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厚木市の犯罪発生件数を徹底分析!万引き犯の季節性に迫る

データ分析を始めたきっかけ

先日、厚木市内のセブンイレブンに立ち寄ったところ、「万引きをしてはいけない!」というポスターが大量に貼られていました。さらに、万引きの状況について事細かに書かれた店員の張り紙もあり、厚木市内での犯罪件数が多いのではないかと気になったため、データ分析をしてみることにしました。普段は目を通していなかった統計あつぎのデータ(https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/soshiki/gyoseisomuka/24/2_5/41836.html)を詳しく見てみると、興味深いことが分かりました。

犯罪発生件数の年次変動

まずは2019年から2023年の一年ごとの犯罪件数をグラフで可視化しました。以下の折れ線グラフをご覧ください。

折れ線グラフ:2019年から2023年の犯罪発生件数

このグラフから、コロナの影響なのか、2020年と2021年あたりは犯罪件数が少なくなっている一方で、2023年にはコロナ発生前の2019年のレベルに戻っていることが分かります。

犯罪の種類別分析

次に、どのような犯罪が多いのかを円グラフで可視化しました。以下の円グラフをご覧ください。

円グラフ:犯罪種類別の割合(2023年)

この円グラフから、約3/4が盗犯であり、ほとんどが窃盗関連の犯罪であることが分かります。

盗犯の月次変動

さらに、2023年の盗犯の月次データを分析しました。以下の折れ線グラフをご覧ください。

折れ線グラフ:2023年の盗犯発生件数(月別)

このグラフから、12月,1月,4月はなぜか比較的発生件数が少なく、冬になると盗犯が減少していることが分かります。一方で、9月は非常に多くなっており、犯罪者にも季節性があるのかもしれません。ただ、捕まっていない犯罪者がいることを考えるといろいろな可能性がありそうです

結論

今回の分析から、厚木市の犯罪発生件数には年次や季節による変動があるかもしれないことが分かりました。12月と1月はクリスマスやお正月ですし、盗犯も減るのかもしれないです。セブンイレブンの人も夏は特に気を付けてもらえたらいいのかもしれません。

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