振り抜ける様にして飛距離を出す方法もあるかと思いますが、リトリーブからファイトシーンにおいて影響を与える要素が多く現実的ではありません。

そうするとブレードジグ自体を新たなものにしていく必要があったというわけです。

そんな状況を見据えてMAGBITEの岸名さんや村上さんには相談をする中で、MAGBITEから過去に開発されていたルアー少し改造してリアヘビーのブレードジグとしてもらったのを送ってもらいました。

初期サンプル

キャストすると"ぶっ飛んで"いきました。

これは誰の目からみても明らかにぶっ飛んでいますし、届かなかったフレッシュな魚にアプローチ出来るので当然釣れます。

もちろん釣れます

ちなみに、この時からこのジグのことは自然と"こつぶ"と呼ばれてました。

シーズン中にボックスに忍ばせ、隙を見ては効くと思われる状況で飛距離をみたり、フォールスピードをみたり、引きたい角度毎の巻き抵抗をみたり、魚からの反応を確認したりとテストと確認を重ねていきました。


プロト

そんな状況が続きながらも水面下では開発が進み、初期プロトをベースとした専用でデザインされたプロトが出来上がりました。

35g、45g、55gで作成されたものを投げ倒して、いろんな角度から検証していきました。

この時点でも製品としてめちゃくちゃクオリティ高い状態でしたがさらにマグバイトらしく、イワシジグらしくデザインに手が入れられました。

そして、

イワシジグといえば立体感のある鱗模様ですが、それを身に纏い、表情も出る顔周りのデザインとなり最終プロトとなりました。

表情から鱗模様まで雰囲気あります

鉛製のジグですが、ただコンパクトにしただけじゃないんです。サワラを釣るにあたって、これ以上小さくすると切られる、この形状だと切られやすいってのは皆さん感じられてると思います。
切られたから購入するという事ほど悲しいことはないので、イワシジグシリーズではサワラに切られにくい事も設計・デザイン段階から効率しながら作ってます。

こつぶのサイズ感やデザインはサワラに切られにくい、ギリギリのところを攻めてます。
ここはまじでmagbiteの村上さんを皆様称賛してあげて欲しいです。

コンパクトボディ

もうね、感無量ですよ!
かっこよすぎる!
ホント、MAGBITEありがとう!

カラー展開

となると欲しいのはカラーですよ。
今回は、6色展開という事でいろいろと考えました。

カラーについて最初にお伝えすることがあるとすれば、
捨て色無しです!!

全て1軍かつパイロットカラーとして投入できるカラーだけラインナップされてます!

今回はオレンジが目印です

・ブルピン

対青物からーとしては超定番かつ最近は良型サワラにも効くということで入れるシーンも多いカラーです。
反応が薄いタイミングで入れると何かしら魚を連れてきてくれるカラーでもありますね!

・シルバーグローテイル

イワシジグでの超定番ど真ん中カラーのシルバーグローテイル。信頼度抜群のこのカラーから投げられる方も多くいます。時間帯を問わず使える基準となるカラーの位置付けで使ってます。

・アカミドキン

イワシジグこつぶから導入したこのカラー。背中側がアカキン、お腹側が緑というこのカラー。広島県だとアカキンが人気ですが、山口県だとミドキンが人気な印象ですが両方の良いところを1つに表現しました。
サワラ、ハマチ、真鯛、根魚とまさに新たなゴールド系定番カラーとなる1色です。

・わがままゴールド(magbite×DSKFGS)

イワシジグマキスペに続くコラボカラー第2弾です。
シルバー単色のジグはあってもゴールド単色のブレードジグはほとんどなかったんですが実現してもらいました。
光量によってシルバーとゴールドは光り方が変わります。
シルバーはより強い反射、ゴールドは柔らかい反射という一面があります。つまり魚に対して少し印象を変えることが出来ます。ブレードゲーム攻略のゲームチェンジャーとなる一色ととらえてます!

・ピンクグロー

イワシジグマキスペでも昨年追加された新色のピンクグロー。通常まずめ時に投入する事が多いグローカラーですがイワシジグのグローカラーは日中にバリバリ効きます。
まだ試したことのない方はぜひ日中にも使ってみて欲しい一色です。

・ブラックゴースト(magbite×DSKFGS)

2022年イワシジグマキスペの発売前から話題となり、発売と共に店頭から姿を消し、その後実釣で釣果が上がり続け、小売店には問い合わせが続いたというシークレットカラー。
もちろん今回も採用しました!

しかも!

こつぶに合わせてホロやブラックの感じを微調整し、間違いのない一色に仕上がってます。

という全6色展開で全方位からブレードゲームを楽しむ事ができるラインナップになっています!

ウエイト展開

そしてウエイト展開もこつぶに合わせたものをご用意しました!こつぶは、40g、60g、80gとイワシジグマキスペよりも1段階重めにシフトしてます。

それはなぜか??
それぞれが使い所が違うのでそれに合わせている為、ということになります。

イワシジグ:20,30,40g
イワシジグマキスペ:30,40,60g
イワシジグこつぶ:40,60,80g

イワシジグの場合は、ULJやSLJので使用する為、20、30、40gのラインナップとなっています。
このイワシジグ20gにブレードをつけてマキスペ仕様して、表層に浮くスモールベイトについたサワラを釣る時にも使えます。

イワシジグマキスペの場合は、当初30g、40gの発売でしたが、ビッグシルエットでの釣果と深いところでの使用を考慮し60gを追加でリリースしました。
それから60gがスタンダードとなったのはみなさんの記憶に新しいところだと思います。

そして、今回のイワシジグこつぶは、ぶっ飛んで、早く沈んで、スモールシルエットという特徴があるので、夏場や冬場のブレードジギングでのディープ攻略として80gもラインナップしてもらいました。

これでイワシジグシリーズだけでシャローの表層から10m、20m、30m、40m、50m、60m、70mまでカバー出来、スモールシルエットとビッグシルエットを合わせ、さらにブレードアシスト(インディアナ、コロラド、ウィローのシルバー、ゴールド、S、M)を組み合わせることでブレードゲームとして超幅広いゲーム展開が出来るようになりました。

岩国沖のブレードゲームが始まってもう20年以上経ち、ここ数年の盛り上がりがある中でここまでのラインナップをそろえてくれたMAGBITEには改めて感謝したいと思います。

本当にありがとうございます。

そして、まさに今も岩国沖のさまざまな釣りに対していろいろな商品をMAGBITEと共に開発しつづけており、近い将来みなさんに届けることが出来ますので期待していただければと思います!

それではまた

DSKFGS 松木大輔

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 0〜

記事をご覧頂きありがとうございます。 サポート頂ける際に質問頂ければお答え出来ますのでサワラゲームや、タイラバ について知りたいことがあればご質問ください。