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001 「ドローンには資格が必要」の闇

はじめまして、一般社団法人ドローン大学校 代表理事 名倉真悟(なくらしんご)と申します。2016年に「ドローン大学校」というドローンスクールを開校し、約9年間ドローンを主業にビジネスを続けてきました。そして今やニュースや新聞で毎日のようにドローンのことが話題になる時代になりました。しかし、あなたは実際にドローンが飛んでいるところを何回みたことがありますか?最近では「ドローンショー」の普及でエンタメとして見る機会はあっても、物流・点検・測量・警備などの目的で飛んでいるドローンを見たことはほとんどないでしょう。では、ニュースや新聞の記事は嘘なんでしょうか?じつは、そこには「誰もいわないドローン業界の闇」があるからです。そこに「ひかり」を当てるため、これまで1,000回以上セミナーを開催し、4,000人以上の方に真実を伝えてきましたが、もっと多くの方に「誰もいわないドローン業界の闇」を伝えたいと考え、このnoteをスタートしました。では「闇001」からはじめましょう・・・

001「ドローンには資格が必要」の闇

ドローンに関わる資格には、民間団体が発行する「民間資格」と、国土交通省が発行する「無人航空機操縦者技能証明書」の2種類があります。ザックリ説明すると「無人航空機操縦者技能証明書」には、マルチローター(翼がない)、飛行機、ヘリコプターの3種類の区分があり、さらに他人の上を飛行できる「一等」と、他人の上を飛行できない「二等」の2種類の区分があり、さらに25kg以上の機体を飛行、夜間飛行、目視外飛行(機体を見ないで飛行)したい場合は、それぞれの限定変更審査に合格する必要があります。これらそれぞれの「資格の闇」については、今後しっかり書きますが、今回は、そもそも資格は必要か?というお話をします。

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