【特別なDAYTONA】ROLEXデイトナ24時間レース
こんにちは。齊藤優太です。今回も前回に続いてROLEXに関連する話題です。
日本でも高い人気を誇るロレックス デイトナことコスモグラフデイトナと24時間レースには特別な関係がありますよね。
24時間レースの優勝ドライバーには、裏蓋に優勝者の証である「WINNER」と、優勝年「ROLEX AT DAYTONA 1992」と、24時間レースを意味する「24」が刻印がされたROLEX Oyster Perpetual COSMOGRAPH DAYTONAが贈呈されます。
1992年から始まったWienners DAYTONA(Wienners ROLEX)贈呈の記念すべき第1回目は、なんと日本人ドライバーでした。
日産 R91CP(23号車)が1992年に、日本人初・日本メーカー初・日本チーム初の総合優勝を果たし、ドライバーである長谷見昌弘さん、星野一義さん、鈴木利男さんの3名にWienners DAYTONA(Wienners ROLEX)が贈呈されています。
優勝したドライバーが操ったマシン「R91CP」は、日産オリジナルのマシンで、参戦した年から優勝を重ね、日産のモータースポーツ史に残る伝説のマシンです。
そして、このマシンを開発したのは、Z33 フェアレディZ、北米でヒットしたFX、P10 プリメーラなどを作り出し、日本が誇るスーパーカーR35 GT-Rの生みの親でもある水野和敏さんです。
水野さんは、当時レース監督としてデイトナ24時間レースに参戦し、チームを優勝に導きました。
つまり、水野さんは、日産の歴史に残る名車の生みの親であるだけでなく、日産のモータースポーツ史に残るマシンを開発し、初のWienners DAYTONA(Wienners ROLEX)を獲得するマシンを仕上げたと人ということになります。
自動車史では、クルマそのものやそのマシンを操るドライバーに注目されがちです。が、そのクルマやレーシングマシンを開発し、進化させ、仕上げたリーダーの存在があるからこそ、クルマやレーシングマシン・ドライバーが輝くことができるということもできるでしょう。
数々の歴史を作ってきたカリスマエンジニア水野和敏さんは、今でもさまざまな情報発信をしています。
これらのコンテンツは、水野さんの活動の一部です。最新の情報などは、公式サイトをご覧ください。
最後に、私は水野さんとの出会いで人生が変わりました(出会いと言っても講演の映像でしたが…)。もし、あのとき、あの映像で水野さんに出会ってなかったら今の自分はいないと思います。
そして、「いつか、水野さんに会ってみたい!」、「一緒に仕事をしてみたい!」、「さまざまなことを学びたい!」という強い思いと、タイミングと、幸運が重なり、今、一緒にお仕事できているのは奇跡としか言いようがありません。