貴方がどこに居ようとも
ほんとは曲ひとつひとつについて話したい。でも怒涛すぎて眩しすぎて多幸感に溢れすぎて、幻だったのかも。と思う速度で過ぎていった。
記憶とは儚いもので、莫大な余韻に浸りすぎていたら日に日に薄れていく。寂しいね。
過ぎ去ってしまった日々はもう戻らないけど、この日が色褪せる事はない。でもこれ以上忘れないように、記憶を記録する。
これは 2024 INI FAN-CON TOUR [FLIP THE CIRCLE]愛媛公演1日目 で感じたメンバーひとりひとりの私的概念全部書きたいよnote📝
この世には自分で思ってる以上に光を放っていたり、目立とうとしてなくても主人公になってしまうタイプの人がいると思う。時に自分の眩しさをコントロール出来なくて周りを助けようと思いパワーを振り絞ると、その力で助けるどころか村全体が焼けてしまうような。それくらい強い"何か"を持ち合わせてる人。
私は髙塚大夢さんを直接見る度にそのタイプの人だな、と思う。
彼は変な話、何をしていても芸能界など人の目に触れる方になってたんじゃないかって思う。オーディションに参加してなかったとしても、何かしらが誰かしらに刺さって、隠れようにも隠れられないんじゃないかな。それくらいに、彼が立った場所が、歌うフレーズが、ピンポイントで照明を浴びているように見える。彼の放つパートは耳に残り、そして脳内に木霊す。全てキリングパートとなる。彼の眩い星としてのエネルギーは、どれだけの人を嫉妬させただろうか。
西洸人さんからも同じような空気を感じる。一度見たら目を逸らす事が出来ないオーラ。まるでオンステージかのように見る者を惹きつける。開始早々、双眼鏡で彼を覗いた時は息を呑んだ。あまりにも綺麗だったから。一目見た瞬間、貴方に興味を持たない人間なんてこの世に居ないんだろうな。瞬時にそう思った。だって、そんなに美しいのにフニャっと笑うよね。そういうところも、よそ見できない所以。彼もまた、この世界の神様が貴方を知った瞬間から、掴んで離して貰えなかったのだろうと思う。
対として、"その"ような天性のものを喉から手が出る程欲しかったであろう人達もいると思う。でも死に物狂いで自身を磨き上げて、"その"ようなものを纏えるようになった人。人より更に頑張れる人。なりたい自分、こうありたい自分、を考えて手探りで形成した人。(勿論、先ほど記載したような方々が努力していない訳がないし、そう捉えるのはお門違いなんだけど)
"それ"をおざまきから感じる。
特に尾崎匠海さんは、彼の描く"アイドル"があり、それを見せてくれているような。言ってみれば某テーマパークのパレードを見ているような。彼を見れば、その場所は一瞬にして夢の国になるような、そんな感覚。でも彼のずるいところはその場その時にしかない、タイムリーな表情や歌い方をするところだ。彼の枠にある最上級の"アイドル"姿を見せてもらっているはずなのに、彼がいつも言う"アーティスト"である部分も合わさり、それが彼のアイデンティティなのかななんて思ったりする。彼の表現は、儚くも愛おしい。
藤牧京介さんは、私にとっていい意味で感情が読めない。本当は繊細なところがあったりだとか、寂しがり屋とか、そんな一面もありつつちょっとお口が悪いというスパイスを鎧にしていたりとか、いつもは彼にとってそういう印象を抱いていた。でも、それらを隠して強く逞しくなれる瞬間が、彼にとってまさに歌ってる時なんじゃないかってそう思った。何度も言うな!て彼は言うかもしれないけど、繊細な貴方だからこそ大好きな歌で涙した日もあったでしょう。それでも何度でも向き合ってくれたから、今日の彼に出会えたんだ。貴方の痛くて脆い日々も今は全て宝物だよ、と受け取り手としては思う。君はどうかな?
