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「ベースの日」と「Mr. P.C.」

11月11日はポッキーの日として有名だけど、ミュージシャン的には、

今日は弦が4本のベースの日!5弦ベースも6弦ベースもひっくるめてベースの日!

てことで、ベーシストに因んだジャズスタンダードナンバーを紹介します。



Paul Chambers / ポール・チェンバース(1935年~1969年)
ポール・チェンバースが結核により33歳で早世したことで、ハード・バップ時代は最高峰レヴェルにあったベースの名手を1人失った。ピッツバーグ生まれ、デトロイト育ちのチェンバースは、1955年にマイルス・デイヴィスのクインテットに加入し、大きな影響力を及ぼした『Milestones』と『Kind Of Blue』というデイヴィスのアルバムに参加したことで、ジャズ・ファンに広く認知されるようになった。チェンバースは大きなサウンドと完璧なリズム感を持ち、ハーモニーとメロディを深く理解していたため、常に興味深いベースラインを繰り出した。
また、ジャズに弓弾きのベースラインを使ったパイオニアでもある。彼が歴史に残る最高峰のジャズ・ベーシストであることは、ジョン・コルトレーン(「Mr. P.C.」)、レッド・ガーランド(「The PC Blues」、マックス・ローチ(「Five For Paul」)、ソニー・ロリンズ(「Paul’s Pal」)等、著名ジャズ・ミュージシャンが、彼に捧げる楽曲を作ったことからも分かるだろう。
史上最高のジャズ・ベーシスト・ランキングTOP50(7位)


ジョン・コルトレーンのマイナーブルース定番曲”Mr.P.C.”のPCとはポール・チェンバースとのこと。

先日知り合った米軍厚木基地のアーミーミュージシャンによると、生涯2000曲以上の

レコーディングに参加したのだとか。正にファースト・コール・ベーシスト。

名だたるミュージシャンが、いの一番に声を掛ける最高峰のベーシストですね。


あまり知られていませんが、この曲には後付け歌詞があるって知ってました?

先日のライブ 1st ステージの最後にやってみたのですが、楽しかったですね。

ベーシストの田中君弥氏のソリッドでパンチの効いたベースソロにも注目です!