【ポケポケ】最強の遺伝子エンブレムイベント1 SPを終えて ぴかーらいつもありがとう
お疲れ様でした。
前回がまあまあしんどかったので覚悟していたが、今回のイベントは早かった。ポケポケ関連の投稿は次弾まで休む予定だったが、イベントレポだけは残しておこうと思う。
使用デッキ
今回の5連勝では、「オコリザル」と「純ピカex」を使った。実際に5連勝したのはピカで、オコリザルは途中でぶん投げた。
オコリザル
最近初手マンキー確定型のオコリザルにハマっていて、暇な時の運試しで回している。
普通にやったらすぐ5連勝しちゃうしな(笑)というオゴリのもとオコリにいったところ、10戦やった時点で「ミュウツーex」と4回マッチ。この対面はガン不利中のガン不利で、「ラルトス」が「サカキ」で突っ込んでくるだけでもマンキーが死ぬ。
マンキー確定型は後詰めがカブトプスな都合で終盤打点が弱く、非exの「ミュウツー」で3ターンほど稼がれてボコボコにされた。世界はミュウツー。オコリザルがサカキ込みで非exミュウツーに10足りないのは陰謀。
純ピカex
というわけで、今回の本命。少し前まで「ライチュウ」採用のピカを使っていたのだが、最近はこの構築を使っている。
ライチュウや「ゼブライカ」採用の型はミラーに優位性があるが、ミュウツー対面に課題がある。非exミュウツーの裏から出てくる本命を倒せないので、基本的に1~2手ほど足りない。「リザードンex」を擁する炎exの台頭もあり、ピカは「レッドカード」の手札干渉込みで間に合わせる必要が出てきた。
レドカを1~2枚積みつつ、ゼブライカ型などへのカウンターになる「キズぐすり」も積むと進化ラインは邪魔になる。そのため、進化不採用の古典的な構築に戻ってきた。
ピカは上位の中だと微妙な立ち位置になりつつあるが、中堅以下には滅法強い上プレイ幅も広い。レートのような閉じたメタならばともかく、大会やランダム戦ならば未だにピカが群を抜いて丸い。
イベント仕様・環境
前回のイベントと違って、今回のマッチングはほぼ完全なランダムだったように思える。
前回は同ランク同士での試合だったためラスト20試合は上位の競り合いだったが、今回は中堅~下位デッキともマッチした。上位デッキを詰めている人間からすればイージーゲームとしか言いようがなく、苦い顔で下位デッキ対面を流して5連勝を達成。
オコリザルは10戦やって3連勝止まりだったが、ピカに持ち替えてからのバトル回数はたったの9回。一度4戦目で負けてからの5連勝で、まったく労力は要さなかった。ストレートで5連勝したプレイヤーも多く、上位デッキとそれ以外の差を実感させるイベントだったと言える。
前評判と実態のギャップ
今回のイベントは、前評判の時点で「運ゲーなのに連勝させるのはちょっと……」という声が多かった。自分もこれはおおむね同意であり、同型ミラーには読み合いという読み合いが発生しないことも多い。なので、ピカ・ミュウツー・炎の3強のみでぶつかるなら地獄のイベントだったと思う。
しかし、蓋を開けてみれば、上位デッキは全体の3割にも満たないレベルだった。「スターミーex」中心の水タイプや「フシギバナex」、使用難度の高い「バレット構築」など……。中堅デッキや発展途上デッキとのマッチが多く、運の介在しない試合がほとんどだった。
前回のようなミラーの連戦は無く、不利マッチの数も少ない。プレイヤーの練度もピンキリであり、連勝要求の割には簡単だった。
総括
今回のイベントは競技志向プレイヤーの苛烈な競争を想定していたように感じるが、実際はカジュアル層を競技層が捕食するようなメタになった。
ポケポケは、ポケモンブランドの大きさゆえにカジュアル層の比率が多い。この偏りをどの程度予期していたかは分かりかねるが、「誰でも少ない労力で金を狙える」という意味では前回より良い気もする。
ただ、今までの勝ちが1敗で相殺されるストレスはそれなりだった。「5連勝以外は無価値」という設計自体が問題で、泡となった勝ち越し分を考えると萎えるのも無理はない。
これからもエンブレムイベントは継続するのだろうが、ランクマやレートのような「勝ち越しを褒めてくれるコンテンツ」が無いと根気良くやるのは厳しいかもしれないと感じた。
以上