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「クリエイター夫妻が選んだ丘の上の家。」D'S STYLE その後の暮らし #073

ここに引っ越してから
妻の機嫌がいいんです。

映像関連の仕事をする夫とフリーのカメラマンとして活躍している妻。お互いに忙しい毎日を送る二人のクリエイターが選んだのは、 小高く見晴らしのいい丘の上の立地。裏には竹林も広がる静かな丘に佇むD’S STYLEでの、その後の暮らしをお伺いしました。

意外と手の届く予算。

:元々は駅前の賃貸マンションで暮らしていたんです。4〜5年くらいは住んでいたと思います。

:家賃も安くありませんでしたから、だんだんと「家賃を払う」ということ自体が、馬鹿らしくなってきたんですよね。

:それで予算も考えて「中古マンションを探して、リノベーションして住もう」ということでしばらくは探していたんです。最近はかっこいいリノベーションをしてくれる会社もたくさんありますもんね。

:でも、なかなか「コレ!」という物件が見つからなくて、気まぐれで他社のモデルハウスにも行ってみたんです。

:うーん。何となくなんですけど、対応も雰囲気も会わない感じだったんです。

:まあ、予算的にも「ざっくりいくら?」と出してもらったら、まるで足りなかったんで、「検討できるのは一年後くらいかな」ということになったのもありますけど。

:そんなこんなで「一軒家を建てる」という方向に目が向き出したんです。そんな中、ネットであれこれ調べているうちに見つけたのが、D’S STYLEだったんです。バスッ!とはまりましたね(笑)。

:だから、他にはあんまり見に行きませんでした。

:まずは資料請求したんですが、届いたパンフレットの作りがよかったのを覚えています。写真もよかったですし…。あ、ちなみに私はカメラマンですが、建築写真は専門ではないですよ(笑)。

:僕らのファーストコンタクトは、OB見学会でしたね。

:スタッフさんが「ちょうど近くで見学会がありますよ」と教えて下さったんです。もうそこで「めっちゃいい!」となりましたね。

:とはいえ、値段が気になるでしょ。検討しながら別のモデルハウスにも見に行きました。

:そこでスタッフさんが予算をシュミレーションして下さったんです。そしたら「当時住んでいた賃貸マンションの家賃と同じくらいでいけそう」ということがわかったんです。

自力で聞き込みしての土地探し。

:土地はスタッフさんにもいろいろ探してもらって、見に行ってたんですけど…。

:結局、自分たちで見つけちゃいました(笑)。ネットで調べ物するのが、二人とも好きなんで…。でもネットの土地の情報って、細かく最後まで住所を載せてくれていないでしょ?だから、ざっくりこの辺りというところまでは調べて、後は自分たちの足で探しました(笑)。

:現地に二人で行って、現地で歩いている人に写真を見せて聞き込んで…。

:そうやってこの場所を見つけたんです。既に階段はついている状態で更地でしたね。土地だけの状態なのに3回くらい見に来たよね。昼、夜など時間帯を変えてみても、やっぱり景色がよくて気持ちよかったんです。

:うん。おかげで前面をウッドデッキにして…とイメージも湧きましたね。近所に住んでいる人たちも親切そうな人ばかりでしたし、いい場所だな…と思いました。

:中身を考える時は、D’S STYLEの施工事例やオーナーさんたちの写真が参考になりましたね。ネットで探して気に入ったものがあれば、スクリーンショットして、スタッフさんに見せたりもしてましたね。カスタマイズとしては、景色がみえることにこだわったので、普通は壁面にするテラスの一部に穴をあけてもらいましたね。

地べたで くつろぐスタイル。

:インテリアは、無印良品のサイトでCGで家具を置いて見られるサービスがあってそれを使って念入りに考えたんです。

:そういえば、マンションに住んでいた頃はほとんど私がインテリアを決めていたんですけど、ここに来てからは夫も意見をいうようになりましたね。ネットで私が見つけて、夫に見せてみて「OK!」が出れば買うという感じですね。モノを少なくしてできるだけ、ミニマムにしようとは心がけています。今は子どもがいないので余計にモノが少なくても大丈夫なんだと思いますが。

:ミニマムを保つためにも、モノはどんどん捨てますよね。結果として必要なものやいいモノだけが残るという。ソファーをおくかどうかは、随分迷いましたね。

:賃貸マンションのときも、ソファーは置いているけど結局は地べたでゴロゴロしてくつろいでいることが多くて。だったら、ソファーはやめて地べたでくつろぐ方向にしようかと…。

