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クイックシルバー(1985)

若かりし日のケヴィン・ベーコンが目当てで鑑賞。
1991年生まれの私、小学2年生?4年生?の頃に初めて好きになった「画面上の人」がケヴィン・ベーコンでした。『トレマーズ』で。
今でも大好きな人。

どんな話だったか(ネタバレあり)

株取引で全財産と両親の貯金まで全部すっちゃったケヴィン・ベーコンが、傷心しつつ立ち直ってチャリこいで日銭を稼ぐ話。ヒロインも出てくるけど恋愛要素薄め。悪役も出てくるけど主題になりきれていない。爆イケなケヴィン・ベーコンが観られて、80年代の景気いい音楽が聞けるいい映画。

雑な感想

- 80年代のバブリーな雰囲気が良かった。牧歌的ですらある。自転車でごみごみした街を疾走するシーンは(交通法規フル無視、ノーヘル的な意味で)かなりスリリング。令和的な感覚だとクサいな〜と思う演出も多々ありますが、それも良し。85年だもんね。

- お目当てのケヴィン・ベーコン様。冒頭、ピッタリなオールバックに変な口ヒゲ、ヒョロヒョロのスーツでズッコケちゃうんだけど、安心して下さい、10分もすれば爆イケになります。トレマーズの頃より細身かな・・・? お顔ツルツル、ロン毛が良すぎて眼福でした。爆イケなケヴィン・ベーコン様が観たいというニーズに完璧に応えてくれます。ファッションも良かった。恋愛要素もちょっとはあるんだけど、ラブシーンはほぼ無し。ヒロインは全員バブリーでケバケバなんだけど、恋愛あんまりしてないし、気にならず。

- ライバル的な存在でローレンス・フィッシュバーンが出てくるんだけど、もうちょっと彼を輝かせてほしかった・・・!! この映画サスペンス要素があるんだけど青春に全振りすればよかったのになと思う部分が結構あった。

- ベタベタなところで80年代みたいな曲が入ってきて、それが結構気持ちよかった。音楽は青春って感じなんだけど、悪役が結構陰湿で動機もよくわかんなくて(利益のない粘着をするタイプ)そこが残念というかあんま好きじゃなかった。

- 株取引で全財産失ってメッセンジャーで日銭を稼ぐのを良しとしてるケヴィン・ベーコンと、日銭を稼ぐしかない「持たざる者たち」の対比が描かれてて、最後は「やりたいこととか夢とかあったほうがいいし、ちょっと頑張ってでも手堅い仕事したほうが良いよね。頑張ろう」みたいなラストだったかな。


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