Rimworld バージョン1.5発表!と新DLCの話
ウォァァァァァァァァァァ!!!!!!!RimWorldの春が来た!!!!
という事で、4月中旬?実装&発売予定のVer. 1.5とAnomalyとか言うなんか今までとはずいぶん毛色の違うDLCについて少し。殆どSteamの記事の翻訳です。
UPDATE 1.5
完全版のChangelogはこちら
本、本棚と飾り付きのドア
Vanilla Books Expandedのそれと似た性質の"本"と"本棚"、あと地味に2人掛けソファも追加されるみたいです。ただ、本の入手はクエスト報酬 or 交易しか無いようですね。
またドアの方ですが「実装の上で多少手間が掛かった」との事で、アプローチ次第ではMod追加品よりも安定した動作が望めるのではないでしょうか。
壁掛けランプと投光器、そして隠し配線!
バニラでは地味に不便だった光源&配線周りがようやく改善されるらしい。
壁掛けランプは通常のランプ類より少しだけ光量が少ない様で、光源処理の負荷が無視できないRimworldで設置量の増加につながるバランスはどうなんだ……?とは思いますが、公式実装である事でもう十分に有難いですね。
投光器の方は屋外設置用の強力な光源らしく、防壁構築型のコロニーでは重宝しそうですね。
隠し配線は爆発や火災のダメージを受け辛く、勿論の事、景観的にも有難い「バニラに欲しかったアレ」の代表格ですね。1.3とかで実装してくれよ
パフォーマンス改善
・ポーン(キャラクタ、動物)の描画が別スレッドで並行処理される?
ちょっと英語&機械弱者なので断言できないのですが、これはもしかして部分的なマルチスレッドへの対応の事でしょうか?
だとすればかなりの衝撃ですね、Tynanは(特に永住についてと言うよりはコロニー規模の面で)マルチスレッドによる処理上限の拡張には否定的だった筈……ここに来て急にデレたのか!?
これ以外にも、ポーンの描画を最適化していたり、室内の美しさの計算、アラート類の最適化(監視の為の処理かな?)に、家畜の餌捜索にも手直しが入るみたいです。
這いずり
ダウンしたポーンがずっとクネクネしながら衰弱していくのは見ていて辛い……そんな貴方に朗報です!
ダウン時の行動に「這いずり」が加わり、負傷者が脅威から逃げたり、休憩場所を目指して移動したりするようになります。
「ダウンした味方を救助したいけど前線に近すぎて救護班を出せない」みたいな状況も減りそうですね。
持ち物に特性が反映される
入植者作成時、持ち物欄に特性(Traits)関連の物品が含まれるようになりました。……以上。
メカノイドの調整
メカノイドが水場(湖や海)から出現するようになります。
……えぇ?
義顎の追加と臓器腐敗症(?)
顎が吹っ飛んでもバニラで回復できるようになったよ!やったね!
と思ったら、新たな病気の追加です。何やら低確率で臓器が腐るようになる(?)らしい。
「鉱脈をまとめて採掘」の追加
Allow Toolでおなじみのアレです。こちらは指定時に鉱脈の全体像を把握できない様なので、チート感は薄いかも?
部屋全体を掃除
これまでは汚れ毎の指定でしたが、この度晴れて「部屋を掃除」と言う指令が出せるようになります。
普通に便利、便利ではあるんですが、掃除回りは大幅な仕様変更をしない限り不便なままな気もしますね。修理や消火と同じエリア指定しか出来ないので……
ここから先は半分くらい箇条書きで
ゲームオーバー時の選択肢の追加
ゲームオーバー後、同じマップに新規作成した入植者1~6名を送り込めるようになります。地味にうれしい奴。
マップ上検索機能の追加
画面右下に虫眼鏡アイコンが追加され、アイテムや建築物、敵対者なんかを検索できるようになります。
「穢れた衣服」の外見変化
死体の着用していた衣服は他に比べて黒ずんだような色合いになります、分かりやすいね!
UIの改良
・ポートレート上のムード表示が分かりやすくなります。
・大きくズームアウトした時にポーンがハイライトされるようになります。
・囚人管理や健康状態管理のタブが再設計されます。
新規グラフィック
・武器デザインの追加と改良
・成長途中の作物に対応したグラフィックの追加
・葉の無い状態の植物に対応したグラフィックの追加
その他
・「床/壁を磨く」命令を、床材/建築タブに分けて配置
・泡消火器の自動再設置オプションを追加
・「トレーダーを帰す」オプションを追加
・動物の咀嚼時SFXの追加
・psychic shock lances, psychic insanity lances, psychic animal pulsersの起動SFXの追加
・近接・射撃攻撃のヒットアニメーションの追加、改良
などなど……
新DLC「Anomaly」
Anomalyってなんぞや
なんかいろんな要素が書かれてて面倒くさいんですが、纏めると
ホラーなイベントやらMobやら探索用マップ(遺跡みたいな)やらが追加され、関連技術がコロニー内でも運用できるようになる。
らしい。生命の輝きくんみたいなクリーチャーやゾンビから新種の機械生命?まで色々追加される他、敵対勢力として新たに「狂信者」が追加。
しかもこのDLC、Tynanによれば
"I wanted to give players new kinds of emotions they haven’t encountered before in RimWorld. (中略) - dread, psychological tension, suspicion and mystery. The horror theme unlocks a new emotional landscape for us to explore.
(CabinとThe Monster Lab見たけど面白かったわ的な話)
It was important to me that this not just be a collection of monsters to shoot at, because the base game already generates those feelings of combat tension and I wanted something new. So we made sure to design the new threats to follow the arc of classic horror stories: The protagonists encounter a mystery, then realize it’s a threat, and try to survive while they learn more about it, slowly building advantage before they try to turn the tables. It’s a very RimWorld kind of chaos when several of these things are happening at once with different threats."
長いので3行に纏めると
「Rimworldに新たなフレーバー、恐怖が仲間入りするよ!これはストーリー仕立てで体験できる謎解きとRimworld的な諸々の合わせ技、ただのMob追加とか襲撃バリエーションの追加には留まらないよ!」
だそうで。
Q. Rimworldはサバイバルホラー管理シムになるのか?
A. 多分なる
説明を読む限り、追加される襲撃系イベントには「モノリス」と言うのが出現する必要が有るらしい。で、同時にこの襲撃に対処する為に新たな探索要素や研究を進める必要が生じる。また
とある事から、アルコネクサスの様な勝利条件の追加も含まれる事が伺える。
これに加えて、ポーンの処理がマルチスレッド対応になっていたり、人間関係の保存形式を改善して(詳しくは分からないが)セーブデータの肥大化を回避するような変更がされたりと、1.5はそのチェンジログからして半永住コロニー等の中長期のプレイングを重視したアップデートと思われる。
これらの情報から、今回のアップデート、DLCにより、Rimworldは新たなプレイスタイル――脱出では無く、追加要素からなる世界を探索するような体験を提供する事に重きを置いているのではないだろうか。
めっちゃ面白そうなので絶対買います。