:でもテレビ台を探してみるといいのがなかったんですよね。どれもソファーで見るような高さのものばかり。

:そしたら夫が「いっそDIYでつくろうか?」と言ってくれたんです。ほとんどやったことがないはずなんですが(笑)。

:たしかにこれまでそういうことするタイプじゃなかったです。

:ちなみに2階のワークスペースも夫のDIYです。

:材料はね、ホームセンターじゃなくてこれまたネット注文(笑)。ウチは、何でもネットで探すんですよ。最近は寸法を測ったら、そのサイズに切ってくれて、電源コードを通す用の穴まで開けて送ってくれるところがあるんですよ。だから、後は金具とかを取り付ければ組み立ても簡単にできます。

:でもどれもうまくいったよね。TVもクッションおいてゴロゴロしてみるのが気持ちいいんですよね。

妻の機嫌がいつもいい家。

:もともとマンション時代から何部屋かあったのを、襖などを全部外して「1ルーム」状態にして住んでいたくらいですから、間仕切りがないことには何の抵抗も違和感もないんです。

:「あたたかい」とおっしゃっているオーナーさんは多いんですが、ウチの場合、土地柄もあって冬は寒いかも…。ストーブはもう一回り大きいサイズのものにしておいてもよかったかもしれません。

:でも夏は涼しいよね。1階、2階どちらも過ごしやすいですね。

:キレイを保っていくコツは、やっぱり「定期的に人を呼ぶこと」ですね。誰かが来るとなれば、やっぱりキレイにしますから。たいていは、「めっちゃいい!」と褒めてもらえるんですけど、特にうれしいのは友達の子どもたちの反応ですね。連れてこられた子どもたちが、すごくはしゃぐんです。「この家、たのしい!」とか言って、走り回って、アスレチックみたいに階段も上り下りするんです。

:将来、子どもができたらどうするか…とも思ったんですが…

:友達が子どもを連れて遊びに来た時の様子を見ている限り、大丈夫。ああやって、楽しんでくれそうだとイメージが湧きましたね。

:ここに住むようになって、よかったと思うことがあってね。

:何なに?

:妻はカメラマンで重い機材をもつ仕事柄、腰がいつも痛かったんです。それがスタッフさんに、「腰痛を治す運動」を教えてもらったのをやっていたら、見事に治ったんです。

:そうそう!ホントにもう整骨院などに通わなくてよくなった(笑)。

:それと、もう1つ。ここに引っ越してから、いつも妻の機嫌がいいんです。

:あー、そういえばそうかも。二人とも働いていて、マンション時代は家に帰ったらもう立つのもしんどくて…家事もしたくなかったんです。でも、ここだと「立って何かする」のが全然イヤじゃないんです!

:仕事の休みが合いにくいこともあるんですが、昔は一人で家において仕事にでかけると「さみしい〜」ってスグになっていたのが、今では一人で家に残しておいて出かけても、なんだか楽しそうなんですよ。

:二階でじっくりパソコンに向かって写真の作業を進めながら、洗濯したり、キッチンをキレイにしたり…。キッチンからもお気に入りの景色が見えるから、台所に立つのも、うれしくなるんです。一人で過ごす時間も有意義に過ごせているっていう感じがしますよね。

:植物もいろいろ育てはじめたよね。昔は買ってもすぐに枯らしてしまうばかりだったのが、今はこまめに世話をして、季節ごとに買ってきたりでドンドン増えてきたんです。

:今後は、ウッドデッキにも置いたりしてどんどんくつろげるようにしていきたいよね。

:そろそろ暖かくなるから、景色をもっと楽しめるようにいろいろいじっていきたいよね。

▶これから建てる人へヒトコト。

どんな景色にも映える というのも特徴だと思うんです。
D’S.STYLEの家はシンプルなだけに、どんな景色に置いても映えるというのも特徴だと思うんです。そういう意味でも、「どこに建てるか」という立地は大事な要素になってくると思うんです。私たちの場合、景色ありきでこの場所を選びました。周りに竹林や自然もあって、眺めもいいというこの場所が大好きなんです。白壁のシンプルな内装は、視線を散らすことなく「窓をキャンバスのようにしてくれる効果」もあると思うんです。だから、お気に入りの景色が見える場所を妥協なく探して建ててみると、家自体はもちろん、そこから見える景色も含めて思いっきり楽しめる家に仕上がるんじゃないでしょうか。

DATA:2016年12月完成 │ 兵庫県川西市 Y様邸
3.0x5.0 PLAN │ Style@HOME / BASIC


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