"変わってるね"と言われたらどう考えるか
昨晩、小3の次女が友だちに
"変わってるね"と言われたと
ポツリと話した。
どういう意味?と。
変わってるって事は
他と違うって事じゃない?
何が変わってるって?
テレビが無いとか。
そうかもね。テレビある人のが
多いよね。
ママも、つい最近テレビが無いとは
次元が違いますって言われたよ。
…何て答えた?
まぁ、ネットがあるから
必要な情報得られますし。
私も夫も独身の頃から持ってないので
家族で当たり前になってるんですよねー
かな?。
ふーん、と納得した表情。
でも、なんとなく、変わってると
言われる事に違和感を持ってるらしい
次女。どうしたら他者との違いを
ポジティブに受け取ってもらえるかなと
考えた。
変わってるって、他と違うって事じゃん。
その反対は、他と同じって事じゃない?
皆と同じですねって、詰まらなくない?
ママも、ずっと変わってるって
言われ続けてきたけど
皆と同じですねより良いと思ってる。
だって、自分のオリジナルが
ちゃんと出せてるって事だから。
ここで長女登場。
彼女に、学校で変わってると
言われた事があるか聞くと
毎日言われてる、とのこと。
そして、その度にドヤ顔してるよ。と。
おー、良かった、こんな姉でと
心底思った。
次女は、長女を崇拝している。
私と違って説得力があるらしい。
年が近いせいか、昔から
次女に響く様な説明をしてくれる。
A、変わってるってことは
スペシャルエディションって事だよ。
ドヤ顔して良いところだよ。
レアキャラだよ。(ニヤリ)
もう、この辺で充分満足そうな
次女。多分、次に言われたら
ドヤ顔まで出来るか分からないけど
心は変な風に揺らがないだろうと思う。
変わってるね、は褒め言葉。
私の中ではいつからかそう認識されてて
海外で育った娘たちには
あえて話す話題ではなかった。
(そもそもみんなバラバラだから)
でも、日本で育ったクラスメイトたちに
囲まれるとおそらく違いが
際立つんだと思う。
自国で生活してみて
新しく気がつく事は色々ある。
その中で、
"違いを認め合える関係"は
私が伝えたかった事の中で
大きなひとつだった。
自分は当たり前だけど
相手にとったら違うと思われる。
そんな相手も居るんだ、という
認識。
生活してると、本当色んな感情が
顔を出すよね。
ひとつひとつ、受け止めて
自分たちの糧にしていって欲しい。