『 ユベルーIya Exosoroetari Masse 』【遊戯王デッキ紹介】
はじめまして、Drop(@sibainup110)と申します。
遊戯王のプレイ歴は15年程ですが、昨年あたりからオフ会や交流会へ参加させていただいてます。そこで知り合った方や、他の方のデッキ紹介記事が面白くて自分も書いてみました。
(初めてなので暖かい目で見てやってください
(´・ω・`))
そんなわけで初めてのデッキ紹介はPHANTOM NIGHTMAREとザ・ヴァリュアブル・ブックEX4で強化された「ユベル」テーマを使った≪封印されしエクゾディア≫のデッキ紹介をさせていただこうと思います。
1.デッキレシピ
2.コンセプトとキーカード
このデッキのコンセプトは「相手に一切情報を与えずにエクゾディアを揃える」事です。
その方法としては、山札を≪機巧蛇-叢雲遠呂智≫や≪強欲で貪欲な壺≫の大量裏側除外で山札を空にした後に≪機巧牙-御神尊真神≫の破壊された時の効果で除外ゾーンからエクゾディアのパーツをデッキに戻してドローするというものになります。
裏側除外は非公開の情報なので相手視点だと「突然エクゾディアが揃って負けた!」となる訳です。
上記の動き自体は以前から可能で何度かデッキ構築に挑戦しましたが、大量の裏側除外を行う性質上ランダム要素が強く、除外されてしまったキーパーツの再利用や回収も難しいため、いわゆる「机上の空論」の域を出ないコンボでした。
しかし、PHANTOM DARKNESSの「ユベル」テーマの強化により追加されたとあるカードの登場により「机上の空論」はデッキへと昇華することとなります。
そのカードの名は≪マチュア・クロニクル≫ 。
注目したいのは②の効果のうち、カウンターを2個取り除き除外ゾーンからカードを加える効果。
この効果は裏側除外のカードを非公開のまま手札に加えることができるため、大量にカードを裏側除外するこのデッキでは実質的な万能サーチ札へと化けます。
今までにも裏側除外のカードを回収する手段はありましたが、有用なものは制限カードの≪原初の種≫ぐらいでした。
その点≪マチュア・クロニクル≫は後述の「ユベル」関係のカードからサーチができるため安定性があり、永続魔法なので毎ターン発動が狙え、発動条件も非常に緩いものとなっています。
このカードの登場により、≪マチュア・クロニクル≫で臨機応変にカードを回収しつつエクゾディアを揃えるコンボを狙うというデッキの基盤ができました。
3.初動について
前段で紹介した動きを実現するためにこのデッキでは、皆さんご存じ(多分)≪七精の解門≫又は≪暗黒の招来神≫から≪永遠の淑女 ベアトリーチェ≫を作る初動を採用しました。
基本となる展開方法は有名なので、ユベル関係のカードを絡めた展開を以下に乗せようと思います。
結果
盤面としては画像のように、
・ファントム・オブ・ユベルによる1妨害
・常世宇受賣長鳴による裏側除外からの機巧回収
・除外から任意の1枚サーチ
ができる状態になります。
初動の採用理由としては、
・初動札が多い (このデッキでは17枚)
・「ユベル」カードとの相性が良い。
・ベアトリーチェで≪機巧蛇-叢雲遠呂智≫と≪機巧牙-御神尊真神≫を除外から手札に加えることができる≪機巧鳥-常世宇受賣長鳴≫を墓地に送ることができる。
・≪機巧牙-御神尊真神≫を裏側守備表示で召喚すれば、墓地の≪破械神シュヤーマ≫の効果で破壊できる。
というのが主な理由です。
4.「ユベル」テーマのカード
≪マチュア・クロニクル≫を使うこのデッキの基盤となるテーマです。
戦線維持能力が高くエクゾディアを揃えるまでの隙をカバーしてくれる点もコンセプトとマッチしています。
そんなユベルテーマで採用しているカードを一部紹介します。
≪スピリット・オブ・ユベル≫はサーチ、防御、展開の3つをこなす優秀なカードでレベル10の攻守が0の悪魔族なので解門との相性も最高です。
そして今一番アツいユベル強化である≪ファントム・オブ・ユベル≫は強力な効果書き換えはもちろん、融合素材をデッキの下に戻しての融合なので各種裏側除外効果でデッキ内のユベルが除外されることが無い点、デッキの枚数調整ができる点など、かなりこのデッキと相性が良く、1ターンの召喚制限もないので≪マチュア・クロニクル≫のカウンターを乗せやすいところも嚙み合っています。
5.その他採用カード
・≪幻魔皇ラビエル-天界蹂躙拳≫
≪十種神鏡陣≫や≪七精の解門≫のコストとして優秀な他、場に残った≪機巧蛇-叢雲遠呂智≫を墓地に送ることで、再び効果を使えるようにしたりと見た目に反して小回りの利くカードです。
・≪破壊竜ガンドラ-ギガ・レイズ≫
このデッキの第2の切り札。大量除外により打点が跳ね上がるので、エクゾディアを揃えるのが難しい時などに一撃で決めきるモンスターとして採用しています。似たような能力を持つカードに≪紅蓮魔獣 ダ・イーザ≫がありますが、
・召喚権を温存できる
・アザレアの素材になれる
・墓地に送りたいカードをコストで切れる
以上の点で優っているためこちらを採用しています。
(入れ替え候補の≪ピリ・レイスの地図≫を≪暗黒の招来神≫等と共有できるのも優秀です。)
・≪黄金卿エルドリッチ≫
≪十種神鏡陣≫や≪七精の解門≫と相性が良く、除去も展開の補助もこなしてくれるカード。
また、≪七精の解門≫がある時に相手モンスターを全て裏守備にする≪闇の護封剣≫を墓地に送り、エルドリッチを出して、解門の効果で護封剣を使いまわすことで相手を裏守備で封殺するなんて動きもできます。このデッキは攻撃しなくても勝つ手段があるので相手の盤面が裏守備で埋まっててもなんの問題もありません。
・≪警衛バリケイドベルグ≫
フィールド魔法と永続魔法を破壊から守ってくれるカード。永続魔法である≪ナイトメア・ペイン≫との相性は抜群で、自身への攻撃をユベルへ誘導しつつ、永続魔法は効果で破壊させないという並びは非常に強力です。
・≪鎖龍蛇-スカルデット≫≪バウンドリンク≫
エクゾディアを揃える際の大量ドロー要因。
この組み合わせで合計8枚もの手札を交換できるため、≪十種神鏡陣≫等をデッキに戻しておく事で強引にエクゾディアを揃える事もできます。
6.おわりに
いかがでしたでしょうか。
個人的にはオフ会で使用した際にリアクションが良く、とても気に入ってるデッキです。
また、ガンドラやユベルの存在からエクゾディアを止められても戦えるので、初見殺しで終わらないところも使っていて楽しいです。
ちなみにデッキ名は『ユベル-いや、エクゾ揃えたりまっせ』です。ユベルの進化系っぽい名前にしてみたらこうなりました。
英語っぽくするとなんでもカッコよく見えますよね(当社比)。
一応ニューロンのリンクも貼るので、
よしなに…。
ここまでご覧いただきありがとうございました。それではまたの機会に。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ…👋
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?