ボラリーグ★こうほく2023
今年度もボラリーグを開催!
ボラリーグ☆こうほくとは、港北区在住・在学の学生を対象としたボランティア体験です。
昨年度は子育てサロン・つどいの広場のみでの活動でしたが、加えて保育園・高齢者施設も受け入れ可能となり、多くの場所で活動することができました。
参加者数は40人、延べ活動数は73回となりました。
7月22日に開催したオリエンテーションでは、どろっぷのインターン生が準備から当日の進行まで中心となり行い、保育園の園長先生より”子どもとの接し方”や”ボランティアとして参加する上での心構え”などを話していただきました。
園長先生からの手遊びの紹介や簡単なゲームを行い交流したことで、活動を楽しみに迎えられるオリエンテーションとなりました。
猛暑や悪天候にも負けない笑顔のチカラ
今年は猛暑であったため熱中症警戒アラートも発令されていたり、台風の影響で天候が不安定だったりと直前まで活動の判断に迷うこともありました。受け入れ団体と連絡をとり相談し、学生へ連絡をしながら進めていきました。
スタッフも学生の活動に同行し、コロナ禍もあり伺いたくても伺えずにいた活動先に学生と一緒に行くことができました。実際に足を運ぶことで場の雰囲気を知ることができ、スタッフにとっても場を知れる貴重な機会となりました。また、学生が入ることで子どもが楽しそうに笑顔で遊んでいて、さらにその親や運営スタッフなど関わる周りの人をも笑顔にしてくれる力を感じました。
活動を終えた学生からは、
「保育園でボランティアをしてみて想像の何倍も大変な仕事だと感じました。同時に子どもの個性を知り、一人一人のことを考えて接することの大切さも感じました。」
「人の笑顔をみて、自分はとても幸せを感じました。人の笑顔は誰かを幸せにするということに気づきました。」
という感想がありました。
楽しかったという感想だけではなく、子どもの個性を感じたり、笑顔の大切さに気づけたりと短い活動の中でもしっかりと感じて学んでくれていたことを嬉しく感じました。
受け入れ団体の優しさに感謝
受け入れ団体からも、
「加減のない子どもたち相手に全力で遊んでいただきありがとうございました。子どもたちは『お兄さんカッコイイ!』と遊んでくれて感謝していました。」
「子どもに関わってくれたことで、親にとっても嬉しい時間になったと思います。また遊びにきてくださいね。」
と学生に対してコメントをいただき、とても丁寧に温かく受け入れてくださったことを改めて感じました。
また、子どもたちにとって憧れるお兄さん、お姉さんの存在の大切さも感じることができました。
受け入れ団体の皆様、大変ありがとうございました。
今回、担当として準備から進めてきて、学生と受け入れ団体との対話や活動の見守りなど反省点もたくさんありました。
しかし、学生がボランティア活動で地域にでていくことで、学生は自分の住んでいる地域のことを知り興味を持ち、子どもは学生に憧れを持ち、大人は学生の存在を改めて大切に思う。このような学生に地域を動かす力を感じ、学生ボランティアの大切さに改めて気づかされました。
今後も引き続き地域に関わってもらえるよう、地域の中で思う存分力を発揮してもらえるよう、今回学んだことを活かし、できることを拠点としても考えていきたいです。