STEP 4. ドローン飛行判断 環境確認
こんにちは、ドローンクエストのマサです。
この「ドローン外壁調査 実践マニュアル」では、
ドローン外壁調査を行うための過程を 全21 STEP で投稿していきます!
💡 初めてドローン外壁調査 実践マニュアル を閲覧される方は、必ずこちらの記事を観てから順を追ってSTEPを進んでください!☟☟
今回はドローン飛行判断 環境確認、と題して事前準備を進めて行く上で、まずは『案件を調べる』というお話していこうと思います。
STEP3.では「目的把握」のことを話したので次の項目「飛行・環境 確認」へ進みましょう!
目的把握の記事を読んでいない方は事前調査としての段階が必要なので、是非STEP3.を読んでから戻ってきてください📚
STEP 4. ここからは自分でチェックしていく話です。
ここからをしっかりチェックして施工を成功させるか、怠って失敗してしまうかの分かれ道なのでキーポイントです!!
事前準備は
【ドローン飛行 環境チェック】
↓
【ドローン飛行 立地チェック】
↓
【現場調査】
↓
【見積書作成】
↓
【調査計画書の作成】
↓
【施工スケジュールの作成】
↓
【道路使用許可の取得】
↓
【スムーズに施工するための対策】
と進んでいくので、順を追って紹介していきます。
では改めて環境 確認に入ってきます。
┃ そもそもドローン飛ばせるのか?
✅飛行環境チェック
まずは案件調査としてPCで、調査する建物がどこにあって、ドローンが飛ばせる環境か?をチェックしていきます。
■ DID地区かどうか?
僕は主に3パターンで調べています。
・統計地図 jSTAT MAP
・国土地理院
・ドローンフライトナビ
PCで確認するときは、統計地図 jSTAT MAP、国土地理院を使っていて、スマホでさっと確認したい時はドローンフライトナビを使っています。
ドローンフライトナビはいっしーさん(@1SSIE)が定期的にアプリを更新してくれていて、感覚的にすぐチェックできるので、スマホには是非インストールしておくことをオススメします。
赤く表示されている所がDID地区(人口密集地域)なのですが、東京は真っ赤っかですw
外壁調査はDID地区が多いので、飛行通報をしっかり行います。
というか業務飛行ですので、DID地区であろうが、非DID地区であろうが飛行通報は必須だと考えます。
■ DJIノーフライゾーンは大丈夫?
★僕は外壁調査ではDJI機を飛ばすので、今後の説明もDJI機で進めて行きます★
たまにDJI機を飛行させようとするとロックがかかって飛ばせない場所があります。主に空港、政府施設、軍事区域などのセキュリティが特に重視される地域などです。
チェック方法は『DJI FLYSAFE』です。
簡単になりますが記載していきます。しっかり確認したい場合は詳しく説明してくれている方々がいらっしゃるので是非そちらを観てください。
まずはアクセスして「GEO区域情報」で日本を選び飛ばす機体を選びます。
次に自分の飛行空域がノーフライゾーン内なのか外なのか確認します。
もしも範囲内だったらロック解除申請をする必要があります。
施工当日、簡単なチェックで飛行できる場合もありますが、僕は当日スムーズに飛行をしたいので、ノーフライゾーン範囲内だった場合は前もってロック解除申請を行っています。
DJIノーフライゾーンの解除申請方法もわかりやすく解説している方がいるので、気になる方はチェックしてみてください。
※ また政府施設、軍事区域がある場合はそちらにも飛行の確認をしましょう!
■ 近隣の空港をチェックする
DJIノーフライゾーンの空域に引っかかっているという時はこちらも必ず確認しましょう。意外になじみのない小規模な空港が近隣にあったりします。
近くに空港を見つけた時は飛行できる高度なのか?のチェックも必要です。
今回は羽田空港について調べてみましょう。
羽田空港の高度制限を観るためには「羽田空港高さ制限回答システム」という便利なサイトがあります。
使い方もわかりやすく書いてあるので、住所や建物名を入れて進めて行けば高さ制限がわかります。
例)葛西駅周辺の建物で調べてみましょう📚
下のほうにもドローン飛行についての注意書きもあります。
この3項目をチェックしておけば、環境確認は問題クリアです。
✅ また下記も補足知識として押さえておきましょう
地表面や水面から150m以上の高さがある建物は、物件から30m以内であれば飛行できます。150m以上の話なので高層ビルですね。このレベルの高さの点検はまれだと思いますが知識として入れておいて損はないかと思います💡
これで、環境確認は完了です!
初めは色々と手こずる事が多いですが、大切な環境チェックをしっかりこなしていきましょう ☝
いかがでしたか??
さあ、環境確認の次は『立地確認』です。
次のドローン外壁調査 実践マニュアルは事前準備に関する内容に入っていきます。STEP5【ドローン飛行判断 立地確認】です。
などなどを深堀りしていきます!
ドローンの上手な利用により、一般的にもドローンが日常生活に溶け込む未来が近づいています。その中で、ドローン外壁調査も普遍的に認知されるようになることを願っています!
STEP5.の投稿も是非観てくださいね!
⏰ 全 21 STEPを予定しております!
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