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サンタさん卒業しました。

我が家の長女は小学5年生。
海外で育ったからか
家でテレビがないので
情報量が少ないからか
昨年まではサンタクロースを
信じていた。

先日夫が長女に
"サンタさんてパパとママなの?
クラスメイトが言ってるの聞いた"
と言われたらしい。それを聞いて
そろそろ卒業かなぁと思った。


昨日、夫とお昼を食べに出た時
今年のプレゼントリクエストを
ネットで調べていた所
今週末から冬休みで出かけるには
間に合わないという事が分かった。

リクエストは長女iPhoneケースと
次女iPadケース。好きなキャラの
物が欲しいらしい。現代っ子だな…

次女の分はオーダー済みで、確か
今日辺り届く。長女のiPhoneケース
他のキャラなら翌日配送あるけど
それじゃ意味ないしと考えてた所
こりゃ、卒業にして良い
タイミングかとふとよぎった。

準備不足と言われれば其れ迄だが
物事がスムーズに行かないのは
何かのサインだと思っている。

夫と話し合い、私から伝える事になった。

昨日は次女が学校帰りそのまま
ドラム教室だったので
長女1人が帰ってきた。

おやつとホットミルクを
飲みながら一息。

今日はみんなのプレゼントの
ラッピングするんだと話している。

姉妹で、冬休みに会うジジババや
シンガポールの友だち姉弟へ
プレゼントを用意している様だ。

"なんか、Eちゃんサンタさんみたいだね"

ふとこちらを見上げた長女
"サンタさんはパパとママだって
少し思ってる"

あー、タイミングきたなと思った。
そして、ここまで立派に
優しく成長してくれた長女を想うと
涙が溢れた。

"ママは、Eちゃんがこうやって
皆に心を込めたプレゼントを
用意してるのを見ながら
嬉しく思ってたよ。
これからは、Eちゃんが
皆のサンタさんになってあげようか"

頷く長女。
"ママがサンタさんだったの?"

"パパとママがサンタさんだった
かもしれないし、そうじゃない
かもしれない。
でも、これまで素敵な
クリスマスの思い出がたくさん
あるでしょ?
だから、それをはっきりさせなくても
良いんじゃないかなとママは思うよ"

"そうだね、あまりそれを考えなくて
良さそうだね"

そして、次女について
"Aちゃんはどう思ってるのかな"の
質問には曖昧な印象だったので
"これからは、Aちゃんの
サンタさんになってあげよ?"

と伝えると、にっこりと頷いた。

夫と毎年話し合い
2人のサンタとしていられた時間は
本当に温かい気持ちを受け取ってきた。

今年のクリスマスは
大きな心の成長というプレゼントを
長女から貰った
記念すべきクリスマスになりそうだ。

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