【免疫力UP食材】山芋は山薬と呼ばれる栄養満点食材!
東洋医学では
山芋は山薬(さんやく)と呼ばれる。
山薬という名前の由来は
「山で採れる薬効のある植物」という意味。
古来より食用や薬用として重宝されてきた。
東洋医学におけるこの山薬には
以下のような効能がある
1. 補気作用: 体力を補い、疲労回復を助ける。
2. 滋養強壮: 消化吸収を助け、体を養う。
3. 健脾益腎: 脾臓や腎臓の機能を高めるとされる。
4. 止瀉作用: 下痢や消化不良を改善する。
特に、山薬は胃腸や腎臓の弱い人に良いとされ、漢方薬の配合に使われることが多い。
例えば、腎機能を補う六味地黄丸や疲労回復目的に使われることの多い補中益気湯にはこの山薬が含まれてる。
東洋医学だけではない。山芋は自然療法でもよく利用されるほど、栄養価が高い。
📍山芋に含まれる高い栄養価
1.ムチン
2.ビタミンB群
3.抗酸化物質
4.食物繊維
1.ムチン
山芋独特の粘り成分であるムチンは、胃腸の粘膜を保護し、栄養の吸収を助ける働きがあります。腸内環境を整える。胃腸の不調や過敏性腸症候群などの腸のトラブルを持つ人にはおすすめ。
2.ビタミンB群
ビタミンB群を多く含み、エネルギー代謝を促進して疲労を軽減し、免疫機能を支える。
3.抗酸化物質
山芋にはポリフェノールやビタミンCが含まれており、活性酸素を除去することで、免疫細胞の働きを守る。
4.食物繊維
腸内環境を整え、腸内の善玉菌を増やすことで免疫系を強化。
栄養価が高いだけじゃなく
🔍抗炎症作用
山芋の成分が体内の慢性炎症を抑えるとされてる。身体の修復力を高める。
🔍ホルモンバランスのサポート
山芋に含まれる成分(特にヤマノイモ特有の「ジオスゲニン」)は、ホルモン調整作用が期待される。更年期障害や月経不順のサポートに利用されてる。
📍山芋の栄養素をフル活用できる料理法
山芋は調理法によって栄養素の吸収効率が変わるので、以下の方法なら最大限活用することができる🍴
1. 生のまま食べる
ムチンやビタミンが熱に弱い性質を持つため、栄養をそのまま摂取するのには生が最適です。
とろろご飯最高♡ もしくはサラダ!
山芋を短冊切りにして、梅肉やポン酢で和えたり。
2. 軽く火を通す
長時間加熱すると栄養が失われるため、短時間の加熱が推奨。
お味噌汁に入れる場合も、最後に加えると、ムチンを活かしたまま摂取できる。
3. 蒸すまたは揚げる
火を通しながらも、栄養素を閉じ込めるのは、蒸すか揚げる方法。
4. 発酵食品と組み合わせる
おすすめは、山芋をトコトン腸活レシピに。
山芋自体にも腸活作用がある(ムチン+食物繊維)のに加えて、納豆や味噌と組み合わせて摂れば、腸活にはとても効果的。
山芋と納豆の和え物とか味噌とろろとか。
※調理のポイント
1.生で食べる時はアク抜き
山芋にはシュウ酸カルシウムが含まれ、喉や口が痒くなることがある。酢水にさらしてから使用すると軽減されます◎
2.皮に栄養が多い
山芋の皮にはポリフェノールが多く含まれているため、薄くむくか、しっかり洗って皮ごと食べるのが理想的。
山芋は自然治癒力や免疫力を高める日常の食材として取り入れやすいので、ぜひ多様な方法で楽しんでみてください!🫶🏽🩺🤍