頭いいとは?
世の中頭いいねーって結構聞きますよねー
自分も結構人に対してこの人頭いいなーって思ったりするんです。
でもふと思ったんです、頭いいって何なんだろうって。
学力?器用さ?頭の回転の速さ?
色々あるんですよね、それで世間一般の頭いい人をグループ分けしたのがこの記事です。
そのグループが以下の4つになりました、
1. 気づける人(帰納的)
例:問題を作るのが上手な人、定理のアイディアが思いつく人、モノづくりのアイディアが思いつく人、研究
2. 思いつく人(演繹的)
例:問題を解くのが上手な人、解法を考えるのがうまい、ゴールの逆算、定理の証明、モノづくりの設計図を作る人
3. 使える人
例:解法を解くのが速い人、コードがすぐかける人、定理がすぐ使える人、行動に対しての結果がすぐわかる、その結果が何を意味するのかがすぐ分かる人、定理を考える人
4. 察せる人
例:大事なパラメータ―がわかる、状況察知能力
順番に説明していきます。
1. 気づける人
気づける人とは、わからない点に気づけたり、物事の抽象化、一般化が得意な人です。
帰納的に抽象化、一般化が得意な人ですね。
例として、数学のテスト勉強をしてるとしましょう。
自分が何をやっていいかわからず、とにかく答えを写しまくってたとします。
それでは数学の実力は伸びません、伸びないことに気づけるのがこのタイプの頭のいい人です。
本質を見抜くのがうまいんですよね。
気づいちゃうんですよ、この勉強のやり方って意味ないなー、リンゴは木から落ちるけどなんでなんだろうなーとか。
数学の例は割と当たり前なんですけど、この思考のレベルがすさまじくハイレベルな人がいます。
このタイプの人が世の中では一番重宝されていると思っています。
理由は、努力ではこの能力を伸ばすのは難しいかつ需要があるからです。
2. 思いつく人
2つ目は問題に対しての解法を思いつくのが得意な人です。
演繹的に物事を考えるのが得意な人ですね。
先ほどの数学のテストの例を使用すると、数学のテストで高得点をとる方法がわかる人です。
ゴールに対してどんな行動をとれば解決できるかがわかる人です。
このタイプの人は、今までの経験をつなぎ合わせて対処できる人です。
問題に対してこんなものを使えば解決できるんじゃないか、目標を達成するためにこの勉強をするためにこの本を読めばいいというように道筋を立てれる人です。
解決するべき課題が明確な時に力を発揮します。
この能力は勉強量や、経験値を積んだりすること、つまり努力で磨くことが可能だと思っています。
3. 使える人
3つ目は物事を習得して、応用できるまでのスピードが速い人を指します。
数学で言うと定理をすぐに使いこなせる人です。2番と類似しているのですが、2番の人は理解が速いわけではなく応用の質が高いのです。
この3番のタイプの人は理解が速くすぐに使いこなせるようになります。
よって問題解決能力が高いわけではないのですが、物事の習得が速いので様々な技術を使いこなすことができます。
よって頭が良く見えます、しかし、この能力だけが秀でていても何か大きなものを達成するのは難しいと思います、それは技術を習得するスピードが速いだけであって応用力はないからです。
よってほかの頭の良さと組み合わせていくことが大切です。
4. 察せる人
このタイプの人はある課題に対して重要なパラメータ―を瞬時に判断できる人です。いわゆるコミュ強(コミュ障の対義語)の人だと思っています。相手がどんなタイプの人かを瞬時に判断して、感覚でどんなことが求められているかがわかります。コミュニケーション以外でもタスクの優先順位の決め方などが上手である人です。
つまり課題に対して100点の解答は出しませんが、毎回効率よく80点の解答を用意できるタイプです。
まとめ
基本的に世間一般で言われている頭がいい人は紹介した4つのタイプの複合だと思っています。
抽象的な概念でわかりづらかった点もあると思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
何か反論、意見、質問などあればコメントでいただければ嬉しいです!
おまけ
記事の主題ではないのですが、頭がいいって良いことなのか、それが優秀なのかってよくわからないですよね。
そもそも頭がいいって相対的な尺度なのか、絶対的な尺度なのかもわからないですよね。割と相対的な形容詞なのかなって私は思っています。
さらに言うと頭がいいと「良い」の「良い」って何なんですかね??
幸せになりやすい、人生で得をする、楽できる、数学が解けることを指しているんですかね??
頭が悪かろうと努力すれば幸せにはなれると思っています。
人生においてこれはやっておいたほうが「良い」って言いますけど、「良い」が何なのかわからず苦労している日々を私は送っています。
今度は「良い」の定義づけもしなければならなそうですね(笑)
後、頭がいいと苦労することもありますよね、気づかなくていいことに気づいちゃったり。
頭がいいことが必ずしも優秀だとも限りません、短距離競争においては頭がいいよりも、足が速い人のほうが優秀です。
まあそんなこんなで人の優劣なんてつけられないなって思ったりですね。
ありがとうございました!