「好きをいっぱい詰め込んだギャラリーみたいな家。」D'S STYLE その後の暮らし #120後編
この記事は後編です
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コンパクトな場所で自分たちらしい家を!
理科の先生をやめて、自転車店で働くようになった夫とピアノの調律をする妻。昔からの知り合いでお互い「ちょっと変わり者」だった2人。 広い土地は無理でもコンパクトな場所で、自分たちらしい家を!とD’S STYLEに住み始めた。その後の暮らしをお伺いしてきました。
D’S STYLEは
自分の好きをいっぱい詰め込んだ
ギャラリーみたいな空間。
妻:家具は結構賃貸の時代から使っていたものを持ってきています。元々気に入ったものを買って使っていたんで、そんなに入れ替えてないんですよ。
夫:コンパクトなプランですが、棚などを付けることで収納は足りていますね。
妻:外壁はオプションで茶色にしてもらったんですけど、建てていた頃、外壁ができたという段階で見に来た時も、遠くから見えただけで「あー、かわいい!」って震えながら言ってたくらいです。
夫:たしか白と茶色で迷ってたんですよね。
妻:うん。相談してて、何色にするかめちゃくちゃモメたんですよ。
夫:そこまでは憶えてない…(笑)
妻:かわいい空間にできたので、住んでいて癒やされてますね。
夫:うん。居心地がいいね。
妻:でもここに引っ越してきて、いろいろ変わったよね。
夫:そういえば引っ越してからは、妻は瓶詰めでいろいろ作ったりもしだしましたね。
妻:梅干しとかを作り出したんですよね。祖母や祖父がやっているのを見て憧れてたんですよ。賃貸の頃より空間も広くなりましたからね。カゴをキッチンにおいたり、自分の好きな感じの空間にしていくと、そういうことをやるのが楽しくなっていくんですよ。ビルトインでガスオーブンを入れたのもよかったですね。クッキーなんかも自分で焼けます。だから、もう何時間も台所にこもってお菓子を作っていることもありますしね。
夫:僕も昔は賃貸の共用部分とか玄関の狭いところで、ゴソゴソと自転車をいじっていたのが、今は土間でテレビを見ながら触ったり、雨の日でもいじれる。そうやって調整して乗ってみて、またいじる…っていうのが本当にやりやすくなりましたよ。
妻:植物を植えるのにも挑戦してみよう!とハーブを育てて見たらバッタに食われて挫折して「ああ、こういうことは自分たちには不向きだ」とわかる。それもまたいいんです(笑)。
夫:でも植物が家にあるのもいいよね。妻は人参なんかも育ててるんですが、1人で「あれ、また伸びたの?」なんて話しかけて世話しているのは見ていて微笑ましいですね。
妻:あとは…ふざけることが増えた!いい年して2人で家の中を走り回ったりしてね(笑)。
夫:うん。よく笑うようになった。そしてよく歌うようになった(笑)。空間は繋がっているので、妻が2階でピアノを弾いていてもちゃんと聞こえてきます。この家は防音もしっかりしているので、そういうことが気兼ねなくできるのは、楽しいんですよね。
妻:いろいろ自分たちの好きなようにアレンジしたり、好きなモノを飾ったり、絵を描いたり、ピアノを弾いたり…この家に住んでいること自体が本当に楽しいんですよ。なんというか…D’S STYLEの家は私にとって「自分の好きをいっぱい詰め込んだギャラリー」みたいな空間なんですよね。
夫:(無言でうなづく)
▶これから建てる人へヒトコト。
何もないから何でもできるよ!というのが、
住んでみてホントに実感していること。
「何もない」という空間が不安になる方もいらっしゃるかもしれません。ですが「何もないから何でもできるよ!」というのが、実際私たちが住んでみてホントに実感していること。ちょうど検討中がコロナ期だったので、私たちは既に住んでいるオーナーさんの家に見学に行かないまま、プランやオプションなども決めました。それでもうまくいっています。収納1つとっても、自分たちで考えて棚をつけたりと住んでいく上では、ちょっとした手間のようなものもあるかもしれません。でも、その「かかる手間も楽しめるような人」に私たちはなりたかったんです。
DATA:2020年9月完成 │ 大阪府枚方市 S様邸
2.5×5.5 PLAN │ Style@HOME / BASIC
ありきたりの家では満足できないあなたへ。
人生をタノシム家
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