新年、お正月、日常

今年も1年が始まった。
年明けは温泉旅行、サウナ、実家、映画、と
お正月を満喫。
本厄なので厄除開運の祈祷もした。

5日から仕事始め。
日常が始まった。
経営者や上司の年頭方針説明を聞く。
確かに必要だな、やるべきだな、と
うなずきながらメモを取る。

齢四十を過ぎたから、なのか、それとも
会社に対する自分の熱量の低下なのか、
あまり響く言葉も拾えず、淡々と時間が過ぎる。

昨年あたりから仕事や会社のことで
自分がOWNしたいと思うことに出会えなくなってきた。
会社の体制や方針は変化がなく、何となく
全員が確かにそうだと思う目標に淡々と取り組む。
そこには新しさや変革よりも、守りや継続をすれば良いという本音が見え隠れする。
そして、転勤族も管理職もお断りした自分は
会社のいわゆる昇進コースからも外れたせいか、
客観的、かつ少し批判的に会社を見る視点も増えた。
組織内での自分の天井がある程度分かると、
逆に自由になれる。
成果を掲げてアピールする必要がなくなれば、
会社の中で本当に大切だと自分が思うことを
やれば良い。
それが会社にマイナスなものでなければ、
会社に居続けることはできる。給料はもらい、
でも、やりたいことをやる。
会社や上司からの
管理職目指せ、リーダー目指せ、に乗っかる
必要もない。
何だか肩の力も抜けてきて、仕事なのに割と
穏やかに対峙できるというのは、不思議な感覚。

自分がやりたいのは、
人に期待し続け、成長を支援すること。

人の成長に寄与するものには積極的に関わり、
人を消耗するだけのものには疑問を投げかけながら、
これからも長く続く日常を自然体で過ごせたら良いと思う。

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