「子どもがまんなか!」の繋がりを紡ぐ大切さ
こんにちは。
今回は、子育て家庭のためにどろっぷや地域の活動の中で、一翼を担ってくださっている皆さんへの感謝の意を込めて、地域の皆さんによる活動をご紹介させていただきます。
小学生企画・レジンクラフトでキーホルダー作成体験
8月5日に、どろっぷ(大倉山)で夏休み小学生企画を開催しました。
今年は地域で活動されている磯部さんとのご縁があり、「レジンクラフト」でキーホルダー作りを体験しました。当日は11名の小学生が参加してくれて、数年間、なかなか会えていなかった子どもたちとの再会に、会場では「大きくなったね~」「元気だった!?」などの声がたくさん挙がっていました。
まずは、材料や道具の説明を聞くところから、みんなの目は真剣そのもの。目をキラキラさせながら、たくさんのパーツの中から、自分のお気に入りのパーツを探していくところに一番時間をかけていた子が多かったように思います。
ぷち・ボラリーグで来てくれていた中学生に手伝ってもらいながら、世界に一つだけのキーホルダーを完成させた時には、「やっとできた~!」という声が挙がり、喜びを噛みしめている様子でした♪
後日、保護者の方から「自分にプレゼントしてもらった」「机の中に大切にしまってあります」などの声を聞かせてもらい、子どもたちの更なる成長を一緒に喜び合えたことが本当に嬉しかったです。
今後も、乳幼児期をどろっぷで過ごし、卒業していった世代の子どもたちが戻ってこられる場を積極的に企画していきたいと思いました。
また、今度の企画会議には、小学生にも一緒に入ってもらい、利用者親子、ボランティア等とも交流できるような企画を一緒に創っていけたらいいな…と、夢が膨らみましたし、子どもたちがこんな風に地域で育つんだという姿を利用者親子とも感じながら、その繋がりや循環を大事にしていきたいと感じました!
港北区で、何かしたい!って人集まれ!「どろっぷみらいカフェ」と「DOORS」が始動!
ここ数年間で、30歳代~40歳代の利用家庭や地域住民から、どろっぷ(港北区子育て支援拠点)や地域remix(認定NPO法人びーのびーの)などにボランティア、プロボノ活動の要望が一気に高まりました!
とても嬉しいことです。先行き不透明な時代だからこそ、未来ある子どもたちのこれからを真剣に考えようという意識の高まりかもしれません。
「どろっぷみらいカフェ」は、利用者とスタッフ一体となって、どろっぷの「みらい」を考え、自分たちのやりたいことを実現する場として始動しました。どろっぷ、どろっぷサテライトの両拠点で2~3か月に一度開催し、ひろばにいるみんなでアイディア付箋ワークという手法を通して、提案、改善点、困りごとや要望などの「みらいの種」を集めて、利用者みんなで具現化していきます。当日の開催内容や進行等も両拠点のコアメンバーが担ってくれていて、とても頼りになる存在です!
これまでの「どろっぷみらいカフェ」では、ひろばでの掲示物を分かりやすく設置したり、どろっぱ(父親の会合の場)主導で、子どもと一緒になって大胆に泥遊びや水遊びを楽しめる企画なども開催しました。
また、子どもたちが自己肯定感を育める環境を創っていきたいとの願いを伝えてくれたメンバーもいました。それにはまず、親自身が肯定感を高められる場を創りたいという想いから、自らがファシリテーターとなり、「私のイイね!」を企画・実施し、子どもとのエピソードや親自身が奮闘しながらも大事にしてきたこと等を語り合える場も創ってきました。
今もプログラム企画だけではなく、メンバーからも「それぞれにとっての居心地の良さってどんなことだろうか」「今よりももっと、気兼ねなくお互いに声をかけられる環境を創っていきたい」等の投げかけもあり、スタッフだけでは思いつかない様々な種を実現に向けて話し合っています。
「DOORS」は、どろっぷ(港北区子育て支援拠点)や地域remix(認定NPO法人びーのびーの)などで活動できるボランティア内容やコミュニティを一元化したリーフレットです。
どういう紙面にしたら手に取ってもらえるのか、また、少しでもわかりやすく発信するために、情報分野に長けたプロボノ活動をしているメンバーからもアドバイスをいただき、実際の作成にも携わってもらいました。
どろっぷやサテライト以外の関係各所でも周知していきたいと思っています。
ぜひ、皆さんのチカラを心よりお待ちしています!
子育て家庭のために一翼を担う大事な人たち
横浜子育てサポートシステム港北区支部として今年度初の『提供・両方会員予定者研修』が7月4日、5日、9日の3日間、新横浜にある伊藤研修センターで開催されました。連日40名近い参加があり、港北区としての提供・両方会員が24名増えました。
乳幼児の発達理解や学童期の現状、救命救急講習や地域の支援の状況把握など、3日間の講義や実技の内容は多岐に渡っています。
最終日は、実際に活動をされている先輩会員の経験談があり、参加者からは「子どもの発達段階の様々な関わりが学べて充実していた」「定年退職後に何か地域の役に立ちたい」「子育て中でも短時間なら関われそう」という感想も挙がっていました。
この時代に大事な子どもたちに寄り添い、登下校の送迎をしたり、預かって一緒に過ごすなど、手を差し伸べられる人たちが増えることは、子育て家庭にとっても地域にとってもどんなに有難いことでしょう。。
港北区支部の事務局スタッフとしては、研修を開催するたびに参加してくださる皆さんとの出会いを楽しみにしているとともに、申込受付から講師との内容調整や進行等にも心を込めて準備しています。
子育て支援サービスが増えてきたからこそ、サービスを家庭側にしっかり届けられる人を応援していくことが大事だと思っています。