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涙袋のヒアルロン酸注入はデザインが大事なので、値段でクリニックを決めてはいけない

涙袋の注入は、患者さんの希望にできるだけ近づける注入が必要で、使う量が少ないので値段も高くないからこそ、クリニック選びが重要です。

値段の安さに惹かれて、気に入らないデザインにされて困っている人を沢山知っています。


涙袋をメイクで作るのは、今の若い女性には当たり前のことに。

で、ヒアルロン酸注入で実際に盛り上がりを作ったらメイクが簡単になるので、若い人が入れに来ることが多いんですよ。

使う量は0.3~0.4mlで、値段は3~4万(税別)というところでしょうか。

髪の毛ほどの細い針を使って、強力な麻酔クリームを使うので、痛みはかなり楽なはずです。

そして内出血も少なく抑えられます。

(たまにごめんねっていうくらい内出血しちゃう人もいます)


終了して鏡を見てもらうと、

「うわー!!可愛い♡~~」

って喜んでくれるので、私も嬉しくなるんです。


だから、時々、よそで入れたけど

カタチが気に入らないって人が来ると、二つのことを思います。


まず、

なんでうちで入れないの!もっと可愛く入れてあげられたのに、って。

それから、

思ったように入れてもらえなくて可哀そうに、なんとかしてあげなくちゃ、と思うんです。


すごくはれぼったくナメクジみたいになっているのとか、

中央部だけしっかり入っていて目頭や目尻が入っていないので、半月っぽくなっているのとか、左右のバランスが余りに悪いのとか、いろいろ見てきました。

可愛くなりたくて入れたのに、これでは可哀そうと感じることも正直あります。


涙袋は簡単そうに思うけど、本当は難しいと私は思っていて、いつも息を止めて全集中で注入しています。

注入が終わった後、気に入ってもらえるかどうか、毎回緊張しながら鏡を渡します。


涙袋は、女の子は普段からメイクで自分で作っているし、タレントさんやモデルさんの写真を見て研究しているから、思っていたのと違うとがっかりするんですよ。

だから、喜んでもらえたらすごく嬉しい。


注入量が少ないから、たかが涙袋、と考えるドクターもいるみたいだけれど、私にとっては緊張の治療のひとつです(笑)

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