STEP 19. 赤外線画像解析
こんにちは、ドローンクエストのマサです。
この「ドローン外壁調査 実践マニュアル」では、
ドローン外壁調査を行うための過程を 全21 STEP で投稿していきます!
💡 初めてドローン外壁調査 実践マニュアル を閲覧される方は、こちらの記事を観てから順を追ってSTEPを進んでいただくとより理解しやすいです!☟☟
今回は赤外線画像解析の進め方についてお話していきます。
前回の可視光画像解析と切っても切れないものですので、スムーズに赤外線解析を進めていく為に「STEP 18. 可視画像解析」をチェックしてから進んでください☟☟
┃ 赤外線解析について
いよいよマニュアルも大詰め!赤外線解析まで来ました。
ドローンの外壁調査に興味のある方は、赤外線にも興味を持たれている方も多いと思います。しかし、赤外線の知識を身につけていないと解析できないと思いますのでしっかり勉強しましょう。
赤外線に関する民間資格等がありますが、できれば取得しておく事をオススメします。
ただ、
学んで免許を取得したからといって赤外線解析ができるのか?というとそこからの勉強がとても重要です。
知識を入れた状態でたくさんの赤外線画像を観たり、経験からわかるものもあります。建物の状況や撮影したときの天候やシチュエーションによって撮れる画像が違いますので注意して解析します。
┃ 赤外線画像解析
では赤外線解析とはどのようなものでしょうか?
撮影した赤外線画像はこちらですが
温度レンジを変化させると、
ちなみに可視光画像はこちらです。
可視光画像を観ただけではわからない温度変化を発見できるのが赤外線画像です。
💡赤外線解析で注意すること
温度変化している箇所がすべて不具合ではありません。
例えばこの2枚の画像の囲みは不具合箇所ではありません。
この2枚の白囲みは確かに温度が高く検出されているのですが、建物内部に火災を手動で発信できる発信機、電気設備があり熱を発しています。その熱を拾ってタイルまで伝わってきている状態です。
他にも反射や下地の状態、補修による温度変化など色々な要因での温度変化が観えます。
┃ 赤外線で重要な事
赤外線画像は劣化がわかるわけではありません。
。。。
どういう事?かというと「温度変化」を観ているのです。
なぜ温度変化があるのか?
から逆算してノイズ等を考慮し、不具合箇所を検出しています。
赤外線の理解が必要不可欠です。
僕は赤外線に関してはこのnoteで多くを語りません。
それはこの記事だけで、テキストだけでは語れない、
そして伝わらないだろうなと思っているからです。
間違った認識で、読んでくれているあなたに伝わってしまう場合がないとは言い切れない事を想定すると怖くてしかたありません。このドローン外壁調査実践マニュアルを書いている意味がなくなってしまうかもしれない、本末転倒になってしまっては手遅れです。。
赤外線調査に興味があり、やりたいなと考えている方は
💡 しっかりと各自で赤外線の勉強をしましょう!!
よろしくお願い致します!!
次回は解析した画像をまとめて、報告書を作成します。
誰が観てもわかる報告書にしましょう!
次のドローン外壁調査 実践マニュアルはSTEP 20. 【報告書の作成】です。
などなどを深堀りしていきます。
ドローンの上手な利用により、一般的にもドローンが日常生活に溶け込む未来が近づいています。その中で、ドローン外壁調査も普遍的に認知されるようになることを願っています!
ドローン外壁調査 実践マニュアル 残り2ステップ、引き続きよろしくお願い致します!!
⏰ 全 21 STEPを予定しております!
↓ ↓ 定期的に書いていきますのでSNSで記事更新を是非チェックしてください!
フォローもよろしくお願いします★
⌘ 取得免許 ⌘
一等無人航空機操縦士(限定解除マルチ)
赤外線建物診断技能師
第三級陸上特殊無線技士
第四級アマチュア無線技士
ドローンパイロット1級