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私の音楽遍歴#09 「協調性のカケラも無い」


非常に残念な話なのだけど、ギターマンドリン部を一年で辞めて、中学2年から入部した

吹奏楽部も高校生のどこかの時点で幽霊部員となり、自然に辞めてしまいました。

ドラムに熱中したのは良いのだけれども、全く周囲を見る事が出来ず、人間関係の軋轢を産んだ愚かな部員です。


その後は叔父からFERNANDESの古いエレキギター(ストラトタイプ)を譲り受け、

軽音楽部の前身、軽音楽同好会が通っていた高校に出来そうだったのですが、

一度見学に行っただけで、自分の居場所では無いように感じて、結局入部はしませんでした。

高校の半ばから社会人になるまで、暫く楽器から離れていました。

でも、音楽は好きだったので、色んな音楽を出先でも常に聞いていました。


吹奏楽やギターに消化不良感を残しながら高校を卒業しました。

大学生恒例の新入生歓迎会(飲み会)では軽音楽のサークルを巡ってみたりしましたが、

とても肌に合いそうもなく、グリークラブも話を1度聞いただけで、既に念頭にはありませんでした。


1ヶ月ほど思案を重ね、突然何を思ったのか、ある日、演武のチラシを見たことをキッカケに

硬派な武道系体育会クラブへの入部を決めました。高校時代の愛読書、司馬遼太郎と和月伸宏の影響です。

しかしながら、文化系人間の私に道着は全く似合ってませんでした。

(続く)