海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる 三木 雄信
1.あまりに英語ができず、将来、海外赴任を希望していたため、英語をマスターすべく購入。たしか出張時に新幹線品川駅の売店で購入。
2.著者は、元ソフトバンク勤務。英語の書籍だけでなく、プレゼン資料作成の書籍も執筆しており、ビジネス書籍として非常に有用。
3.著者の提案に対して、自分の考えを書いてみる。
3-1.「間違い03いろいろな教材をつまみ食いしすぎる」
これはすぐ実践した。自分はスティーブ・ソレイシィの英会話ペラペラビジネス100を使用。著者の言っている通り、なるべく実践的で薄い本が理想。
3-2.「戦略02スピーキングとヒアリングを集中的に鍛える」
正直、読み書きはGoogle翻訳とDeepLでなんとかる。日本にいると英語を使う機会が少ないのでスピーキングとヒアリングの絶対量が極端に少ないと感じる。
3-3.「戦術06いつでもどこでも勉強できますというものは避ける」
全くその通り。少なくとも自分は弱い生き物なので、自分主体だと勉強しなくなる。勉強せざるを得ない環境とルーティン化できる仕組みづくりが必要。著者は朝学と勉強仲間を奨励しているが、自分はこれといった英会話教室が見つからなかったので、マンツーマンレッスンとスカイプ英会話を使っている。なお、スカイプ英会話は講師を固定している。怠けないためと、いちいち講師を探す時間短縮と自分の癖を把握したうえでアドバイスしてほしいため。
3-4.「仕事術04 ホワイトボードをフル活用する。数字は特に要注意!」
書くとこちらの言ってることが伝わりやすいし、何よりお互いの勘違いを回避できる。あとで議事録にも使える。少し脱線するが、日本語で説明できないものを英語で説明することは不可能と考えている。当たり前だけど。
3-5.「仕事術05通訳はつけない。下手でもいいので自分の英語で話す。」
通訳をつけると、タイムラグが生じる(相手は非常にストレスを感じる)。こちらの熱意が伝わらりにくい。聞きづらいことを聞けないし、話してくれない。自分の伝えたいことがまにがって伝わる可能性、等々。
4.著者は1年で英語をマスターしたようだが、自分は既にこの本を読んでから数年が経っているもののマスターには程遠い状況。しかし、上記を実践したことによって赴任当初だいぶ助かったと感じているし、上記の学習方針は変えないつもりでいる。少しそれてしまうが、米国でビジネスをすると英語が使えないと色々な弊害が発生する。相手にしてもらえない。相談してもらえない。現地顧客との会議に参加させてもらえない。コミュニケーションがとれない。見下される等々。単純に、米国の小学生以下の英語能力であれば、それ相応の対応しかしてくれない。少なくとも自分の周りの社員は米国以外に行ったことがない人が大半で、他言語を学習する困難さを理解することが難しい。(自分の勤務先は日系の子会社なので、日本人は英語が使えないことを理解しているが、やはり根本的には英語が話せないとどこかで業務に支障がでる。)