「どうやって使うの?と思った旗竿地の家。」D'S STYLE その後の暮らし#065
どう使うの?と思った旗竿地
住み始めると気持ちいい!
農業を営む夫と元保育士の妻が選んだのは「旗竿地」。どうやって使うの?と思ったこの土地も住み始めてみると「気持ちいい!」に。 3人の子どもたちがいながら、スッキリとシンプルなライフスタイルを貫くYさんにその後の暮らしをお伺いしてみました。
弟が見つけて薦めてくれた家。
夫:「おもしろい家があるよ」と弟がパンフレットを持ってきて見せてくれたのが、D’S STYLEとの出会いです。
妻:私たちは、ちょうど子どもも一人増えるからということで家を探し始めていたタイミングだったんです。
夫:弟も僕らと同じようなタイミングで家を探していたんですが、その中でD’S STYLEの写真展を見に行ってきて「かっこいいけど、僕らにはちょっと難しいかも…」となぜか僕に薦めてきたんです(笑)
妻:D’S STYLEは、パンフレットを見ているだけでもワクワクしました。無垢の木など素材感もよくて。それで東山のモデルハウスを見学しに行くことにしたんです。
夫:間口も広くて、開放的で…「いいなあ!」と二人とも気に入りましたね。
妻:でもスグには動かなかったんです。その後、私が育休に入ったり、ちょっとバタバタしてきたので、「落ち着いてからにしよう」 と私たちの中で家探しのブームが下火になってしまって。
夫:1年くらいは何も動きませんでしたね。その間もD’S STYLEは噂通り、まったく後追いも、セールスもして来ませんでした。だから余計に僕らの家探しブームは下火のまま(笑)。
妻:生活も一段落着いて、そろそろ家を本気で考えようかという段になって、改めて考えても「そういうスタンスも含めて、やっぱりD’S STYLEがいい!」ということで、こちらから「D’S STYLEで建てます!」と連絡。ようやく土地探しが始まりました。
夫:あちこちスタッフと土地ツアーで見て回りましたね。この旗竿地を初めに見たときは、「これは無理」とすぐスルーしたんです。でもスタッフから改めて「この向きにこういう風に建てれば、十分入りますよ。おまけに庭も出来て車も置けますね。何ならウッドデッキも…」とどんどん具体的なイメージを膨らませてくれたんです。
妻:「それだったらいいな…」と二人ともすっかり納得しちゃいましたね。
旗竿地を思い切り楽しむ。
夫:実際に建ててみると、ホントにいい空間になりました。入り口はせまくなっていますが、車は何台か停められますし、奥まった庭はプライベート感もありますし。
妻:それに隣に家が一軒しかないというのも、気を遣うことが少なくていいですね。子どもたちをどこかに連れて行けない時も、この庭でなら安心して遊ばせておけますよ。プールを出して遊ばせても人目が気にならないですし。夫が竹をDIYしてつくった台をつくって、流しそうめんをしたこともあります。※web掲載/ライフフォトコンテスト2016 SUMMER ベストエンジョイ賞
夫:東山のモデルハウスで見た広い土間が本当に印象的だったので、3×5の標準プランに追加して「離れを土間に」と注文しました。のちのち、部屋にしたくなったら板を自分たちで敷けばいいですし、和室が欲しくなったら畳を持ってくればいい。
妻:できあがってみると、やっぱり土間で空間がひろくなることで、建坪よりも広く感じられますよね。
夫:確かにこの建坪で壁や廊下があったら…少し狭く感じかもしれませんね。
妻:標準プランでは土間の方に洗面所とお風呂があるんですが、僕たちは離れへ繋がる土間をなるべく大きくとりたかったので、トイレと場所を入れ替えてもらったんです。できあがってみると、台所から洗面所への動線が非常によくて、料理をしながら、合間に洗濯物を見に行けたりすごく便利でしたね。
夫:僕らの場合、他に注文した点と言えば、庭の木の位置をダイニングに座って見えるところに微調整したくらいでしたね。もう注文しなくても、いい感じで作り込まれているなあ、と感じることが多かったですし。
妻:階段は、初めは間が空いてるのって、子どもたちには大丈夫かと思ったんですが、子どもたちはアスレチックみたいにしてぶら下がったり、なぜか階段を机代わりにして絵を描いていたり、おもしろがって使ってくれています。
夫:土間、階段、庭…家のあちこちを走り回っているのを見ると、ホントに子どもらが家を楽しんでくれているなぁと思いますね。
妻:賃貸などでは走り回ると、下の階にバタバタと足音が聞こえて近所から苦情が来たりするのですが、そういう心配もありません。2階で家事をしているときも、1階で遊ばせている子どもの気配がちゃんと伝わってきますから、家全体が「大きなワンルーム」みたいな感覚で使えています。
作品として邪魔したくない完成度。
夫:モノが本当に少ないな…とよく言われますが、ホントはもっともっと減らしたいくらいなんです。元々引っ越しするときに荷造りしながら思ったんですよね。「なんでこんなにモノがあるんだ!」って(笑)。
