伊奈子先生がでていたマンガ沼を観たよ

胸がグワーッと苦しくなりました、、、。

2024/2/9(木)、大好きな泥濘の食卓の作者である伊奈子先生が「川島・山内のマンガ沼」に出演するというので観た。

私の住んでいる愛知県では放送やってないので、TVerで、、、

まじでありがとうございます。。。

番組では、「泥濘の食卓」のあらすじ&相関図の紹介、伊奈子先生のプロフィール、そして
伊奈子先生へのアンケートが放送されていた。

プロフィールによると先生は20歳で漫画を描き始めて、連載をしだしたのは25歳からだという。

すごい!

漫画でもそうだけど、アンケートでも先生は非凡でひたむきだった。
「泥濘の食卓」は呪いの話だという。
まじでわかる。田舎で厳しい家庭で育った女の子がどう閉塞感から抜け出していくか見たくて漫画を描いた、というようなことを先生はおっしゃっていた。

まじで、、

私の先生の好きなところは、
話も描写もぶっとんでいて普通じゃない(この言葉は適切じゃない)のにそれを自分の当たり前のこととして表現しきっているところだ。

私はど田舎で、「普通はこうあるべき」という規範を押し付けられて育って、でもその通りに振る舞うことが出来ずに苦労したから、人の言う“普通”という価値観にすがってしまう。

大人になって、
人はひとりひとり異なる存在だから、みんなが完全に共有できる普通という概念は存在しないよということが理解できるようになっても、未だに「“普通”をやらなければを私は存在を許されない!!」と思ってしまう。


だから、先生のことが本当にすごいと思う。
もしかしたらなにも気にしていないのかもしれないけど、先生は自分を貫いている。かっこいいと思う。

漫画をまじで描いていてくださってありがとうございます。勇気もらっております、、。


てか、ぼやきなんだけど
テレビの雑ないじりには、はらはらした。

限られた放送時間で番組を面白くしないといけない雰囲気があると思うから、MCの芸人さんにとっては成り行き上ある程度はしょうがないのかもしれないけど。

伊奈子先生は傷ついたりしていないだろうか

私は泥濘の食卓を怖い漫画だとは思わない。
泥沼な相関図も、理解し難い登場人物の性格も、話を面白くするために練られたものであると思うけど、それとは別にストーリーの上で表現したいことがあって、そうなっただけという印象を受けるからだ。




余計なお世話だが、先生にはいつまでも健やかになるべく嫌な目に遭わないで生きていってほしい。


でも番組の人、伊奈子先生をテレビにだしてくださってありがとうございます。

先生のことが色々知れてありがたかったです。





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