【久しぶり】Masterworks出してみた!
こんにちは。
自動車ライター/インストラクター/ジャーナリスト/ドラマーの齊藤優太です。
今回は、音楽の話です。つまり、ドラマーとしての話をしていきます。
久しぶりのMasterwoeks
最近、久しぶりに唯一自分で所有している楽器、Pearl Masterworks Snare を出しました。
夏ごろにスーパーフープIIからダイキャストフープに変えたのですが、フープ交換以降なかなか楽器を出す機会がなく、しばらくケースに眠っていました。
そしてついに、スネアを出して練習すべき時期が到来。ケースから楽器を取り出しスタンドに乗せました。
久しぶりにヘッドを叩いたりリムショットをしたりすると、アコースティック楽器ならでは心地よいフィードバックがあり、いろんな記憶が甦ってきました。
やはり、アコースティック楽器ならではの、リバウンド、沈み込み、響きなどは、トレーニングパッドでも、電子ドラムでも出せない気持ちよさがあります。
夏ごろにフープ交換をしたとき、しばらく出さないことがわかっていたため、ヘッドを緩めにして保管しており、チューニングはまだしてません。
シェルやフープ等がしっかり鳴るようになってから、チューニングをして、スタジオ等に持ち込みたいなぁと思っています。
楽器の保管で気を付けていること
ドラムという楽器は非常に単純な構造であるものの、実はかなり繊細な楽器でもあります。
特にヘッドがシェルに接している部分「エッジ(bearing edge)」は、ドラムの音に影響する部分のひとつ。
このエッジは、45°が最もポピュラーな角度です。もちろん、中には60°、22°、30°、roundなど、45°ではないエッジもあります。
ただ、どの角度であってもエッジは、ヘッドの張り=テンションを受けている部分であり、打面からの振動を多く受ける部分です。そのため、エッジが損傷してしまうとサウンドに大きな影響を与えます。
このようなことから、エッジに強い負荷がかかった状態が続かないよう、楽器を長期保管するときは、テンションボルトを緩め、ヘッドがパリッと張った状態にならないよう気を付けています。
また、シェルが薄く(1ply 1mm以下の4 plyシェルや6 plyシェルなど)、エッジが45°以下のドラムの場合、ヘッドを張ったまま=テンションをかけた状態で長期保管すると、シェルそのものが歪んでしまう可能性あります。特に、単板やくりぬき胴の場合には、瞬く間に歪んでしまうでしょう。
なので、楽器を長期保管するときは、強い負荷をかけずに保管しておくことが大切だと考えています。
【Specification】Pearl Masterworks Snare Drum
size:14"×6"
shell:10ply maple w/inner carbon fiber
hoop:Pearl Master cast(Die Cast) hoop(DC-1410/DC-1410S)
bearing edge:45 degree bearing edge(contact ply=outer 2ply)