比較してみると、似てるようで違うかもしれない。でも、二人の根底とかベースがやっぱり"それ"を感じるからこう書かずにはいられない。
佐野雄大くん。彼はこの場所が一番楽しい!どう考えても今日が一番最高!を言わずとも体現してくれる。彼の姿を見て今日ここに来て良かったと思わずにはいられない。そんな生まれ持った愛され力を惜しむ事なく、思う存分客席に投げてくれているような笑顔。彼の顔を鮮明に認識した時、隣にいる母の肩を強く叩き彼を見ろ!!と叫んでしまった。とんでもなく愛らしく、可憐だった。その瞬間を誰にも見逃さないで欲しいと思った。そして彼を見ると優しい気持ちで充満する。パフォーマンスから人柄が伝わるなんて、なんて朗らかな人なんだろうと思う。これもまた、彼にしか出来ない表現であり人はそれを"愛おしい"と形容するんだろう。
許豊凡さんと松田迅さんは前述したパターンと比べると、詳細はいらない"華"!な人達だった。艶やかで秀麗だな..............と言葉を失うほど圧倒的華を持ち合わせていた。誰が誰であっても憧れるであろう、なんとなく目を惹かれてしまう存在。
見た目が二次元だった許豊凡さん。あまりにもダイレクトに容姿の話をしてしまうのだが、パーツ一つ一つは勿論パーツ配置が良すぎる。あまりにも二次元比率だった。それにより"華"具合も止まる事を知らない。そしてパフォーマンスにも散りばめられていた華っぷり。特に歌声は伸びやかで、ホールを大きな膜で包み込むほどの声量。勿論、こちらもずっと本気でパフォーマンスを浴びてる訳だけど、彼のパートになると特に目が冴えるというか。全神経が彼の方向へ向き、圧倒されてしまうような感覚だった。
松田迅さん。個人的に今回のファンコン、終始目を惹かれた。グループやメンバーの事を知らず今現場を目の当たりにしていたら、彼の事を夜が明けるまで調べ尽くしたと思う。長い手足を活かし、彼にしか出来ない表現で魅せている。そのダンスに伴う夜空のように儚げな表情は、忘れたくても忘れさせてくれない。とんでもない努力をしているのは間違いないが、圧倒的センスも彼を味方しただろう。しかしそんな一面とは裏腹に、MCや企画コーナーでは場の空気を底無しに明るくしてくれ、どっちが本当の彼?と脳内が戸惑っていた。どちらも本当だからこそ、いい意味で恐ろしいなと思った。ずっと存在が"華"である人だった。
彼は縁の下の力持ちで、グループの力を底上げしてくれているような存在だと思った。居ると居ないじゃ全体として見えるものが確実に変わってくると思う。しかし勿論それだけでなく、自身のパートでは一瞬にして彼の空気を纏い彼だけの時間が流れる。私は元々ダンプラで見ていて彼のダンスが好きだった。帽子やマスクで誰か分からない状態で見ていても、自身のパートで着実に撃ち抜くという意味での打率が異常だと思っていた。そんな彼は、後藤威尊さんの事だ。妖艶であったり煌びやかであったり逞しかったり、その時々で違った彼を魅せてくれる。先ほど某テーマパークのパレードと謳ったメンバーがいたが、貴方はアトラクションのような人だと思う。これ、分かってくれる人いるかな。
彼の声はスパイスとなり、一瞬にして空気を支配するような感覚があった。特にユニット曲ではそのパワーを存分に発揮し、曲のコンセプトを確立する事にかなり加担しているのではないかと思った。池﨑理人さん。そして彼、パフォーマンスだけでなくMC中も持ち前の明るさでずーっと盛り上げてくれる。そして持ち前の頭脳で他メンバーとは違った角度から物事を発する。それらって簡単な事じゃないと思う。でも彼は"ファンのため"に、目に見えて動いてくれる人だった。アイドルにおいての信頼度が強すぎるかもしれないと思った。信じられない事、でも信じたい事、そんな話を全て彼に聞いてほしいと思った。だからこそ、彼にとって私も信じられる人でいたい。
田島将吾さん。彼のパフォーマンスは、毎度毎度私を嫉妬させる。誰ポジどこポジ?って自分で思いつつも、必ずそう思ってしまう。私は彼の、ステージに立つ上での"自信"というものが見えるほど清々しい彼色で染められているパフォーマンスが大好きだ。そんな所に圧倒されつつも、舞う姿が美しいと思う。表現者が素晴らしく楽しいものだと教えてくれるのはいつだって彼だ。それなのに、曲が止むと途端に"ふにゃふにゃ"になる。パフォーマンス中と普段の彼を並べて線結びクイズをしたら、正解者はきっと殆ど居ないんだろう。でも、そんな所が彼の沼にハマっていく要因なんだと思う。泳いでも泳いでも、沖に上がる事なく。更に深い所に。それが心地良いんだよね。
そして彼。表情より観客の反応が第一と言わんばかりに、客席をきょろきょろと伺いながら踊っている彼。時にはメンバーとも顔を合わし、笑顔が溢れてしまう彼。そう、推しメン木村柾哉さん。彼に到達点ってあるのだろうか?と思うほど、全てパワーみなぎるパフォーマンスを魅せてくれる。貴方の客席を見ながら踊っている所が、私は大好き。上手く言えないけど、この姿を見る為に、今日もここに来たって見る度に思う。なんで貴方の事になると、途端に私は言葉が出なくなるのだろう。言いたい事なんて底なしにあるのに、表現の波に溺れてしまうのは何故だろう。
私はパフォーマンス重視で今まで色んな推しメンと巡り合ってきて、"魅せる"に特化した方を好きになる事が多かった。表情も含めて、演出になるような。まるで作品のような。でも彼は、その場所その時間その観客ならではの、少しでも条件が変わればまた違うパフォーマンスだったのかもしれないと思わせる表情をする。このような形の魅せ方もあるんだって彼を見て思った。他推しのフォロワーにも「ライトが当たっていなくてもずっとキラキラしてるよね」と言ってもらった事があった。推しフィルターという色眼鏡をかけていなくても、貴方がそう見えている事が心の底から嬉しいし誇らしいと思った。
そんな事を感じてしまったら、どんな貴方も見逃せなくなるよ。だいすきだ。今日も、今日だけのパフォーマンスをありがとう。
改めてこうやって一人一人をじっくり見られた事が楽しかった、嬉しかった。また喋りすぎた。彼らの話題だと永遠に喋っていられるらしい。
まだどうしても書きたい事が残ってるので、次に分けます(まだあるんや)
ねえ迅くん、ONE PIECEが好きだとよく言ってるけどINIが一番麦わらの一味じゃない?あまりにも漫画みたいに凄いメンバー達が揃ってるって改めて感じたよ。
あーーたのしかった!!
貴方達の作る全ての波に乗っかって、これからも色んな景色を見られますように🎖️
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