【OZ式】子犬を迎えて最初の一週間の過ごし方ー寝る場所編ー
こんにちは♪Austrarian dog care adviserのHIROです。
さて今日は子犬を迎えたらいったい犬はどこで寝かせればいいの?
という疑問にお答えします。OZ式では犬をケージに閉じ込めることはしません。その前提でお話ししておりますので詳細は下記の記事をご覧いただければ幸いです。
OZ式アンサーははずばり、犬の好きな場所で寝かせてあげてください。です。
つまり、犬用ベッドを用意しても、そこで寝ない場合もあります。
床の冷たいうえが好きなわんこもいますし、ソファーの下の巣穴のような隠れた場所が好きなわんこもいます。
それは犬が新しい空間を把握したうえで、一番安心できる場所を選んでいますので、それを尊重してあげましょう。
ケージに閉じ込めていると、不安と恐怖で鳴き続けるわんちゃんが殆どですが、OZ式ケージフリースタイルだとそのストレスがありません!
わんちゃんは自分が落ち着く場所を見つけて、スヤスヤと黙って眠ってくれます。
成犬であれば一緒のベッドで寝てもOKですし、ベッドルームに連れていってベッドの下で眠ってもいいです。
私たちは犬から見るとテリトリー(家)を共有しているパック(群れ)なんです。閉じ込めや分離は犬にとっては恐怖でしかありません。
大袈裟にいうと、群れから外れるということは死の危険が高まっているという野生の本能が恐怖を感じさせてしまうのです。(犬の脳と人間の脳の違いは改めてお伝えしますね♪)
とにかく仕切りフリーで犬が身体的に自由に動けるという大前提を、守ってあげると、ストレス行動(吠える、掘る、カリカリと前足でかき続けるなど)は起こりません。
ただし、子犬の場合寝起きのおしっこの問題があります。
なので、寝るばしょを子犬が選んだらその近くに一回分のおしっこがすでにしてあるトイレシートを置いておいてあげてください。
夜中に起きておしっこをしたいと思ったら、近くをくんくんしてすでにおしっこがしてあるシートの上にしてくれることが多いです。
心配なようなら、夜寝る前に多めに床にシートを敷き詰めて寝るというのもひとつです。
トイレトレーニングは日中、起きている間にするだけでも、子犬は徐々に覚えてくるので、夜の失敗はゆったりと構えて、飼い主さんも体を休めてください♪
忘れてはいけないのは、犬は動物でしかも赤ちゃんとなると
自然界で1匹になるということはないんです。
そうなったらすぐに、他の動物に食べられてしまいます。
なので、一匹になって鳴かない犬はほぼいません。
ただそれは、成犬になって知識が付いてくるとトレーニングで緩和することができます。
子犬が一人になって鳴くのは正常な反応です。
なので、子犬のうちは一緒の部屋で寝てあげる。
というのが、OZ式では基本になってきます。(ほかに犬が多頭飼育でいる場合は例外です)
リビングで犬を寝かせたいなら、家族が交代で最初はそばで寝てあげるとか、ベッドルームに犬のベッドとトイレをもってきて一緒に寝るなど、ご家庭に合った方法で夜の時間をゆったりと過ごしてみてください。
赤ちゃんは手間がかかりますが、人間と同じであっという間に大きくなります。きっと来年の今頃、今日の写真を見たら愛おしい時間だったとかんじるんだろうなあって感覚で、ゆったりと構えてくださいね♪