美味しいビール=エンジェルリングが出来るビール…?
どうも、こんにちは。
神戸三宮にあるビアパブPUBLIC BAL PACINOというお店で、店長兼、ビール注ぎをやらせてもらったり、神戸ビアクラブの代表を務めさせてもらってます。日本のビール界の担い手、前田大作です。
このビアノートでは、ビールの基礎知識から少しマニアックな内容まで淡々と書いていきます。
最後までお付き合い宜しくお願いします。
🍺Beer Note〜18杯目〜
順調に投稿できていましたが、少し間が空いてしまいました。。。
10月から酒類提供が解禁になり、ありがたい事に毎日お店が忙しかったり、ワクチン接種でくたばってたり、嫁さんのサプライズ誕生日会の準備で作り物が多くて…っていう言い訳です。
こういうときに限って沢山見てくださる方がいるという事実。
しかし焦らず自分のペースで更新させていただきます。
改めてご観覧頂きましてありがとうございます!
では、今回のビアノートは、ビールグラスにできる“エンジェルリング“についてお話しようかなと思います。
長くなるので、前編と後編にわけますね。
皆様ご存知、美味しいビールをゴグゴグっと飲んだ際に出来る“エンジェルリング”
まず、この事についてお話します。
実はこのエンジェルリングが発生する際にビールグラス内では、ある現象が起きています。
それは、、、
タラタラッタラ〜♪
“泡の再生”です!
またお店でビールを注文した時に見てほしいのですが、
少し光に当てると、泡の真下とビールの液体の境目に、もやもやっとしたものが現れます。
このもやもやを、“スモーキーバブルス”又は“フロスティミスト”と言います。
液体には大量の炭酸ガスが閉じ込められており、
クリーミーな泡を乗せることで、飲むたび衝撃で液体と泡が反応して新しい泡が出来上がるという仕組みです。
もちろん条件はあります。
・グラス内はしっかり洗えているかどうか。
・樽内のビールに炭酸ガスご溶け込んでいるかどうか。
・飲む時、毎回同じ飲み口で飲んでるかどうか。
・揚げ物などを食べたりするのも影響が出ます。
・泡を飲まないようにする
など、お店側はもちろんですが、細かく言えば飲み手側でも影響されます。
基本的な事ですが、毎日のガス圧チェックや樽のコントロール(出ない時は20ℓ→10ℓにする)グラス洗浄の徹底(食器とグラスを同じスポンジで洗わない、洗浄機は通さない)をしていれば問題ないと思います。
※樽のコントロールについてはまた詳しくお話します。
個人的に、綺麗なエンジェルリングが出来たままシンクに返ってくると超テンションが上がります♪笑
注ぎ手あるあるかな?笑
がしかし!
[美味しいビール]=[エンジェルリング]
だけではないということも知って欲しいのです!
後編に続きます!
お付き合いありがとうございました!
また次回も乾杯しましょう🍻