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藤村加偉改め"Kai Fujimura"登場。〜ALL REBELLION興行

3日連続4試合続く、プロレスリング・ノアの大会の2日目&2試合目と3試合目。東京・品川プリンスホテル Club eX大会昼夕興行。昼興行が、ALL REBELLION(オルレベ)プロデュース大会で、夕方興行がリミットブレイク4。

昨日から続けて2日連続の試合だった選手はたくさんいるが、今日昼夕続けて試合をしたのは、藤村加偉改めKai Fujimura選手とアレハン…ゴホンゴホン。

もうリミットブレイクは最初の戸惑い(個人的)はどこへやら、ひとつのNOAHブランドとして確立した感じがする。齋藤彰俊選手の引退に向けても今日の大会は大切な役割を果たしているし、メインの世界ヘビーのベルト戦も道頓堀プロレスの晴斗希選手を相手に次の展開が期待できる感じだった。

一方、昼のオルレベ大会の方は、急遽決まった印象を持つ。おそらくチケットが売れてなかったんだろう(実際入ったのも268人だった)。1週間ほど前に公にされた突貫大会だったように思う。ある程度想定はあったのかもしれないけれど、どんな試合があるかもわからない状態でなかなかチケットは売れないだろう。明日から始まるMondayMagic(マンマジ)も最初は期待値こそ高けれどそうだったように。同じようにはいくまい。

ただやはり大会、試合としてはなかなか興味深いものだった。1試合目から清宮海斗vs佐々木憂流迦という試合は、以前のマンマジでの対決とは一味違う位置づけに格上げされたものだった。15分1本勝負でスタートした以上、現状、引き分け以外にはなかったので想定内だが、来年元日を控えて、佐々木憂流迦の格付けをしっかりとしたイメージ。一方こうなるといよいよ、清宮がベルトを掛けて元日誰とやるのかが難しくなる。

第二試合は消化試合…なんだろう、拳王vsクリストバル。この試合は元々は欠場することになった小澤大嗣と拳王が何らかの形で絡んでいたんだろうなぁとは思うものの、結果としてクリストバルの新しいところが見えるわけでもなく、うむ…という結果に。拳王もコメント難しそう。

そして第3試合、新しいオルレベのメンバーとして、藤村加偉改めKai Fujimuraがアレハンドロをパートナーにタッグ戦登場。対戦相手はロスゴルペアドーレスの兄弟タッグ対決…あ、んまぁ兄弟タッグと書いておこう。

KaiはとにかくレッスルユニバースのNOAH興行で復帰後ずっと「変わらないと!」とコメントされて期待され、黒バンツからの卒業をファンはずっと待っていた選手だ。だから今回の登場にコメント欄大はしゃぎで、「みんな藤村好きじゃん!」と微笑ましくその様子を見ながら、僕も嬉しかった。まだタッグチームとしてはスタート地点でロスゴルの兄弟との違いは大きいけれど(まぁ、そんなに追いつけるものでもないけれど)、今後のタッグには超期待…うーむ、クリストバルの位置づけはどうなるのだろう?

休憩明けのメインは10人タッグ。オルレベ勢は各々2試合目。対戦相手は元金剛の混合チーム。これにしようと思った時、考えた人はニヤリとしただろうなぁ。いろんな見せ場もあった。

  • 元金剛による拳王へのエルボートレインの後ポーズ

  • Kaiの出身、WRESTLE−1時代のトレーナー近藤修司が対戦相手にいる。

  • 同じく近藤はアレハがWRESTLE-1時代タッグ王座を取られた相手

  • アレハも金剛だった。「亜烈破」名義。

  • 征矢学もWRESTLE-1出身

  • 拳王と大原は元タッグパートナー。ケンオーハラ。

そんな対オルレベ側は、売出し中、征矢学と清宮・拳王というのは、今後ドル箱カードになるはずで、その入口でもあるし、10人タッグというワチャワチャの中に今後を見据えるとなかなか興味深い試合ではあった。

とりあえず3本勝負のこの試合、Kaiが大原から2本目を取って少し格上げされている。さてこのあとどうKaiは駆け上がるのか。苦労人だし、みんな応援している。

ああ、夕方の大会に触れないままこの量に。
次、書きます。

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