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解像度の高いDJmixをするために理解すべきこと House編(曲の仕組みを理解する)

皆様こんにちはDee-Sです。さて今回は筆者の私がDJをする際の基本的な考え方で特に大事にしていることが「解像度の高いDJmix」なのですが、他の方のDJmixを聴くと自分にとっては基礎の部分になるところが全く出来ていない方が多く、遊びに行ってDJを聴いても段々イライラしてきて我慢が出来なくなって退店してしまう事が良くあります。絶対音感が有る方が不自然な音階に気持ち悪くなってしまうヤツに似た感覚で具合が悪くなってしまうんです。

のっけから「一体お前は何を言っているのか?」という感じだと思うのですが、HouseにおけるDJmixに「基本のキ」は存在してまして、展開を作る上で徐々にビルドアップしていくmixにはある程度の法則が存在します(絶対とは言い切れないので、ある程度と敢えて書きます)それは下図の通りです。

音数とテンションのグラフ

基本的に展開を作る、テンションを徐々に上げていく場合、序盤は各パートの音が少なめの曲から次の曲につなぐ際には前の曲より何かしらの音数を増やしていって、ピークタイムになると、その数がかなり増えた状態になる、という展開が個人的には理想形であると考えています。逆にテンションを少し下げるという場合も同様で音数を減らしてあげれば必然的に前の曲よりも若干下げのテンションになります。ココで言う音数はドラムのパートであったり、シンセフレーズだったり、Voサンプルだったりケースバイケースです。解像度の高いMixと私が言う部分はココです。皆様はどのようにDJで使う曲を咀嚼して理解しているのか定かではありませんが、私の場合は各パートを脳内で一旦バラすような聴き方をして曲の構成を理解します。

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