今後のSEキャリアパスについてver.2

2022年の11月18日に統計検定2級に合格したので、今年度版ということで書き直してみたいと思います。

前回の記事はこちら

■1.これまでのキャリア

・1-1.職歴

2021年10月現在、中小企業のSIerでSEとして4年目。
2019年7月 データ分析基盤更改PJにPGとして開発工程からリリースまで参画(10人-20人のチーム、40人程度のPJ)
2020年3月 データ分析基盤更改PJでリリースしたシステムの運用保守(7人程度のチーム)

2023年の3月いっぱいで他のPJに移りたいという希望を今年の春くらいに表明していて、そろそろ具体的な動きをしていく必要がある時期になりつつあります。

・1-2.スキルセット

言語の経験はPython/SQL/ShellScript/BaseSAS/JavaScriptあたりです。
OSはLinuxのみです。
データ分析基盤の構築や運用保守の経験があります。
特にGoogle Cloudを用いた開発が得意で、BigQueryを中心としたデータ分析基盤の構築に強みがあります。
仕事だけでなく、個人開発としてCloud Functions + Cloud Storage + BigQueryからなるマイクロで完全サーバレスなデータ分析基盤を構築し、運用しています。
保有資格は、応用情報技術者試験(基本情報技術者試験)、Google Cloud Associate Cloud Engineer、G検定、統計検定2級(3級)、です。

■2.これからのキャリア

・2-1.自分のやりたいこと

昨年の記事執筆時と大きく変わりません。

私のやりたいことは何なのかの大前提として、IT業界で働きたいということはぶれていません。そもそもIT業界で働きたいと思ったのは、IT技術を身に着けることで、自分のやりたいことをよりスピーディーに、より正確に、より効果的に実現するためでした。具体的に言うと、趣味の将棋の上達のために、より効果的なトレーニング方法を見出すことや、株などの投資やスポーツの予測などを統計学を用いたアプローチで実現したいという希望がありました。

アップデートがあるとすれば、統計学に限らず、機械学習やディープラーニングを使用した手法でも上記の目標を実現できるということがわかったということでしょうか。これはG検定のための勉強の過程で見えてきたことです。

・2-2.今後のキャリア展望

昨年の記事では以下の3つを今後やりたいこととして書いていました。

・分析するための基盤(データ収集とかDBとか)を構築する。
・分析手法を身に着ける。
・分析に必要な将棋・投資・スポーツの知識を身に着ける。

2つ目に関して、G検定や統計検定の勉強を経てどのような手法があるのか少し見えてきたのが現状です。今後は自習を進めつつ、分析手法を学べる・実践できる環境で働きたいと考えています。

■3.何をやるべきか

・3-1.今後のキャリア展望をふまえて

転職すべきかどうかについての考えですが、かなり転職に考えが傾きつつあります。
一番大きな理由としては、今の職場から移りたい、仕事として分析手法を学び実践できる環境に行きたいという希望を、今年の春からずっと上司に伝え続けていますが、うちの会社ではその希望が叶うことはかなり望み薄であるということが見えてきました。
まず、うちの会社に分析手法を用いた案件の経験がなく、会社として依頼される可能性がほとんどないこと。
会社として依頼されない以上、私や上司の人脈で案件を探すしかないですが、仮に見つかったとしても、私一人でその案件に入ることになり、会社として利益があまり出せないこと。(これには私の職歴的な問題や、会社の事情的な問題があり、今の時点では解決は不可能)
また、仮に私の能力を買われて仕事を依頼される場合でも、私を自社にスカウトする方が都合がいいでしょう。実際、今のお客さんにこういうことやりたいんです、と伝えても、じゃあうちに転職してきなよ、という会話になってしまうので、自社に発注してもらうというのは無理そうです。
私が仕事を自分で見つけるとしても、自社の一社員として探すより、転職活動として探す方がはるかに簡単でしょうし、私の年収も上がる可能性があるので大きなメリットがあります。
上記を考えると、今の会社に所属したまま分析ができる案件に参画することはかなり難しいと思います。

となると、転職を検討するしかないのかなというのが今の率直な考えです。
去年の時点ではSIerに転職するのがベストと考えていましたが、分析を仕事にする場合、事業会社に所属するか、コンサルに所属したほうがよさそうということがわかってきました。実際に転職の求人を見ても純粋なSIerよりコンサルや事業会社の方が圧倒的に多いです。

・3-2.具体的に何をするか

じゃあ、具体的に何をするの、という話ですが、まず勉強は継続して続けていくつもりです。
統計検定2級に合格したので、理論の勉強というよりは実践の勉強に移りたいというのが今の考えです。

資格的にはE資格やPython 3 エンジニア認定データ分析試験、分析に限った資格ではないですが、強みのGoogle Cloudを生かしたGoogle Cloud Professional Data Engineerあたりが目標になりそうです。

Professional Data Engineerは去年から取得を目標にしている資格なので、今年度中に取っておきたい気持ちはありますが、直近インプットの勉強しかしてこなかったので、実際に手を動かした勉強がしたいです。ここら辺はモチベーション重視でやっていきたいです。

転職については3月末に転職する場合、転職活動自体を始めるのは年明けくらいになりそうです。それまでもう一度検討してみたいと思います。(転職するなら有給消化しなきゃ)

■4.まとめ

去年と比べて考えの軸は変わっていませんでした。この一年はモチベーションを維持できていたように思います。また一年頑張りたいと思います。

■やりたいこと
将棋・投資・スポーツの分析をIT技術、統計学的アプローチを用いて行いたい。そのための技術を仕事を通じて身に着けたい。

■キャリアパス
・立場(今の時点であまりこだわりはない)
 リーダ以上の立場(技術リーダが理想)
・分野
 データ分析基盤構築・AI・データサイエンティスト
・所属企業
 転職する場合は事業会社かコンサル所属が希望。

■やるべきこと
・今の所属企業で経験を積みつつ、チャンスがあればAIやデータサイエンティストの道を探る。自社でできない場合は転職も検討する。
・チャンスを逃さないように学習を進める。具体的にはGoogle Cloud のProfessional Data Engineer、E資格、Python 3 エンジニア認定データ分析試験を目指す。

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