アブストラル舌下錠
いきなり処方が飛んできました。
アブストラル舌下錠。。。恥ずかしながら投薬するのは初めてだったわけです(´ω`)
アブストラル舌下錠の効能は強オピオイド鎮痛剤を定時投与中の癌患者における突出痛の鎮痛ですね。
添付文書には100μgから開始するよう記載があります。
今回の件では初回投与にも関わらず200μgで処方されていました。
先生にも考えがあっての処方なんでしょうが薬剤師としてはこれは通すわけにはいかずバカにされようとも伝家の宝刀「疑義照会」の出番です。
添付文書では100から開始ってなってるけどどなんや?!
先生の回答は冷ややかなもので「そのまま調剤してください」っていうだけです。
これに限っての事じゃないですが、添付文書通りの用法で使ってくれないとこちとら個別指導で突っ込まれるんじゃい!
という事で、添付文書に記載のない用法の場合は必ず疑義照会をして薬歴、レセプトの摘要欄には残しておきましょうという事が言いたかっただけです。笑
投薬の時は、指導箋なんかを使って舌下錠なので噛んだり水で飲んだりしないようにすることだったり、一回使用して効果がない時は30分後にもう一回使用してってことや呼吸抑制に注意しようなど一般的な事しか言えませんでしたが。。。
麻薬の処方箋ってちょっとテンパります(´ω`)