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-はじめに-健康診断の採血で腕の神経損傷されて、新卒で入った会社を退職するまで
はじめに
すでに本編の方を投稿しており、今更ですが「-はじめに-」として今回書かせていただきます。
(1)と重複している話はあるかと思いますが、ご了承ください。
採血による神経障害発生率に関して
私が事故にあった後、"採血で神経障害が起こるなんて聞いたことがない"と周りの人たちに言われました。
どれくらいの割合で、採血で神経障害が発生するの調べてみました。
注射穿刺による神経障害発生率の関しての割合は、0.00006%から 0.13%と報告されており(2014年 医療安全対策委員会答申, 日本医師会のデータより)、低い割合でしか起きないことです。
採血による神経障害発生率がデータ上とても低いのは、医療従事者の日頃から注意を払って業務をおこなってくださっているからだと考えています。本当にあたまがあがりません。
同じ様な医療事故にあった方に伝えたい
医療事故に関してインターネットで調べたところ、裁判の判例に関しては何件か出てきましたが、採血を失敗された被害者のSNSへの投稿がほとんどありませんでした。
当時、私はできることなら、被害者たちが実際どの様な経過を辿っていったのか知りたかったです。
私の経過について投稿することで、少なからず同じ様な人もいて、それなりに症状は回復していることをお伝えしたいです。
今の気持ち
数年経っても、やりきれない気持ちが残っています。
採血の性質上、神経障害の発生を0にすることはできません。
それがわかっていてもなお、事故時に対応した看護師とその勤務先である病院の対応に違和感を感じてます。
結局、謝罪はありませんでしたし、誠意がない対応で心を痛めました。
正直、今でも恨んでいます。
来る日も自分が何故こんなことになったのか考え、気分が落ち込み抑うつ状態になり、休職・退職することとなってしまいました。
精神面では、結構強い方だと思っていました。今まで既往もありませんでしたし、まさか、自分が抑うつ状態になるとは思っていませんでした。
それでも、医師をはじめとする医療従事者の方々のおかげで、回復し、社会に馴染める状態にはなれました。
"これも人生なのかな・・・"と思えるフェーズになってきたので、思い出すのは苦しいですが、この様な経験が誰か人のために役立てば良いなと思い投稿しています。
NOTEの書き方もよく分かっていない部分があり、非常に読みにくい点もあるかと思いますが、引き続きよろしくお願いします。