『グラスの状態で、ビールの味わいはどう変化する?』
どうも、こんにちは。
神戸三宮にあるビアパブPUBLIC BAL PACINOというお店で、店長兼、ビール注ぎをやらせてもらったり、神戸ビアクラブの代表を務めさせてもらってます。日本のビール界の担い手、前田大作です。
このビアノートでは、ビールの基礎知識から少しマニアックな内容まで淡々と書いていきます。
最後までお付き合い宜しくお願いします。
🍺BeerNote〜21杯目〜
今回は“グラスの状態で味わいはどう変わるのか”
というお話です。
グラスの状態というのは、、、
・完全に乾いている状態
・冷蔵庫で冷やした状態
・常温で濡らした状態
・氷水で濡らした状態
・キンキンに凍らせた状態
などなど。
飲食店で働いている方はどうでしょう?
ビール屋さんが多くなってきてるので、グラス内を濡らしてビールを注いでるのを見かけると思います。
お客さんから『何で濡らしてるんですか?』
って良く聞かれるんですが、、
単にグラスを冷やすっていうのと、グラス内の埃を取ったり、ビールの滑りを良くするためです。
ちなみに僕はラガーとエールでグラスの状態を変えております。
ラガー系の場合は→氷水で冷やす。
エール系は→香りを楽しんで欲しいので常温の水。
キンキンに凍らせたジョッキグラスはあまりオススメはしません。
でも、夏場はキンキンビールで出てくるとテンションが上がりますよね!
喉越しも頂点に達し、“ゴクゴク…プハーっ‼︎”
CMの様な飲みっぷり。
最高ですよね。
僕はその姿を見るのが大好きです。
見た目も美味しさを惹き立たせる大切な役割だと思います。
そして乾いたグラスで注ぐとどうなるのか…。
正直、味の変化はわからないと思います。笑
ですが飲み比べてみると、若干エッジの効いた味わいに気づくと思います。
あとは、冷蔵庫で冷やしたグラスと氷水で冷やしたグラスの利点は、ビールの温度が下がりにくいというところが良いです。
それから…洗剤で洗ったあとすぐ注ぐと、柔らかい味わいになります。
また機会があればいろいろ飲み比べしてみて下さい!
最後までお付き合いありがとうございました。
また次回も乾杯しましょう🍻