妻:収納が少ない分、「持っているモノに向き合う」ということがこの家に住むときに誰もが経験することだと思うんです。
夫:結局、全ては整理しきれず一旦この家に持ってきてから改めて向き合ってみて、軽トラック一台分くらいは、捨てましたよ。
妻:いると思っておいていたけれど結局使わないもの、服…ほんとにたくさん捨てました。
夫:あらためて新しい服を買って「クローゼットに収まらなくなると古いモノを捨てる」というルールをつくりました。
妻:子どもの服もあるので、ちょっと大変なんですけど(笑)。
夫:モノが多いほど掃除するのも大変なんじゃないかと思うんです。いざ掃除をするとなれば、一つ一つのモノをどけて、作業して、また戻す…それがイヤなんで、だんだんと掃除そのものが億劫になってしまうと思うんです(笑)。
妻:モノが少なければ、こまめにさっと手を動かせば済みます。
夫:僕らの場合、この家を見たとき作品としてすごく完成されているように感じたんです。家のテイスト、作品性を邪魔しないようにしたいなって思うようになって…。
妻:置いているモノも白や茶色、漆喰いなど家が持っている色に合わせていくようには気をつけています。同じ色を使えば、モノを出していても意外と散らかってみえないんですよね。子どものたちのものでどうしても色は増えていきますから、それ以外の部分では、極力色使いを抑えていきたいんですよね。
時間をかけて手作りする楽しみ。
妻:今使っている棚や収納は、ほぼ全て夫の手作りのものなんです。モノを整理してからどれだけの収納量がいるか、考えてつくってくれました。
夫:もともと学生時代から、友達の家をいじったりしてきたので、「お金をかけずに自分たちで創る」のは好きなんです。それに既製品を買ってくるとサイズがぴったりと合わなかったり、家に置いてみると雰囲気が違っていたりで、いろいろと難しいでしょう。それにいいな、と思うモノは、とにかく高い(笑)。
妻:ダイニングのセットだけは、結婚して一緒に暮らし始めるタイミングで記念に買ったものです。「長く使えるモノを…」と流行廃りもないシンプルで木のテイストがいいものを探しました。前の家に住んでいた頃からだから、7年以上は使っていますね。
夫:あとソファーは、結婚前から欲しかったものを1年前にようやく買いました(笑)。前の家では狭くておけませんでしたし、引っ越してからも「実際に暮らしてみてから、ちょうどいい大きさを考えからにしよう」と言っている間に、延び延びになっていたんです。
妻:他は、テレビ台やリビングテーブル、クローゼット、キッチンの棚、土間の棚…と夫の手作りのものばかりです。
夫:靴箱、傘立て…他にもまだまだ作らなきゃと思いますね。2Fのスペースを子どもの遊び場としてすべり台兼収納みたいなものが作れないかな…などいろいろとアイデアがあるんです。いざ作り出すと早いんですが、どんなものを作るか考えるのに時間がかかるんですよね。お店でデザインを見て、細かいつくりをみて…ヒンジがどうなっているとか、結構細かいところまで見て、構想を練ってから取りかかるんです。
妻:これだけ作ってもらってぴったりのものができると、もう市販のモノから探して理想のモノを見つけるのが無理かもって思うんです(笑)。夫が作れる人でよかったなぁって(笑)。
夫:実際つくるほどに、どんどんうまくなっている実感はありますね。昔の家にいた頃から作っていたんですが、初期に作ったモノはもう使えないなと、解体したり、作り替えたりして処分しましたから。家や収納したいものに合わせてミリ単位で調節したり、色を床や他の家具と揃うように塗り揃えたり、自分でやるからこその統一感ってあると思うんです。
▶これから建てる人へヒトコト。
住みながら、考えていくのも楽しみ。
僕たちの場合は、「自分でつくるから…」と標準プランのまま、あまりアイデアを出さずに家を建てました。でも家を建ててからも、D’S STYLEのブログをみていると「へぇー、こんなことができるのか!」と感心することが多いんですよね。キッチンの仕様とか作り込みなど、アイデアがまとまっていなくても、まずはD’S STYLEに相談してみるのがオススメです。きっと自分たちでは思いつかないプランや工夫が出てくると思いますから。また図面だけでみて「ここに棚を置きたい」と決めて先に用意してしまうと、実際に住んでみて「ちょっと通るときに邪魔だった…」なんてことも起こりがち。入居前に何でも揃えるよりも、実際に暮らしてみてからじっくり考えるのもアリだと思います。家具のない期間ができてしまいますが、その間に「ああでもない、こうでもない」と住みながら、考えていくのも楽しみの一つになると思うんです。
DATA::2016年3月完成 │ 大阪府岸和田市 Y様邸
3.0×5.0 PLAN+離れ │ Style@HOME / BASIC
ありきたりの家では満足できないあなたへ。
人生をタノシム家
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