雷神

「ステージに立つ!」

さて、タイトルに有る「ステージに立つ!」
これは日頃から常々自分が言っている事なんですが、どういう事でしょうか?
ステージに立つという事は、それ相応のふさわしさを持つ。という事だと。
ここでは、だと思います。とかではなく自論で書きます。
それ相応のふさわしさ、難しいですねぇ。これは僕の中では技術や上手下手ではないのです。
ステージに立つ覚悟とでも言いましょうか、そこにかける気持ちなんです。

何故こんなことを言うかというと、お客さんはチケット代、交通費、「時間」をさいてライブを見に来ます。
それだけのモノに対する気持ちが必要なのです。
演者からみれば沢山のライブのうちの一つであったり沢山のお客さんの中の一人と思いがちですが、お客さんから見れば「やっと来れた1回」かもしれない。
時間が合わずずっと見に来れなかったけど、やっと来れたのかもしれない。
そう考えるとかけがえのない時間なんですね。

結論をいえばそういう事なんです。

良く世間では「一期一会」と簡単に言われますが、そんな簡単なものじゃないよ!と。
言ったからには礼を尽くすのが大事ですね。
と、難しい話に行きそうなので戻ります。

ステージに立つ。そこにかける気持ち。覚悟。
普段と違う空間を提供する事が出来るかどうか。

アマチュアのライブではだいたい持ち時間30分くらいが多いのですが、その30分に気持ちを何処まで込める事が出来るのかが重要です。なんとなくダラケタ MCをしたりしていても時間は過ぎていくのです。それこそ30分をきっちり出来ない人はとても1時間半のライブなんて出来る訳有りません。

その30分にどれだけのものを込めるか!

その30分はライブが始まる前にもう始まっているのです!!

そのライブに向ける準備からが大事なんです。
セットリストを考えたり、自分達が今出来る最高のShowをどう構築するか?
自分達が格好良く見える為には何を衣装で着るか?
こういう事を真剣に考えていく事が「そこにかける気持ち」なんです。

こういうことを常々考える思考回路を普段の生活の中でも身につけて行く事が素晴らしいライブをできることにつながるはずです。

で、ここまで書いて来て最後にまとめたいのは
「ステージ衣装を簡単に考えるな!!!」
という事です。これは自分達のやっている音楽、演奏と同じくらい大事なものです。
ライブというものは視覚で入ってくるもの。そこをないがしろにはしては行けません。

表現というもので考えると衣装も表現です。

自分達が憧れた音楽は「格好良い!」から始まりませんでしたか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?