ランウェイ社員のリアル:新たなステージでキャリアの可能性を広げる Kさん、Iさんの場合
-- 二人とも新卒でデジタルマーケティング会社に入社していますが、当時の仕事内容を教えてください。
Kさん「私はデジタル広告の運用を中心としながら、施策立案や提案、実施、分析といった業務を一貫して、約2年半ほど行っていました。」
Iさん「私は大手総合広告会社系列のデジタルマーケティング会社でしたので、約4年の在籍期間中に大手総合広告会社にも出向し、デジタルを軸にしたメディアプランニングや運用レビューを担当していました」
-- ランウェイに転職した理由を教えてください。
Kさん「前職ではデジタル広告の運用を一貫して担当していましたが、日々、CPA(成果指標)の効率を追求することが中心で、もっと広い視点でマーケティングに関わりたいと感じていました。その中で、テレビCMを含むオフラインの施策がリード獲得などの数字に大きな影響を与える場面を目にすることが増えたんです。いわゆる「刈り取り」だけではなく、「認知を獲得する」ところまでを含めて取り組める環境で働きたいと思い、フルファネルでアプローチができるランウェイを選びました」
Iさん「私も同じような理由です。前職ではデジタルに特化したメディアプランニングを中心に行っていましたが、もっと幅広いメディアや業務に携わりたいと考えていました。それに加えて、ランウェイは国内のナショナルクライアントやグローバルクライアントの実績が多く、マーケティング的に難易度の高い案件にも挑戦できそうな点に魅力を感じました」
-- ランウェイでの現在の仕事内容について教えてください。
Kさん「現在は国内最大級のフードサービス企業の営業担当をしています。これまでの経験を活かしたデジタルメディアのプランニングが主な業務で、クライアントとのやり取りや予算の割り振りなどを行っています。チームでの協業が多く、電通グループ内でさまざまな専門領域を持ったスタッフが関わるプロジェクトに取り組んでいます」
Iさん
「私は入社前から興味を持っていたスポーツ案件に携わっています。その中でもクリエイティブ制作からメディアプランニング、SNS投稿の進行管理など、非常に幅広い業務を担当しています」
-- ランウェイでの経験を通じて感じた変化や成長について教えてください。
Kさん「ランウェイでは、営業は単なる橋渡し役ではなく、価値を付加することが求められます。その中で、自分の考えを整理してアウトプットする力が鍛えられたと感じています。
またデジタル広告運用の経験を活かして、デジタルチームのスタッフと数字に対して同じ目線で深い議論ができることも自分のスキルの1つだと気がつくことができました。」
Iさん「前職の頃から、『スペシャリストでありながら、ジェネラリストにもなりたい』というキャリアの軸を持っています。その考えはランウェイに来てからも変わりません。ただ、入社後に気づいたのは、以前考えていたスペシャリストとしての範囲が狭かったということです。例えば、ランウェイに入社してから、前職ではあまり関わることのなかったクリエイティブ制作に触れる機会が増え、それに伴い知識も大きく広がりました。以前は専門用語すら知らなかったのですが、現在ではクリエイティブメンバーとフラットに議論できるようになりました。ランウェイは、デジタルに限定されず、さまざまな分野を深く追求できる環境が整っており、その中で自分の範囲を広げ、いろいろなスペシャリストになれる可能性があると考えています」
-- 「デジタルとマス」というキーワードに対して感じることはありますか?
Kさん「デジタルとマスって、就活の時には完全に違うものだと思っていました。デジタルは成長していて、マスは時代遅れ、みたいな印象が強かったです。でも、ランウェイで仕事をしていると、両方の強みを掛け合わせていくことの重要性を実感します」
Iさん「私もKさんと同じ意見です。以前はデジタルとマスを分けて考えていました。でも、働きながら、特にコロナ禍明けくらいから、デジタルとマスの境界が曖昧になってきていることに気づきました。たとえば、街中で見かけた人気アニメの屋外広告が、デジタルと連動しているのを見たときに、これからはどちらも融合させて考える必要があると思いました。
最近はYouTubeをCTB(Connected TV)で見るのが普通になったり、屋外広告もDOOH(デジタル屋外広告)として進化したりしています。もう、デジタルとマスを完全に分けて考えること自体が時代と合っていないのかもしれません」
-- これからの目標を教えてください。
Kさん「現在は、これまでの経験を活かし、デジタルメディアを中心に担当していますが、今後はテレビなど他のメディアにも深く関わり、業務の幅を広げていきたいと考えています」
Iさん「まずは、現在ランウェイで一緒に仕事をしているトレーナー(OJT担当)と同じレベルのスキルを身につけたいと考えています。その上で、マーケティング全般を深く理解し、トップクラスのストラテジックプランナーを目指して思考をさらに深めていきたいです。
と、これをトレーナーに見られたら『まだまだ先だな』って言われそうですけど(笑)」
-- 最後に、二人が考えるランウェイの強みや、ランウェイへの入社を考えている人へのアドバイスをお願いします。
Kさん「ランウェイでは、電通グループの一員として、非常に大規模なプロジェクトに関わる機会もあります。これは一般的な広告会社では得られにくい貴重な実務経験です。また、メディアや役割を限定せず、マルチタスクで業務に取り組むことで、視野を広げることができます。特に、中途入社でこれまでの経験を活かしつつ、新しいスキルを得たい方には適している環境だと思います」
Iさん「自分のスキルを活かしながら新しい領域に挑戦できるのがランウェイの魅力です。ただし、マルチタスクが求められるため、幅広い業務に対応できる柔軟な姿勢が重要だと思います」
KさんとIさん、それぞれが持つキャリアの軸や成長意欲が、ランウェイというフィールドでさらに広がっている様子が印象的でした。柔軟な視点や、未経験の領域に挑戦する姿勢は、まさにこれからの広告業界に求められる力だと感じます。
二人が描く今後の目標が実現できるように、ランウェイの一員として私もサポートしていきたいと思います。