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私の音楽遍歴#05 「打楽器への転向」

中学一年生の年度末に逃げ出すようにギターマンドリン部を退部したばかりだと言うのに、

中学二年生の4月には吹奏楽部の入部届を提出していました。どういう神経してんだコイツ。

譜読みアレルギーからかパーカッション(打楽器)を選びました。同じ楽譜でもリズム符(音価)を把握していれば良くて、

(マリンバ等を除けば)和音の連なりや音の高低をそんなに読まなくても済むのでは?という素人考えからです。

うーん、なんて消極的な理由。だけどもここで僕はドラム演奏の楽しさに目覚めました。

吹奏楽部の部室にはPearlの黒い入門用ドラムセットが置いてあって、

他楽器が楽器を各教室に持ち出し、パート練習をしている間、部室でドラムが叩きまくりました。

打ちっぱなしのコンクリート六畳程度の部室に一人、それが当時の僕の全てでした。

周囲の迷惑も考えずに部活中も部活終了後も居残りバカスカと叩きまくっていました。(すみませんでした)

中高生あるあるだとは思うのですが、耳をつんざくような爆音に包まれていると

ある種の万能感を得るのですよね。似たような経験をされた方は多いのではないでしょうか?

俺TSUEEEEEEE!!これが私の厨二病時代です。