Music Unity 2020の凄さと、日曜日の朝に聴く爽やかなドラムンベースは最高って話 #MU2020
昨日Music Unity 2020というクラブイベント配信を見た。
「Music Unity 2020」は日本全国のクラブ、ライブハウスなどのミュージックヴェニュー協力のもと配信されるノンストップ形式のライブストリーミングフェス。既に世界各国に30,000人近くのアクティブフォロワーを抱えているMOGRAのTwitchチャンネルを利用し、各ヴェニューが選出したアーティストによるライブ・DJパフォーマンスをノンストップで配信。(公式サイトより)
兄から「アニソンでクラブイベントをするMOGRAというクラブハウスがある」と聞いたのは3月頃で、取り敢えずTwitchでチャンネル登録はしたまま特に配信録画を見ずじまいの状態だった。
(実際にはMOGRAはアニソン専門ではなく、アニソンもクラブミュージックも分け隔てなく流すクラブハウス。)
んでもって時は流れて4月4日の深夜。
当時はマジで暇だったし、ノリでリンクを押して配信を開いた。
そこにはコロナ禍に蝕まれた僕たちを勇気づける、明るいインターネットの未来が映っていた。
元々僕自身はアニソンやボカロはちょっとだけ齧っていたものの、配信中に流れるサブカルミュージックは殆ど知らない曲だったのだが、それでもよく分からんがめっちゃ楽しい。確か見始めて10分経った頃には拳を挙げてヘドバンするほどハイになっていたと思う。
コメント欄も「インターネット最高!!!」「天才!!!!!!!」「お前ら生き延びてMOGRAで会おうぜ!!」「それだああああああああああ」「(流れている曲の作曲者の顔スタンプが大量に流れる)」など、本当に訳分かんない表現に溢れた歓喜の塊がずっと流れていた。
Music Unity 2020の熱はこれだけじゃ収まらない。
配信終了後、レイドと呼ばれる視聴者誘導機能により、4コマ漫画を書いたりシャニマスを嗜む配信者のびばえいち氏に約3000人が緊急集合(!?)した。
完全に温まった視聴者にヨイショされた彼はなんとDJ機材を購入し、新たなDJが生まれた伝説の一夜となったのだ。初心者とは思えないほどの上手さ、エフェクトを「輪廻」「波動」「地獄」と表現するトークセンス、最早何もかもが神憑っていた。
そんな大盛況を迎えたMusic Unity 2020は第2回、第3回と続き、そして昨日の第4回をもって最終回を迎えることになった。
元々コロナの自粛期間におけるクラブ活動なので、自粛が緩和されて本来の活動に戻るためなのだが、この世界に音楽という、とてつもなくデカいエネルギーを皆に与えてくれた本イベントが収束を迎えるのは名残惜しい気持ちだ。
時間帯やイベント被りの都合上最初から最後まで見通すことは出来なかったが、全4回とも楽しませて頂いた。
兄とDiscordで通話しながら見るのは中々面白かったし、なにより兄自身がそれなりにアニソンに詳しいので、「それだあああああ!!!! 」「ゔわ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!! 」とかなりの頻度で悲鳴が聞けたのは中々愉快だった。かくいう僕も何度か同じような発狂をしたので、もしもオフラインで話しながら見てたら共鳴してとんでもないことになるんじゃないのか。
さて、タイトルのもう一つの要素に触れていこう。
昨日のMusic Unity 2020の終盤、MOGRAの店長を務めるD-YAMA氏によるDJパフォーマンスを見ている途中、この曲が流れた。
ヒゲドライバー氏といえば「打打打打打打打打打打」「回レ!雪月花」を手掛けており、勝手ながらそういうトリッキーな曲を作る人なのだろうと思っていたが、このKiss meは全然違った。
爽やかなドラムンベースが心地よすぎて眠気が飛んだ。
コメント欄で曲名を聞き、LINE MUSICで調べて爆速で再生した。こういう即時性もオンラインならではだろう。
同じような経緯でハマった曲は他にもある。星宮とと氏のネオンライト、セブンシスターズのSEVENTH HAVENなど、普段なら聴く機会のなかったジャンルに触れられたのはとても良いものだった。
朝起きて日の光を浴びながらKiss meを再生していると、唐突に書きたくなって一気に仕上げたので、もしかしたら後から追記しまくるかもしれないが丁度良いので一旦筆を置くことにする。
クラブイベント行きたいっすねぇ…