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STEP 2. ドローン外壁調査に必要なもの


こんにちは、ドローンクエストのマサです。

この「ドローン外壁調査 実践マニュアル」では文字通り、
ドローン外壁調査を行うための過程を 全21 STEP で投稿していきます!



今回はドローン外壁調査を行う際に必要なもの、と題してお話していこうと思います。

ドローン外壁調査は施工対象が建物ですから、小規模な建物から大規模な建物で必要な道具が違いますし、その案件のケースによって使用するドローンの機体も変わっていくので、一概には「絶対必要」とは言えませんがこれだけ揃えておけば一通りの施工はできますのでご自分の調査にあったものを揃えてください。

💡 初めてドローン外壁調査 実践マニュアル を閲覧される方は、必ずこちらの記事を観てから順を追ってSTEPを進んでください!☟☟


・ドローン外壁調査とは 
・外壁調査に必要なもの 👈いまココ❗
・外壁調査の段取り    
 ~ 事前準備 机上 編 ~   
 ~ 事前準備 現調 編 ~    
 ~ 事前準備 計画書類 編 ~    
 ~ 事前準備 施工書類 編 ~
・外壁調査事前準備まとめ
・外壁調査の撮影方法&注意点
・外壁調査画像解析・報告書作成


ではサクサク紹介していきます!

┃ドローン外壁調査 必要なもの ~道具~



■ 車 

道路使用許可が必要な案件だと、立入管理措置を行うので持ち物も増えます。最低限、ドローン機体だけで済む場合でもあらゆる案件の立地を考えても車は必要不可欠かと思います。


■ コーン&コーンバー,コーンベッド

主に立入管理措置をする際に必要です。外壁調査を行う際の安全を考えて使用します。



■ 立て看板

「ドローン飛行中」などを記載した立て看板を置くことで、歩行者に注意喚起を促します。また包括許可書や道路使用許可書も立て看板に入れておくことで周りに『しっかり許可を取ってドローンを飛ばしています』と認知してもらいます。



■ ヘルメット&サングラス

ヘルメットは必須ですが、サングラスは天候によって使わない時もあります。僕は太陽光に弱いほうなので、比較的着用していますし風から目を保護できます。

また僕は建物への反射に気付けるように偏光レンズが強いものは使用しません。偏光レンズのほうがドローンを目視で追いやすいのですが、太陽光が強い日や建物に日射が反射している場所などを飛行中に知っておきたいからです。



■ 作業着、ビブス、安全靴

ビブスも必須です。こちらもしっかり許可を取って飛行していると認知してもらうためです。飛行区域の住民の皆様に迷惑をかけないためにも準備でもあります。



■ SDカード&カードケース

撮影した写真を収める大切なものなので、ある程度しっかりしたSDカードを用意しましょう。



■ コンテナ、警棒

コンテナは折り畳みができて、タイヤが付いているものだとより使いやすいです。なんだかんだ荷物がかさばるので荷台などあれば移動しやすいです。



■ コードリール

1日かけての外壁調査の際は使ったバッテリーを再度充電しながら撮影を行うので、建物内にある電源をお借りすることがあります。

その際にMatrice300RTKなどのバッテリーステーションになると大きいのでコンセント近くに置いて充電できない事があったり、充電場所が撮影場所から遠い場合もあるので用意していると重宝します。



■ マスキングテープ、風速計、打診棒、クラックスケール、メジャーなど

撮影時に気になった箇所や目印にマスキングテープを貼る事があります。クラックが手に届く場所にある時はクラックスケールを使って、どれくらいのひび割れかをメモします。



■ ガバン、カラーペン、ボールペン

補助者はどこまで撮影をしたか、撮影に漏れがないかチェックしていきます。またスケジュール表の管理や飛行日誌の記載などにも役立ちます。



■ ランディングパッド

じゃり、砂の上ではドローンのローターが回ると、風圧で石や砂を巻きあげて大切なカメラや機体に傷がつく恐れがあるので、できるだけランディングパッドを使います。


細かく上げれば実際はまだまだありますが、この程度用意すると外壁調査はこなせます。

あとは用途にあわせたドローン(機体)があればOKです👌


これだけ揃えて気になる総額ですが、大体15万円程でした。

また、用途や季節によって

  • ハーネス

  • 手袋

  • Jackry

などがあれば最強ですね 💡


そして案件によっては不必要なものもあるので、定期的に使わないものはレンタルでも全然大丈夫だと思います。

道具のレンタルもたくさんありますし、
ドローンのレンタルは【ドロサツ!!】さんがあります。

ご自分の用途でレンタルもうまく使ってください!


┃ドローン外壁調査 他に必要なものは?!


ドローン外壁調査で他に必要なものは・・・

圧倒的な事前準備です!!

この事前準備なくして外壁調査はうまくいきません。
うまくできません。

絶対に失敗します。。。


・・・ということで

次のドローン外壁調査 実践マニュアルは事前準備に関する内容に入っていきます。STEP3【調査目的と調査範囲の明確化】です。


STEP3からは、そろそろ本題に入っていきます!
外壁調査事前準備 ~ 机上 編 ~


・何目的の外壁調査なのか?!
・お客様にファーストコンタクトで絶対に確認しなければいけない事
・自分自身で調べなければいけない事

などなどを深堀していきます!


ドローンの上手な利用により、一般的にもドローンが日常生活に溶け込む未来が近づいています。その中で、ドローン外壁調査も普遍的に認知されるようになることを願っています!




僕もワクワクして書いていきます!
STEP3.の投稿を楽しみにしていてくださいね!



⏰ 全 21 STEPを予定しております!

STEP 0. ドローン実践マニュアルに進む前に
STEP 1. ドローン外壁調査とは 
STEP 2. ドローン外壁調査に必要なもの 
STEP 3. 調査目的と調査範囲の明確化 👈 次はココ❗
STEP 4. ドローン飛行判断 環境確認
STEP 5. ドローン飛行判断 立地確認 
STEP 6 現場調査でのチェック項目 20選
STEP 7. なぜ重要?!事前準備&一覧
STEP 8. 見積書作成
STEP 9. 調査計画書の作成
STEP 10. 施工スケジュール表の作成
STEP 11. 道路使用許可の取得方法
STEP 12. スムーズに施工するための対策
STEP 13. 各自役割と注意点
STEP 14. 撮影前チェック項目
STEP 15. 施工 調査撮影(パイロットの心構え)
STEP 16. 不具合箇所の知識
STEP 17. 画像解析の進め方
STEP 18. 可視画像解析
STEP 19. 赤外線画像解析
STEP 20. 報告書の作成
STEP 21. ドローン外壁調査まとめ

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【 Xアカウント 】 マサ @ DroneQuest-ドローンクエスト

⌘ 取得免許 ⌘
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