「好きをいっぱい詰め込んだギャラリーみたいな家。」D'S STYLE その後の暮らし #120前編
コンパクトな場所で自分たちらしい家を!
理科の先生をやめて、自転車店で働くようになった夫とピアノの調律をする妻。昔からの知り合いでお互い「ちょっと変わり者」だった2人。 広い土地は無理でもコンパクトな場所で、自分たちらしい家を!とD’S STYLEに住み始めた。その後の暮らしをお伺いしてきました。
D’S STYLEを見つけて
「これは絶対、気に入る!」って思いました。
妻:結婚してからは賃貸に住んでいました。でも実家も一戸建てでしたからいつかは戸建て!と思っていたんです。京都の方に住んでいたので、大阪まで仕事しに行くのも出勤が大変だな…と感じていたのもありました。
夫:僕の職場は思いっきり京都なんですけど(笑)。まあ、自転車が好きなのでいいんですけど。ここに引っ越した今も26kmくらいの道のりを自分で組み立てた自転車で通勤してます。まあ、バイト時代から自転車で通うのが普通でしたから(笑)。
妻:とにかく家賃を永遠に払うというのもイヤでしたから「変えたい!いいかげん、動こう!」と思い立ったのがはじまりでした。
夫:気になったハウスメーカーなどを3社くらい周りましたね。
妻:北欧系住宅なども回ったんですが、合わなかったんですよね。
夫:こっちも家を建てることについてわからない中でしたからね…
妻:それでだんだんと予算もプランも、土地の大きさなどが決まらないとなあ、と相場を知るためにも先に土地を見るようになったんです。で、ネットなどで「土地探しのコツは、自分で歩き回ること」みたいな記事をみて、うろうろと探すようになりましたね。
夫:地元だと大きい土地ってそもそもあんまりないんですよね。
妻:それでだんだんと大きい家じゃなくてもいいかな、と「狭小住宅」というキーワードで家を建てる会社を探す方向に絞っていく中で見つけたのがD’S STYLEでした。
夫:僕的には自転車を屋内に入れられるような家を建てたい気持ちはあったんです。
妻:私が寝る前に1人でネットで調べている時に、D’S STYLEを見つけて「これは絶対、気に入る!」って思いました。そこからさっそく、ライフスタイル展を見にいくことになったんです。
夫:スタッフさんも、同年代でとっつきやすかったんですよね。
妻:説明もわかりやすくて、住宅性能でも納得しましたね。
夫:スッキリしていて「白いハコ」という見た目も印象的でしたね。
D’S STYLEに出会って 「本当の自分」を思い出した。
夫:決めた当初は、こんな風に自分たちで壁を黄色く塗ったりするとは思ってなかったんです。
妻:DIY好きでもなかったですし(笑)。モデルハウスで見たようなシンプルなアイアン家具とか、インダストリアル系も気になって、そっちに流れそうな時もあったんです。夫にチラッと見せたら「いいとは思うけど、そういうのは、おれらじゃないよな?」ってハッキリ言われて、「あ…ホントだ」と妙に納得したんです。
夫:むしろ、僕はそんな会話すら憶えてないんだけど(笑)。
妻:夫の言葉を聞いてなんだか「自分たちらしさ」みたいなものが、バーッと頭に浮かんできたんです。たとえば私は子どもの頃は水糊をビーズでかためて、飾りをつくって実家の好きな場所に置いたりするのが大好きな子でした。学生時代も木村カエラさんが大好きで、インドのブロックプリント柄なども大好きで、服も「何着てるの?」と友だちに聞かれるような我が道をいくファッション。夫は中学時代の吹奏楽部でも同じで、昔からの私を知っている人なんです。
夫:イキオイで馴れそめまで話してますけど、そういうことです(笑)。
妻:実は夫も幼少期から、みんなが見ているポケモンは見ないで「男はつらいよ」とか「北の国から」など山田洋次監督作品ばっかり見ているような「特殊な子」だったんです。
夫:うん。まあ、美術系とか科学とか、モノを作るのが好きで、プラモや自転車も好きでしたね。今は、自転車の会社で働いていますけど、前職は理科の先生でした。
妻:そんなこんなで私の中で「自分たちらしく」を再確認した結果、壁に色を塗ったりしたくなってきたんです。…赤毛のアンのようなカントリーっぽい感じや東欧っぽい雰囲気にしたくて。
夫:客観的に見てはいます。「これ、いいわ〜」と突っ走ってしまうところがあるんで、「それは違うんじゃない?」と止めないと〜。でも、小さいものは相談もなく勝手に決めて届いていたりします(笑)。
DATA:2020年9月完成 │ 大阪府枚方市 S様邸
2.5×5.5 PLAN │ Style@HOME / BASIC
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